『文豪ストレイドッグス』(以下文スト)に出てくる「与謝野晶子」は、武装探偵社の専属医です。
異能力「君死給勿」をもつ与謝野晶子について、異能力、強さ、過去など紹介します。

単行本21巻までのネタバレを含むから、アニメ派の方は注意だよ!
与謝野晶子とは

出典:文豪ストレイドッグス
与謝野晶子は武装探偵社の社員であり、専属医です。
戦闘で常に怪我を負ってくる社員はみな、与謝野晶子の治療を受けています。
与謝野晶子のプロフィール
年 齢 | 25歳 |
異能力 | 君死給勿 |
誕生日 | 12月7日 |
身長 | 166㎝ |
体重 | 52㎏ |
血液型 | O型 |
好きな物 | 花、和菓子、うなぎ、酒 |
嫌いな物 | 男尊女卑、弱い男 |
自分を「妾(アタシ)」といい、ボブカットで美しい黒髪に蝶の飾りをつけています。明治・大正時代、いわゆるハイカラな格好がよく似合う与謝野晶子は、クールな美女です。
おしとやかに見えますが、自分の意見をしっかりいえる、ザ・女流作家というイメージも合う女性ですね。
与謝野晶子や、その周辺の人間関係は『文豪ストレイドッグス(文スト)の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説』でまとめているため、合わせてご覧ください。

与謝野晶子の声優は嶋村侑さん

出典:Twitter
嶋村侑さんは元舞台女優でしたが、富野由悠季(日本のアニメーション監督)が目をつけ、2005年OVAの『リーンの翼』のヒロイン役で声優デビューしました。
幅広いジャンルをこなせる声優さんとして知られています。
アニメのほか、洋画吹き替えなども多数経験のある声優さんです。
嶋村侑さんの代表作
- 『Go!プリキュア』: 春野はるか,キュアフローラ
- 『新劇の巨人』: アニ・レオンハルト
- 『機動戦士ガンダムAGE』:ミレース・アロイ
与謝野晶子の異能力・強さを紹介

出典:文豪ストレイドッグス
与謝野晶子の異能力は「君死給勿(キミシニタモウコトナカレ)」です。
異能力の中でも特殊な能力である君死給勿について解説します。
与謝野晶子の異能力は「君死給勿(キミシニタモウコトナカレ」
与謝野晶子は、異能力の中でもかなり珍しい治癒系の異能を持っています。異能は「君死給勿(キミシニタモウコトナカレ)」といい、自分も他人も治療できます。
しかし、治療するためには「瀕死の重傷」でなくてはなりません。つまり、軽傷を治療する際にも、一旦「相手(もしくは自分)を瀕死の重傷にして」から君死給勿の能力で治療する必要があるのです。
武装探偵社では、治療する部屋から雄叫びともいえる悲鳴が響き渡ることから、「なるべく怪我をしないように」と注意しています。時には解体し、治療師、解体し…と繰り返すといいますから、確かに武装探偵社で怪我をしてはいけないといわれるのも分かります。
与謝野晶子の能力は、「どんなに重症でも生きてさえいれば全快できる」という能力で、かなり特殊です。
文ストの小説『文豪ストレイドッグス 55Minutes』では、太宰の血を抜いて仮死状態を作ることで「人間失格」(異能無効能力)をもった太宰治ですら治療しています。単行本でも、与謝野以外の探偵社員複数人を心拍停止状態にし、そこまら全員を一気に全快にまで治癒したこともあります。
治療と言えば、1対1で行われると思われがちですが、与謝野晶子は触れていなくとも周囲の瀕死の人間を全快できるということなのでしょう。
戦い続ける軍隊を作れる
森鴎外は、駄菓子屋の売り子をしていた幼い頃の与謝野晶子を見込み、軍に入れさせます。
どんな怪我でも一瞬でなしてしまう回復能力は、当初前線部隊の中では素晴らしいとほめたたえられ、「天使」とまで言われていました。
しかし、戦争が激化し、負傷する兵隊も多くなってきます。通常であればたとえ手、足が無くなるような重傷を負ってしまえば戦場を離れることとなりますが、そんな痛みや恐怖を味わっても、瀕死の重傷を置くことで健康体に戻ってしまいます。
そのため、「与謝野晶子の異能力が続く限り、また完全なる死亡とならなければ戦い続けなくてはならない軍隊」となってしまいます。
精神を摩耗していく兵隊を見ていられなかった与謝野晶子は、その現状に心を病んでしまいますが、不屈の精神を持つ兵士であれば間違いなく最強の軍隊を作り出せるでしょう。
味方にいれば非常に心強い存在ですが、敵であればかなり厄介な相手です。
与謝野晶子の過去

出典:文豪ストレイドッグス
武装探偵社の医師として活躍する与謝野晶子は、どのようにして武装探偵社に入社したのか、与謝野晶子の過去に迫ります。
与謝野晶子は森鴎外にスカウトされる

出典:文豪ストレイドッグス
少女の頃、与謝野晶子はその異能力「君死給勿」をもっていたことで、森鴎外がスカウトし軍医として働いていた過去があります。
負傷した兵士を治療しては戦場へ…と繰り返していました。
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