『文豪ストレイドックス(通称:文スト』は、男性でも女性でもハマってしまう、激アツアクションと美麗イラストが特徴の異能力バトルアニメです。
文豪ストレイドッグスの主人公・中島敦を武装探偵社にスカウトした太宰治の相棒・国木田独歩も、人気キャラクターのひとりではないでしょうか。国木田独歩のメイン回もありますね。
今回は、文ストの国木田独歩について、異能力の独歩吟客、そして、性格や強さ、声優情報まで解説していきます。
アニメ第3期までのネタバレを含むので気を付けてね!
目次
国木田独歩(くにきだどっぽ)とは?
文豪ストレイドッグス(文スト)の国木田亜独歩は、異能力者ばかりの探偵社である「武装探偵社」の社員です。
主人公・中島敦からみると職場の先輩にあたりますね。
武装探偵社に入社した経緯ははっきりとしていませんが、前職は数学教師です。
国木田独歩のプロフィール
年齢 | 22歳 |
誕生日 | 8月30日 |
身長 | 189cm |
体重 | 78kg |
異能力 | 独歩吟客 |
スクエアタイプの眼鏡とひとつにまとめた長髪が特徴的な国木田独歩。
それから想像以上に高身長なのも特徴ですね。
福沢諭吉が186cm、太宰治が181cmなので、比較すると作中きっての高身長であることがわかるでしょう。
肌身離さず持ち歩いている「理想」と表紙に書かれている手帳は、国木田独歩にとってはオン・オフ関わらず必須アイテムです。
武装探偵社の探偵
文豪ストレイドッグスの「武装探偵社」はただの探偵社ではありません。
警察でも軍でも対応できないような危険な依頼を引き受け、「武装」と名乗っているとおり業務内容は荒事ばかりです。
そのため、武装探偵社社員の国木田独歩も、探偵社の社員らしい身なりはしているものの、異能力の独歩吟客や格闘術で切った張ったの大立ち回りばかりしています。
見た目はインテリ系だけどやってることはインテリ系じゃない!
現在の太宰治の相棒
武装探偵社では国木田独歩と太宰治は相棒という位置づけです。初登場時のように、ふたりで依頼にあたっていることも多いようです。
ポートマフィアの幹部だったという異色の経歴を持っている太宰治は、裏社会では元・相棒である中原中也と「双黒」として怖れていたという過去があります。
ポートマフィア幹部の中原中也とも引けを取らないと太宰治に認められたということもできますよね。
だとすると、国木田独歩の実力は相当なものだと言えるのではないでしょうか。
相棒ではあるんだけど……自殺未遂をした太宰治を追いかけているなど、面倒を見ている感も否めないよね。
前職は数学教師
国木田独歩の前職は数学教師だということが判明しています。
小学校教師なのか中学校教師なのかなど、詳しいことはわかりません。
ただ、前職について話題を振られたときは、飲んでいたコーヒーを吹き出して「俺の前職などどうでもいい!」と怒鳴り、さらに「昔の話だ。思い出したくもない」と言っていることから、教職にあまりいい記憶はなさそうです。
中島敦いわく「なんかすごく納得」」という前職だね
国木田独歩の声優は「細谷佳正」さん
文豪ストレイドッグスの国木田独歩を演じているのは細谷佳正さんです。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のオルガ・イツカ役、『半妖の夜叉姫』の麒麟丸役など、一癖も二癖もある役柄を見事に演じ切っています。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』については「機動戦士ガンダム 新世紀の見る順番 | 時系列や各作品のあらすじ」で、『半妖の夜叉姫』については「【半妖の夜叉姫】麒麟丸の強さや過去 、声優 | 人間関係についても紹介」でご紹介しているので、ぜひご覧ください。
国木田独歩の異能力は「独歩吟客」
国木田独歩の異能力は「独歩吟客」です。
実在の文豪である国木田独歩のペンネームが由来となっています。
もはや、国木田独歩のトレードマーク言っても過言ではない手帳に書いた言葉が具現化するというもの。
中島敦の入社試験では、「鉄線銃(ワイヤーガン)」と書いたページを破り捨てると、コンパクトなワイヤーガンが出現し、立てこもり犯になりきっている谷崎潤一郎から爆弾のスイッチを取り上げることに成功しています。
ちなみに、手帳より大きなものを具現化できないのが弱点だよ!
国木田独歩の強さ
国木田独歩は、異能力の独歩吟客に社長仕込みの体術を組み合わせて戦闘しています。
先程の中島敦の入社試験では、ワイヤーガンで谷崎潤一郎から爆弾のスイッチを取り上げた後、見事な体捌きで投げ飛ばしていましたね。
独歩吟客を発動させなくても、マフィア相手に体術だけで渡り合える程の実力です。
異能力の独歩吟客は汎用性がありますが、サイズによっては具現化できなかったり、発動までのタイムロスがあったりするため、体術でカバーしているとも言えるでしょう。
体術だけだったら、マフィアきっての体術使いと言われている中原中也とどっちが強いかな?
国木田独歩の性格
文豪ストレイドッグスでは、シリアスな表情からコミカルな表情まで見せてくれる国木田独歩。
視聴者にとっては、太宰治に手は出る足は出るのツッコミが印象づいているのではないでしょうか。
表向きはインテリながら、実は内側に熱いものを秘めている、そんな国木田独歩の性格についてご紹介します。
理想・現実主義者
国木田独歩のメイン回でもある第6話では、「俺の名前は国木田独歩。現実を行く理想主義者にして、理想を追う現実主義者」自分で言ってしまっているとおり、自他ともに認める理想主義者です。
あの「理想」の手帳にはスケジュールが書き込まれています。それも分単位で、です。
「太宰の馬鹿を相手にして1分を無駄にしてしまった」と言うことも…スケジュールひとつとっても、国木田が理想主義を貫いていることがうかがえます。
ただし、理想どおりにいかないと(主に太宰治に対して)怒り出します。
天然
見た目も言動も経歴もインテリな国木田独歩ですが、意外にも天然です。
「あまり神経質になりすぎると、シワが増えて老化が急速に進むそうだよ」と太宰治に言われたときは、「…!それは本当か?」と言いながら、大真面目にメモを取ってしまっています。
また、頭に眼鏡をかけたまま気付いていなかったことも…。ちなみに、このときは表情こそ普段どおりであるものの、動揺を隠しきれていませんでした。
インテリなのに天然のギャップが魅力だよね!
ツッコミ役
武装探偵社で個性的な同僚たちと過ごしているせいか、それとも生まれながらの気質なのかはわかりませんが、武装探偵社のツッコミ役となっています。
いつも振り回されている太宰治に対しては、四六時中突っ込んでいると言っても過言ではありません。
初登場でいきなり「いいよ。国木田君に30杯くらいおごらせよう!」という太宰治に「俺の金で太っ腹になるな、太宰!」とすかさず突っ込んでいますね。
視聴者にも「ツッコミ役だ」と印象付けられた瞬間でした。
情に厚い
武装探偵社の業務に私情を挟むことなく淡々とこなしている様子の国木田独歩ですが、実際は情に厚い性格をしています。
武装探偵社の業務ではじめて死者を出したときには、起き上がれないほど泣いたとも言っています。
現在でも、業務の犠牲者の墓参りを欠かすことはありません。
また、間接的にではあるものの、父親の死に関わってしまった田口六蔵の面倒をみていたり、武装探偵社の元同僚である田口花袋のことも気にかけていたり、根が優しいことは間違いありません。
国木田独歩の手帖の内容とは?
国木田独歩いわく――理想、この手帳には俺の全てが書き込まれている。予定・計画・目的、この手帳が、俺の未来の全てだ――だそう。
異能力・独歩吟客を発動させるために必要不可欠のアイテムですが、普段はほぼほぼシステム手帳と化している模様です。
「国木田君は予定表が好きだね~」と太宰治に言われると、すかさず「これは予定表ではない。我が人生の道標だ!」と言っていますね。
ちなみに、国木田独歩の手帳には理想の人生と理想の女性についても……出会いは4年後、結婚は6年後だそうです。
むしろ、女性の容姿でもなく性格でもなく、あえて出会うタイミングと結婚のタオミングなのかは謎です。
まとめ
文豪ストレイドッグス(文スト)の理想主義者・国木田独歩は、異能力の独歩吟客だけでなく体術も得意としている太宰治の現相棒です。
ですが、実は天然だったり、ツッコミ役だったり、情に厚かったり、とても人間味のある魅力的なキャラクターだといえるでしょう。
前職の数学教師から現職の武装探偵社の社員となったかは、アニメ(第1期~第3期)はもちろん、原作コミック、小説などでも明らかになっていないので、これからの展開に期待ですね。
コメント