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【憂国のモリアーティ】ジョン・H・ワトソンのキャラ性と能力・今後の展開

憂国のモリアーティ

2020年秋の新作アニメとして放送および配信中の「憂国のモリアーティ」ですが今回は第8話で登場し、シャーロック・ホームズの頼れる相棒として活躍してくれるジョン・H・ワトソン(以下は「ワトソン」と表記します)のキャラクター性や能力を紹介しながら今後の展開にも迫りたいと思います。

 

 

ジョン・H・ワトソンの本作品の中におけるキャラクター性

まずは本作品の中におけるジョン・H・ワトソン(以下は「ワトソン」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。

 

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アフガン戦争帰りの元軍医

家賃滞納を続けるシャーロックとそんな彼に対して我慢の限界が来てしてしまったハドソンさんに「ルームシェア」のアイディアが舞い降ります。
しかし面接に来るのは”売れない役者”や”ホームレスのお爺さん”など、まともに家賃を払えなさそうな人達ばかりです。

そんな中で最後に希望者として現れたのがワトソンであり、彼は「アフガン戦争に従軍していた経験を持つ元軍医」であることが判明します。

シャーロック「はーん、アフガン帰りの医者か」
ワトソン「何故それを・・・まだロクに自己紹介もしてないぞ!」
シャーロック「そんなもん聞かなくたって明らかじゃん」

彼のこうした前歴は本人の口からでなく実験に取り組みながら寝入ってしまっていたシャーロックが軽く推理することで明かされたのです。
シャーロックが”入居サービス”と称して教えてくれたワトソンに対しての推理結果が以下の通りとなります。

①倒れているシャーロックに躊躇なく触れて脈を取り、気道を確保した。 こうした行動は明らかに医術の心得のある者の動きだった。
②首や手首にある”強い日焼けの跡” ワトソンが訪れてきた時期のロンドンでは、彼のような焼け方はしない。
③ワトソンが着ているベストのポケット内に閉まっている時計 これは陸軍退役時に与えられる物である。
④軍医でも恩恵は11シリング程度の金額。 この程度の金額でなロンドンでのホテル住まいは厳しく”ルームシェア”を選ぶのが妥当とされる。

ここまで多くの推理理由を出したシャーロックに対して、ワトソンの方も驚きと同時に尊敬の眼差しで接するのでした。

シャーロック・ホームズの詳細は以下の記事をご覧ください。

【憂国のモリアーティ】シャーロック・ホームズのキャラ性と能力・今後の展開
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手持ちの杖は心因性によるもの?

シャーロックの名推理から「元軍医」であることを速攻で当てられたワトソンですが、それだけではなく彼自身が持っているに関しても指摘を受けます。

シャーロック「杖は捨てていい・・・俺が倒れてるのを見て、杖を放り投げて駆け寄ってくれただろ?君の後遺症は心因性のものだ」

ルームシェアを希望して訪れてきた時のワトソンは確かに杖を持っており、軍医として働いていた時期に赴いていたアフガン戦争は彼にとって本当に“地獄”でしかなかったのです。

ワトソン「参ったな・・・名推理だ!確かに僕はアフガン戦争帰り“元軍医”だ!」

お互いの“対応の速さ”“名推理”によりシャーロックのお眼鏡には叶ったものの、残る問題はやはりハドソンさんからの合格(入居許可)をもらえるか否かです。

 

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晴れてシャーロックのルームメイトに!

シャーロックからの「入居祝い」の提案により、ハドソンさんも含めた3人で外食に出かけます。
そしてシャーロックが一時的に席を外している間にワトソンの方からハドソンさんに対して彼のことを聞き始めた結果・・・

ハドソン「とにかく子供なんです、アイツは!」

そして彼の同居人になる者は”しっかりした者”でなければならないことも溢しますが、この後の騒動や事件の中でシャーロックの協力に尽力した結果、晴れて彼の同居人になることができました。

 

ジョン・H・ワトソンの能力

ここからはジョン・H・ワトソンの推理能力に迫りたいと思います。

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元軍医ならではの対応の速さ

ワトソンの特筆した能力といえば、やはり先にも触れた寝ているシャーロックと出会った時に見せた元軍医ならでは対応の速さでしょう。
この「対応の速さ」は今後にシャーロックの相棒として事件に挑んでいく中でも重要な要素となります。

 

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日記や小説のセンスも一流

シャーロックと出会ったばかりの時、自分の職業や杖のことに加えて「日記もつけている」ことを見破られています。

シャーロック「日記、書いてるんだろ?右手の爪にインクが詰まってるぜ」

確かにこれまで書いていたものの、ここ最近は筆が進まなくなって書けなくなり始めていると言います。
しかしハドソンさんも含めての外食中にシャーロックにかけられた「ドレッパー伯爵殺害容疑」無実を晴らした後に書き始めた日記による“書籍”が瞬く間に増刷される程の売り上げを記録したのです!

 

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シャーロックをヒーローに押し上げた功績!

ワトソンが日記として書いた書籍の爆発的な売り上げがキッカケとなり、シャーロック“殺人の容疑”から一気に“貴族の悪行を暴くヒーロー”押し上げてしまうのです!
さらに新聞記事の噂では「シャーロックのファンクラブ」まで出来上がっていた始末です。
自身にかけられた”濡れ衣”を解決させたシャーロック自身による名推理ぶりが評価されたわけですが、それもワトソンによって書かれた“日記”が書籍として出版されたことによって大勢の目に止まったからなのです。

 

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格闘術もお手の物!

アフガン戦争の中に身を置いていたとはいえ軍人でなく、あくまでも“軍医”とあったため、第8話で初登場した時点でワトソンに対して戦闘には不向きな印象を強く持たれた人も多かったかもしれませんが・・・そんなことはなく格闘術にも優れており、原作コミック版の方ではハドソンさんも一緒に訪れた夕食の席で格闘術においてもシャーロックとの心地よいコンビプレイを披露してくれました!

“根本的な強さ”として同じアフガン戦争の中でも常に戦場の中に身を置いて戦い続けていたセバスチャン・モラン大佐には敵うべくはありませんが、それでもシャーロックの相棒を務める面においては充分な戦闘能力と言えるでしょう。
先に挙げた日記による文才もかけ合わせると、まさに“文武両道”の言葉が当てはまるキャラクターではないでしょうか。

セバスチャン・モラン大佐の詳細は以下の記事をご覧ください。

【憂国のモリアーティ】セバスチャン・モラン大佐のキャラ性と能力・過去と今後の展開
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ハドソンさんからの信頼も厚い

夕食の席でシャーロックが一時的に席を外してハドソンさんと2人きりとなっている間に彼の人間性を質問すると、始めは悪口ばかり出てきますが本心では“ダメな弟”のように世話を焼きながら彼のことを強く心配していることを即座に見抜きます。

そうした会話も経た後に戻ってきたシャーロック「ドレッパー伯爵殺害容疑」をかけられてロンドン警視庁の警部を務めるジョージ・レストレードに捕まって連行されてしまったこともあり、ハドソンさんからも彼にかけられた”濡れ衣”を晴らすことを協力するように頼まれたのです。

これまでに来たルームシェア希望者があまりに問題多い人だったこともあり、ワトソンはハドソンさんからも「信頼できる人物」として認識されたわけです。
これまでに本作品の中で起きた殺人事件の真犯人を突き止めるためには確かにウィリアムシャーロックの持つ極めて優秀すぎる推理能力も重要ですが、時にはワトソンのような周囲の人たちからの“高い信頼性”も必要になってくることもあるのです。

 

ジョン・H・ワトソンが迎える今後の展開

シャーロックのルームメイトを希望して訪れてきたワトソンですが、さっそく彼絡みの事件や騒動に巻き込まれることになります。

 

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初事件の中で早くも衝突?

第8話でかけられた”濡れ衣”を晴らすため、仮釈放されたシャーロックとワトソンのコンビによる推理劇が第9話で革新に迫ります。

 

ドレッパー伯爵殺害」の真犯人を突き止めたシャーロックですが、この時にワトソンとの衝突が起きてしまうのです。
真犯人であるジェファーソン・ホープという男(アニメ版の方ではベルファー子爵のようにキャラ名が変更される可能性もあり得ますが・・・)の前で銃を向けるシャーロックですが、そんな彼の真後ろに立ちながら銃を向けるワトソン・・・

ワトソン「やめろ!君なら他の選択肢も見つけられるはずだ!銃を下ろせ、シャーロック!」

彼の必死の叫びも聞かずにシャーロックの方はそのまま銃の引き金を引いてしまいますが・・・

シャーロック「バーカ、殺すわけねーじゃん」

彼が撃ったのはジェファーソン自身でなく、彼の足元(もちろん玉も当てておりません)だったのです。

ワトソン「良かったー!本当に良かった!」

銃殺しなかったことにホッとした途端、シャーロックにすがりつくワトソンですが・・・この捜査こそが2人による初めての捜索であり、途中は色々と大変なこともあったものの、これがキッカケでウィリアムたちにも負けない名推理ぶりをファンや視聴者に対しても証明できることになります。

ベルファー子爵の詳細は以下の記事をご覧ください。

【憂国のモリアーティ】ベルファー子爵のキャラ性・原作との違いと結末
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その後も真犯人であるジェファーソンは殺害しないまま警察に引き渡すことでシャーロックにかけられた”濡れ衣”を晴らしますが、実はこの「ドレッパー伯爵殺害」を仕掛けていたのはウィリアム自身だったのです!
彼は第6話「ノアティック号事件」の中で初めて出会ったシャーロックの優秀すぎる推理力に惹かれたことによって「研究および試験」と称して彼の実力人間性を試すために起こされた事件と”濡れ衣”であることも判明します。

 

ワトソンによる文才に対しては予想外だったのでしょうが、自分たちワトソンが書いた日記によりシャーロックは大勢の人たちから「闇に”光”を照らす主人公」として持ち上げられることになります。
こうした結果もウィリアムたちモリアーティ家にとっては予想の範囲内であると同時にシャーロックとワトソンは彼らに予想以上の収穫をもたらすことになります。

ウィリアム(青年期)の詳細は以下の記事をご覧ください。

【憂国のモリアーティ】ウィリアム(青年期)の職業とキャラ性・能力と今後の展開
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シャーロックとのコンビプレイは今後も続く・・・

ワトソンとシャーロックによるコンビプレイは、もちろん今後も続いていく展開となります。

ヨーク駅から乗った列車の中でウィリアムたちと遭遇した中で殺人事件が勃発したことによりどちらが先に殺人犯を見つけられるか?」という形での勝負が始まる中でワトソンにも思いがけないアクシデントが襲いかかることになるのです・・・。

 

まとめ

今回はシャーロック・ホームズの頼れる相棒として登場したワトソンのキャラ性や能力を紹介しながら、今後に迎える展開についても少しだけ迫ってみました。

  1. アフガン戦争の中に身を置いていた”元軍医”である。
  2. ルームシェア希望者として訪れた途端にシャーロックによる優秀すぎる推理能力に惹かれていく。
  3. 移動中に使用している杖は心因性のものであった。
  4. “日記”による文才だけでなく、格闘術においてもそれなりの腕前を持つ。
  5. シャーロックが自身にかけられた”濡れ衣”を見事に晴らした過程や結果を日記として執筆した書籍により、彼を一躍「貴族の悪業を暴く”正義のヒーロー”」に格上げさせてしまう。

シャーロックと同様、ワトソンもまた歴史上でも有名な実在した人物をモデルとして作られたキャラクターですが、本作品の中でも今後もシャーロックの頼れる相棒キャラとして存分にサポートしていってほしいものですね。

 

   

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この記事を書いた人

アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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