2020年秋の新作アニメの中でも特に注目度の高かった「ドラゴンクエスト-ダイの大冒険-(新作アニメ版)」がついに放送開始されましたね!
今回は第1話で主人公ダイの記念すべき(?)最初の敵として登場した、ニセ勇者ご一行様のキャラクター性や旧作アニメ版との違いも紹介していきます。
「ニセ勇者ご一行様」とは?
「ダイの大冒険」本編において、主人公ダイの記念すべき(?)最初の敵として現れた「勇者」の名を語りながら悪業の限りを尽くしているニセ勇者たち4人のパーティーで構成されている集団です。
主人公ダイの詳細は以下の記事をご覧ください。

ダイや邪悪な心から解放されたモンスターたちが平和に暮らしているデルムリン島に乗り込み、ゴメちゃんを拐って大儲けしてやろうと企む悪者集団ですが、各キャラクターが魔王軍の軍団長たちとは違う形で良い味を出しており、どこか憎みきれない面も合わせ持っているのです。
ちなみに各キャラクターのデザインや服装はゲーム版のドラクエシリーズでも屈指の人気を誇り続けている「ドラクエⅢ」の勇者(でろりん)・女僧侶(ずるぼん)・男魔法使い(まぞっほ)・男戦士(へろへろ)から取られています。
魔王軍の軍団長の詳細は以下の記事をご覧ください。

「ニセ勇者ご一行様」メンバー紹介
まずは「ニセ勇者ご一行様」のパーティーメンバーを簡単に紹介していきます。
でろりん(ニセ勇者)

出典:あにこ便
「勇者」の名を語りながら汚れ稼業を続けているパーティーの中でもリーダー的な存在です。
小さな子供(ダイ)を平気で傷つけることすら躊躇いもなく実行できてしまう程の残忍な性格です。
しかし、イオ系中級呪文である「イオラ」を使いこなせたり、まだ戦い慣れしていないダイを苦戦させる程の剣術の腕も持ち合わせているのです。
ずるぼん(僧侶)

出典:あにこ便
女僧侶の身なりをしていますが、本編の中で主に使用しているのは回復呪文ではなく、攻撃呪文の「真空呪文(バギ)」だったりします。
デルムリン島では、ゴメちゃんをダイから力づくで奪ってしまう上に”褒美”と称して「真空呪文(バギ)」を唱えて平気で傷つけてきます。
さらに戦闘中に自分たちが不利になると捕らえているゴメちゃんを人質にとって、ダイに攻撃をやめさせる行動に出ます。
まぞっほ(魔法使い)

出典:あにこ便
魔法使いの衣装に身を包んでいますが、決して見かけ倒しとは言い切れない程の攻撃呪文の使い手であり、主に「氷結呪文(ヒャド)」を得意としております。
実はかつて、大魔道士マトリフと共に同じ師匠の下に弟子入りして一緒に修行した経験もありますが、あまりの厳しさについていけなくなった末に途中で逃げ出してしまった過去も持っております。
へろへろ(戦士)

出典:あにこ便
戦士系の鎧に身を包んだ筋肉質な男で怪力の持ち主ではありますが、旧作アニメ版と同じく、新作アニメ版でもダイの持つ「魔法の筒」から召喚されたゴーレムの一撃でアッサリ倒されてしまいます。
「ニセ勇者ご一行様」の中では最も見せ場に恵まれなかったキャラクターと言えるでしょう。
新作アニメでの変更点の数々

出典:あにこ便
新作アニメ版のでろりん達は原作コミック版や旧作アニメ版とは異なり、ロモス王も乗船している形での“船上バトル”として、ダイのデビュー前の対戦相手となります。
こうした大きな変更によって、彼らの強さや能力、そして境遇などもかなり違うものに変わっていたのです!
でろりんが大幅にレベルアップ?
「ニセ勇者ご一行様」の中では最も高い実力を持っているでろりんですが、新作アニメ版ではダイとの船上バトルの中で「火炎呪文(メラ)」を連発して放ってきます。
さらにはダイとの剣での斬り合いの中で、彼が使っている鋼の剣を折ってしまう上に強烈な蹴り攻撃を喰らわせて、遠くの位置まで吹き飛ばしてしまうのです!
この辺りを見ただけでも、新作アニメ版ではでろりん自身が旧作の頃に比べて少なからず強くなっていることが分かると思います。
ずるぼんが拷問を受けずに済む
原作コミック版や旧作アニメ版では、ダイからの尋問の中でオオアリクイによる“くすぐり地獄”の拷問に耐えられなくなったずるぼんが仲間たちの居場所や弱点などを吐いてしまいます。
しかし新作アニメ版では船上でのバトルとなり、ダイがロモス王国まで行かなかったために尋問や拷問を受けずに済んだのです。
まぞっほが第1話から大奮闘!
クロコダイン編や大魔王バーンとの最終決戦の中で、でろりんやずるぼん以上に大きな活躍の場に恵まれることになるまぞっほですが、新作アニメ版では得意の「氷結呪文(ヒャド)」を唱える場面が増えたり、船上でダイと共に戦っているブラスに対して自ら戦いを挑んだりと、原作コミック版や旧作アニメ版以上に見せ場が増えます。
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