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【ダイの大冒険】ダイ(ディーノ)の正体・名前の由来を解説

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

2020年秋の新作アニメの中でも特に注目度の高かった「ドラゴンクエスト-ダイの大冒険-(新作アニメ版)」がついに放送開始されましたね!
そこで今回はデルムリン島でモンスターたちと仲良く暮らしながらも勇者を目指す主人公ダイの出生の秘密を紹介しながら、彼の名前の由来にも迫りたいと思います。

 

勇者ダイ出生の秘密 | ダイの父は竜騎将バラン

【ダイの大冒険】新作アニメ版ダイ出生の秘密と正体・名前の由来

出典:テレビアニメ「ダイの大冒険」公式サイト

まずは勇者ダイ(以下は「ダイ」と表記します)の出生までの経緯やデルムリン島へ漂流する過程までを辿りたいと思います。

 

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バランとダイの母ソアラの出会いから全てが始まる

まずは本作品の時代より15年前の時代に遡ります・・・。
15年前の時代では、ハドラーが魔王として世界を支配している時代であり、勇者アバンのパーティーが平和を取り戻すべく戦っておりました。

そして同じ頃、魔界では若かりし頃のバランがハドラーをも遥かに上回る強敵・冥竜王ヴェルザーと壮絶な死闘を繰り広げていたのです。
この戦いに勝利して人間界に戻れってこられたバランですが、瀕死で倒れている中で人間の女性であるソアラと出会い、2人はお互いに愛を深め合っていきます。
しかし皮肉にもソアラは世界の南端に位置するアルキード王国の王女だったのです。

それでもバランは城へと招かれ、ソアラとの仲もますます深まっていくものの、そうした状況を快く思わない家臣たちの手により追放されてしまいます。
城を出て雨が降りそそぐ中で1人で去ろうとするバランはソアラから止められます。

ソアラ「お願い、私を・・・いえ、私たちを置いていかないで!」
バラン「まさか!子供が?」

この時のソアラは既にバランとの血を引いた子供を身篭っており、その子こそが本作品の主人公となるダイなのです!

 

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ダイ(ディーノ)誕生!

2人は一緒にテランの山奥へ移り身を隠しながら生活する中でダイが生まれました。
バランは生まれてきた自分たちの子供に「ディーノ」と名付けます。
バランとソアラの間に生まれたため、ダイ(ディーノ)は“竜の騎士”人間、両方の血を引く混血児ということになります。

 

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故意による漂流

ダイ(ディーノ)が生まれてきてからも暫くは家族揃っての平穏に過ごすものの、そうした平穏な生活も長くは続かず、アルキード国王に居場所をかぎつけられると同時に自分たちが住んでいる小山の周りを大勢の兵士たちによって包囲されてしまいます!

バランからしてみれば包囲してきている兵士たちを簡単に全滅させることは出来るものの、この時はまだ彼自身が人間に対する恨みを抱いていなく「人間たちを殺してしまうわけにはいかないという気持ちによって1人で国王たちの前に出て降伏を宣言します。

バラン「降伏しよう。だが、ソアラと息子の安全を保障してくれ」
国王「いいだろう、魔物の子でもワシの孫だ。この国には置けんが、どこか異国の地にでも送ってやる」

こうしてお互いの交換条件が成立したと同時にバランは自らの意志で兵士たちに捕らえられ、一緒に連れ戻されたソアラも息子から引き離されます。
ダイ(ディーノ)はその直後にアルキード王国の船によってはるか遠くの方へと流されてしまうのです。

そうして漂流する船が流れ着いた場所こそが、魔王による邪悪な意思から解放された多くのモンスターたちが住んでいるデルムリン島でした。
その島に住む鬼面道士のブラスが流れ着いた船を発見すると同時に拾った赤ん坊に「ダイ」と名付けて育て始めます。

こうして「ドラゴンクエスト-ダイの大冒険-」の壮大な物語が幕を開けていくのです。

 

勇者ダイ、2つの名前の由来

ここからは実の父親であるバランが名付けた本名”ディーノ”と育ての親であるブラスによってつけられた“ダイ”という名前の由来に迫っていきます。

 

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「ディーノ」という本名の由来

テランの湖の中にある竜の神殿で出会った超竜軍団の軍団長バランの口から、自分こそが本当の父親であることを告げられます。

バラン「親が子供をどう扱おうと勝手のはず!」
レオナ「今、なんて言ったの?」
バラン「この子(ダイ)は私の息子だと言ったのだ。本当の名は・・・ディーノ!」

ポップが唱えた「重圧呪文(ベタン)」ですら足止め程度にしかならず、バラン自身が放つ竜闘気(ドラゴニックオーラ)で吹き飛ばされて倒れたダイに対してハッキリと告げるのです。

こうした“自分の出生や種族”の真実を知らされることはダイにとって戦いとはまた別の“大きな壁”となって立ち塞がり、悲しい試練や死闘の末に決着をつけます。
この時は両者ともに重傷を負いながらも紙一重の差でダイの勝利という結果でひとまずの決着をつけるのです。

その後も鬼岩城の襲撃や鋼の親衛隊など数々の戦闘をこなして、いよいよ大魔王バーンがいる「大魔宮(バーンパレス)」への潜入作戦が始まりますが、この時にまさかの親子による共同作戦および、大魔宮の中で待ち構えていたハドラーとの戦闘で共闘することになります。

バランをハドラーからの攻撃から庇って重傷を負ったダイはバランから「催眠呪文(ラリホーマ)」をかけられます。

バラン「ダイ・・・とてもいい名前だ。だが、私とソアラ(ダイの母親)がつけた名前も心の片隅で覚えておいてくれ」

そして自分がかけた「催眠呪文(ラリホーマ)」の効果によって眠る寸前となるダイに対して、自分たちが名付けた「ディーノ」という本名の由来を話します。

「ディーノ」とは、アルキード王国の言葉で“強い竜“」という意味があるらしいのです。
バラン自身が純粋な”竜の騎士”である上に冥竜王ヴェルザーとも壮絶なる死闘を繰り広げた故、自分の子供に”竜にちなんだ名前”をつけてしまうこともまた必然だったのではないでしょうか。

ちなみにまだ生まれたばかりでバランたちと一緒に暮している頃からダイ自身を寝かせるために利用されていた“ゆりかご”の側面にプレートがつけられております。
そのプレート内には「DINO(ディーノ)」とダイの本名がしっかりと刻まれていたのです。

 

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ブラスが「ダイ」と名付けた理由

ダイが大魔宮の中でバランと共闘する形でハドラーとの激戦を繰り広げている頃、デルムリン島にあるブラスの家でもダイの身を案じるかのような出来事が起こります。
棚の上から物が落ちてきて皿が割れた時、まだ赤ん坊だったダイを乗せていた“ゆりかご”を発見します。
そして異変を察して、すぐに駆けつけてきてくれたロモス兵たちにも、これが漂流して島に流れ着いてきた赤ん坊のダイを乗せていた物であることを話します。

側面にはやはりダイの本名が刻まれたプレートもついておりましたが、島に流れ着いて船が沈んだ影響によって半分以上が削れてしまっていたのです。
ブラスがそのプレートを初めて見た時には一文字目の「D」の文字しか見えない状態となっていました。

ブラス「ワシはこの『D』の文字を見て『ダイ』という名前をつけたんですじゃ」

バランやソアラとは全く面識のないブラスにとって自分が拾った赤ん坊の本名など知る由はなかったものの、せめて頭文字だけでも同じ名前の方が実の両親も喜ぶだろうという配慮によって名付けた名前でもあったのです。

実の父親と育ての親・・・種族も性質も全く違ってはいるものの、バランもブラスもダイ(ディーノ)のことを本当に大切に想っていたことを実感できますよね。

 

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勇者ダイの年齢

生まれたばかりの赤ん坊の頃からデルムリン島に漂流するまで、かなり波乱続きだったダイ(ディーノ)ですが、本編の中ではブラスに拾われて育てられ始めてから数年が経過しながら成長した姿となって初登場します。
この時点で12歳とされており、後に出会うことになる仲間たちよりも少しだけ年下ということになりますね。

 

 

まとめ

今回は主人公ダイ(ディーノ)の出生の秘密を辿りながら、2人の親から名づけられた”名前の由来”にも迫ってみました。

  1. ダイ(ディーノ)は竜の騎士(バラン)と人間(ソアラ)の間に生まれた混血児である。
  2. 生まれてきたばかりのダイ(ディーノ)が漂流させられたのはアルキード国王の故意によるものである。
  3. 実の父親であるバランは”竜”にちなんで「ディーノ」と名付けた。
  4. ブラスの方もまた”ゆりかご”についている欠けたプレートの頭文字にちなんで「ダイ」と名付けた。

ダイ(ディーノ)自身も、その出生の形や生まれた後の境遇により苦労した面もあるものの、両方の親から愛されていたことは確かであることを実感できるというものですね!

   

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この記事を書いた人

アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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