『文豪ストレイドッグス』(以下文スト)にでてくる谷崎潤一郎は、舞踏探偵社の中では張り込みや聞き込みなど手代のような仕事をしています。
妹の谷崎ナオミも探偵社の1人。今回は谷崎潤一郎の性格、持っているい能力、強さ、さらに死亡しているかどうかなど紹介します。
単行本21巻までのネタバレがあるから気を付けてね!
目次
谷崎潤一郎とは
谷崎潤一郎は、一見するとナンパ男のような派手な感じですが、性格は温厚で怒ることはほぼありません。
武装探偵社のほかのメンバーと比較すると、一番まともな考え方を持っている人ではないかと思います。
谷崎潤一郎のプロフィール
年 齢 | 18歳 |
異能力 | 細雪 |
誕生日 | 7月24日 |
身長 | 174㎝ |
体重 | 59kg |
血液型 | A型 |
好きな物 | 鱧、中華料理、猫 |
嫌いな物 | 地震 |
入社前は学生だったことはわかっていますが、どのような経緯で武装探偵社に入ったかは不明です。武装探偵社の面々は普通の人とは違う思考回路を持っており、谷崎潤一郎は真面目、律儀、温和です。
中島敦が武装探偵社に入る際のテスト(中島敦には知らされていなかった)では、爆弾間を演じたものの、だましてしまったことに対し「失礼なことをしてしまった」と本気で謝る人の好さを見せていました。挑発的で目のやり場に困るようなスキンシップを見ると本当に血がつながっているのか?と思ってしまうほどです。
ただ、妹の谷崎はナオミの身に危険が及んだ際、今までの温和な雰囲気が嘘のように、ナオミに危害を加えた相手に殺意をむき出しにします。ナオミが一方的に過剰な愛情表現をしているように感じますが、谷崎のナオミに対する愛情も深いのです。
谷崎潤一郎についてや、周辺の人間関係については『文豪ストレイドッグス(文スト)の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説』でまとめているため、合わせてご覧ください。
谷崎潤一郎の声優は豊永利行さん
色々気になる展開でした…みなさま是非っ♪ https://t.co/MrTpGGdg0s
— 豊永利行 (@TossuiKUN) November 20, 2021
谷崎潤一郎の声優は、豊永利行さんが演じています。
俳優であり、シンガーソングライターでもあり、声優でもある器用な彼は、小さい頃から子役として活躍してきた経歴をお持ちです。ミュージカル テニスの王子様にも出演していました。
絶対音感を持っていることでも知られており、ドラムマニア(アーケード用ドラムシミュレーションゲーム)で全国7位にランクインしたことも。
声優は2002年 「ヨコハマ買い出し紀行-Quiet Country Cafe-」のタカヒロ役でデビューしました。ギターに読書、観劇など多趣味な方で、ドラム、歌のほか、ダンスや殺陣までこなします。
豊永年行さんの代表作
- テニスの王子様 葵剣太郎
- デュラララ!! 竜ヶ峰帝人
- ハイキュー!! 白布賢二郎
谷崎潤一郎の異能力・強さを紹介
谷崎潤一郎は武装探偵社の手代として働いており、ほかのメンバー同様、異能力を持っています。
その能力は暗殺に特化した能力です。
谷崎潤一郎の異能力は「細雪」
細雪は、異能力によって空間をスクリーンに変えて相手を錯乱させる能力です。自分の体に背後の風景を描いて消えたように見せたり、幻影を見せたりと、様々な活用方法があります。
実際に見えてはいないものの、見ている方からすると偽物の景色だとは思いません。なぜ自分がそこにいるのか、混乱、錯乱させるこの能力は、敵である黒蜥蜴の長である広津も「恐ろしく暗殺に向いている」といわれています。
谷崎潤一郎は暗殺に特化している
雪を降らせ、その雪をスクリーンにすることで幻影を映し出す潤一郎の力は、通常の映画の用に平面ではなく立体的です。平面であれば敵も見破るのが簡単ですが、幻影が立体的に映っているため偽物と見破るのは難しいでしょう。
自分、仲間、誰でも隠すことができるので防護の能力にも長けており、自分や仲間たちを隠すことができ、なおかつ相手に現実そのもののような幻影を見せるのですから、確かに恐ろしく暗殺にむいている異能力です。
作品の中では、潤一郎の異能力あってこその作戦が練られることもあり、武装探偵社になくてはならない存在ともいえます。
谷崎潤一郎とナオミとの関係性
潤一郎とナオミは兄妹ですが、兄妹とは思えないくらいに仲がよく、特にナオミは兄に対して挑発的で押しの強いスキンシップをしてきます。
その様子は周囲にひかれるほどで、この人たち本当に兄妹?と思わず疑ってしまうくらいです。
谷崎潤一郎は妹のためなら一線を超える
普段はナオミが潤一郎に対し一方的にスキンシップを求めているため、正直、潤一郎は嫌がっているんじゃないの?と思う人もいるでしょう。
しかし潤一郎は妹のためであれば躊躇なく一線を超えます。文ストの1巻でも、ポートマフィアに襲われたとき、兄をかばって背中一杯に銃弾を浴びた妹を見て、潤一郎は激しく動揺し早く治療しようと必死になっていました。
ポートマフィアに対し、「チンピラごときが ナオミを傷つけたね?」といいナオミを抱き上げるとすぐに「細雪」を発動しました。敦に避難するように言うと、激しい怒りの表情で「こいつは ボクが殺す」と歯ぎしりしています。
細雪で自分の幻影を見せると躊躇なくマフィアの首を絞め、芥川龍之介が来なければ締め上げ殺していたでしょう。
6巻では、ギルドとの戦いでナオミと春野が誘拐されそうになり、助けに入った潤一郎は「それがナオミの為なら、ボクは喜んで世界を焼く」といいつつ異能力で敵に対し全く関係のない貨物トラックをぶつけました。
ナオミと谷崎潤一郎については『【文スト】谷崎ナオミは兄妹じゃない?正体は?|異能力や死亡説・声優情報も紹介』で解説しているため合わせてご覧ください。
谷崎潤一郎が死亡している?死にかけ?
谷崎潤一郎はある期間、まったくと言っていいほど登場しない期間があります。
その直前に、谷崎潤一郎は武装探偵社の面々からは離れ、別行動をとっています。
谷崎潤一郎の行方や生死不明の真相を解説していきます。
谷崎潤一郎は行方不明の生死不明
《項(ページ)》の力により、武装探偵社が国家テロ犯扱いを受けた15巻で、国木田独歩・与謝野晶子・宮沢賢治・泉鏡花・谷崎潤一郎は5人で軍警から逃げ出します。
敦の助けに向かった泉鏡花はその場を離れますが、その後残った4人を追ってきた軍警最強の特殊部隊である猟犬と接敵。戦力差は猟犬のほうに軍配が上がっていたため、勝ち目のない戦いから仲間を護るために国木田が自爆特攻をかけて生死不明に陥ります。
すでに、国内のほぼすべてが武装探偵社の敵である状態でしたが、福沢社長の機転により、ポートマフィアの首領である森鴎外の助けが入ります。また、敦が協力を持ちかけたフィッツジェラルドの協力により、探偵社は猟犬に立ち向かっていきます。
しかし、正体不明の5人目「金属操作」の能力を持つ猟犬に追われたため、16巻時点で与謝野晶子・宮沢賢治・谷崎潤一郎はポートマフィアの協力の元3人でバラバラに逃走することに。
その後は、与謝野晶子や敦に視点が移るため、谷崎たちの生死は不明になります。
谷崎潤一郎の生存が確定
21巻で谷崎潤一郎はようやく姿を現します。生存が確定しました。
16巻以降まったく姿を見せていなかった谷崎潤一郎・宮沢賢治の2人は、細雪の能力で姿を隠して敦たちを驚かせようとしていました。しかし、泉鏡花に気配を悟られてしまい刀で一突きにされそうになってしまい…危うく死にかけるところでした。
谷崎潤一郎や宮沢賢治に続き、さらに、分断されていた国木田や福沢社長など探偵社の面々を乱歩さんが救い出したことで、あとは牢獄に自ら入った太宰がそろえば完全に武装探偵社の復活となります。
天人五衰との決戦に谷崎潤一郎は参加するのかな?いつも決戦時はサポートに回っているイメージだけど、派手な活躍が見たいよね♪
まとめ
谷崎潤一郎は武装探偵社にとって手代という立場で登場しますが、文ストになくてはならない存在です。
細雪の能力を駆使し、この先、どんな風に活躍していくのか、目が離せないですね。
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