『文豪ストレイドッグス』(以下文スト)に出てくる「福沢諭吉」は、武装探偵社の社長です。
一見不愛想で背中で語るタイプの社長に思われますが、寡黙ではありながらも言葉で人を動かす人情派。
本記事では、そんな掌握術に長けている文ストの福沢諭吉について、性格、異能力、強さなど、過去を含めて紹介します。

単行本21巻までのネタバレを含むから、アニメ派の方は気を付けてね!
福沢諭吉とは

出典:文豪ストレイドッグス
誕生日 | 1月10日 |
身長 | 186cm |
体重 | 71kg |
血液型 | B型 |
好きな物 | 猫、牛鍋、酒、平等 |
嫌いな物 | 封建制度 |
武装探偵社の社長である福沢諭吉は、和服を着こなしています。
肩まで伸ばした白髪、着物、言葉遣いも古風で「仮名遣い」です。
社員思いで福沢諭吉みたいな社長、上司がほしいと思う人も多いのではないかと思います。
福沢諭吉についてや、周辺の人間関係については『文豪ストレイドッグス(文スト)の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説』でまとめているため、合わせてご覧ください。

福沢諭吉の声優は小山力也さん
福沢諭吉の声優は、小山力也さんが勤めています。
小山力也さんはたくさんの人気キャラクターを演じている知名度も高い声優さんです。男性らしいエネルギッシュな力を感じる声の持ち主で、『24』のジャック・バウワーなどはまり役でした。
キアヌ・リーブス演じる『マトリックス』のネオ役吹き替えとしても知られています。
小山さんのお父様が力道山の大ファンだったということで「力動」と名付けようと思ったが、母・祖母に反対されたことで力也とつけられたそうです。
小山力也さんの代表作
- 『名探偵コナン』:毛利小五郎(2代目)
- 『血界戦線』:クラウス・V・ラインヘルツ
- 『バキ』:烈海王
福沢諭吉の異能力・強さを紹介

出典:文豪ストレイドッグス
福沢諭吉の異能力は武装探偵社の他の面々とは違い、ちょっと変わっています。
「社員にしか効果がない」そんな異能力です。
福沢諭吉の異能力は「人上人不造(ヒトノウエニヒトヲツクラズ)」
福沢諭吉の異能力は人上人不造(ヒトノウエニヒトヲツクラズ)で、「部下の異能力の出力を調整、制御」できるものです。ただし発動する条件があり、「探偵社の入社試験を突破し正式な部下となる」必要があります。
条件となる入社試験は、入社試験として厳正に行われるものである必要はありません。人を助けるために自分を犠牲にできるかなど、入社できる条件としてみることができれば、条件クリアとなります。
つまり、入社試験として行われたものでなくても、入社試験となるものなら修羅場で人を助けることでも合格です。
泉鏡花がヨコハマに墜落する白鯨からみんなを守りたいと、命をかけて軍曹の小型ヘリを白鯨に向かってぶつけた時、鏡花が死んだと思った敦は泣き崩れました。
しかし、命を懸けたことで福沢諭吉の「部下にしか聞かない異能力」が発揮され、夜叉白雪を制御、そして鏡花は助かりました。こんなとんでもない状況が入社試験となったわけですね。
鏡花については、『【文スト】泉鏡花の性格や異能力・強さ|かわいいところや過去・声優情報を紹介』で解説しているため合わせてご覧ください。

能力下にいる人物の生存も把握できる
すでに軍警につかまっていた福沢は、武装探偵社の社員の動きを詳しく知りませんでした。そのため、17巻の時点で猟犬の追跡により国木田が落下し自爆してから、生死が不明となっている状態です。
その情報アドバンテージを利用した福地桜痴は、「部下である国木田独歩が如何なったか知りたくはないか?」と問いかけ、部下を自首させるように告げます。
武装探偵社の次期社長である国木田の生死は気になる所だった思いますが、この際に福沢は国木田は生きていると断言し、「若し死んだのなら私にそれが感じ取れぬはずがない」とまで言っています。
部下の生死を異能力の効果で感じ取れるのかは不明ですが、ここまで断言しているのであれば、異能力の効果で「部下の生死が把握できる」と思っていいのではないでしょうか?
福沢諭吉は居合の達人
元々福沢諭吉は、政府直属の暗殺剣使いです。
狐剣士「銀狼」と知られ、特に裏社会では知らないものがいないほどの剣士でした。
また、福沢諭吉は剣術に優れ居合の達人であると共に、体術も達人の域にあるといわれています。
福沢諭吉の弟子「国木田独歩」は、福沢諭吉に対し1本もとることができなかったことも、福沢諭吉の強さを証明しています。
福沢諭吉の過去

出典:文豪ストレイドッグス
政府直属の剣客として名の通った福沢諭吉。
その過去に迫ってみたいと思います。
福沢諭吉は福地桜痴と同門
福沢諭吉は、政府系の武術流派を極めています。
特に体術や剣術の腕前はすさまじいです。
その福沢と同じ技…「一歩一拍子」を20巻で使用しているのが、福地桜痴です。
また、17巻では福沢を好いていたであろう、田舎の「きんちゃん」の存在まで知っているとなると、福地桜痴は古くからの付き合いとみていいでしょう。
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