90年代に少年ジャンプで連載されていた「ドラゴンクエスト-ダイの大冒険-」新作アニメ放送日が目前に近づいて参りましたね。
そこで今回は本放送に先駆けて勇者ダイたちの前に立ちはだかり恐るべき強さや能力で苦しめてくる魔王軍6軍団長のメンバー紹介も兼ねてそれぞれのキャラクターが迎える今後の展開にも迫りたいと思います。
アバンの使徒は以下をご覧ください。
目次
「魔王軍」とは?
大魔王バーンが掌握し、元・大魔王であるハドラーを魔軍司令とするモンスターたちの軍勢であり、ダイたち「アバンの使徒」が倒すべき敵たちが集まっている集団です。
さらに魔王軍のモンスターたちは種類や性質によって6つの軍団に分けられています。
①百獣魔団 | 凶暴な獣モンスターたちが集まり、底知れぬ怪力を奮って人間たちを圧倒します。 (あばれ猿、ライオンヘッドなど) |
②妖魔士団 | 絶大な魔法力を誇る魔道士の集団です。 (悪魔神官、悪魔の目玉など) |
③不死騎団 | 死すら超越したゾンビ系モンスター達で構成された軍団です。 (地獄の騎士、腐った死体、ミイラ男など) |
④氷炎魔団 | 炎系や氷系モンスターで構成されており、敵を容赦なく焼き尽くしたり凍りつかせてしまいます。 (フレイム、氷河魔人など) |
⑤魔影軍団 | 大魔王からもらった魔気を生命力とした、感情や実体を持たないモンスターの軍団です。 (シャドー、さまよう鎧など) |
⑥超竜軍団 | モンスターの中でも”最強”とされているドラゴン系のみで構成されています。 (ドラゴン、オロチ系など) |
「魔王軍6大軍団長」メンバー紹介
ここからは魔軍司令ハドラーも含めた、魔王軍の6つの軍団を統括および指揮する軍団長のメンバーを紹介していきます。
魔軍司令ハドラー
かつて多くのモンスターたちを率いて世界征服を目論んだ大魔王であり、勇者によって倒されました。
しかし15年もの年月を経て大魔王バーンの力により復活を果たし、現在ではバーンの部下として6つの軍団を指揮する「魔軍司令」の座にいます。
ハドラーの詳細は以下の記事をご覧ください。
獣王クロコダイン
百獣魔団の軍団長であり、“獣王”の異名を持ちます。
その異名は決して伊達などではなく、その巨体とハドラーすらも超える力に加えて鋼のような硬さを誇る肉体まで持ち合わせています。
必殺技として繰り出される「獣王痛恨撃」はまさに“強烈”の一言であり、城内の壁やフレイザードによって召喚された炎魔塔すらも、その一撃で破壊されてしまうのです!
獣王クロコダインの詳細は以下の記事をご覧ください。
妖魔司教ザボエラ
妖魔士団の軍団長であり、自分の部下である「悪魔の目玉」を世界各地に配置して見張っております。
頭脳明晰なものの、その卑劣かつ狡猾な性格ゆえに戦場でも自分の手は汚さず、部下や他の軍団長を使って楽に手柄を奪おうとしてきます。
魔剣戦士ヒュンケル
アバンの一番弟子でありながらも不死騎団の軍団長として初登場し、ダイたちの敵として現れます。
戦士のため魔法は使えませんが、剣術の天才な上にミストバーンから授けられた暗黒闘気「闘魔傀儡掌」で相手の動きを止めてから繰り出される剣の必殺技「ブラッディースクライド」を併せた戦法を得意とします。
ヒュンケルの詳細は以下の記事をご覧ください。
氷炎将軍フレイザード
氷炎魔団の軍団長であり、炎(左半身)と氷(右半身)を併せ持った身体の如く、両方を駆使して戦地を制圧していきます。
ちなみに彼はハドラーの禁呪法によって生み出された存在であり、当時の彼の中にある”残酷さ”や”虚栄心”も見事に受け継いでいます。
フレイザードの詳細は以下の記事をご覧ください。
魔影参謀ミストバーン
魔影軍団の軍団長であると同時に大魔王バーン直属の参謀役でもあります。
同じ魔王軍の者た力は「一度口を閉したら数十年は開かない」とまで言われるほどの寡黙な上、その素顔を見た者もいないのですが、それには彼自身がバーン自身に関わる重大な要素を併せ持っているためです。
竜騎将バラン
超竜軍団の軍団長で鬼神の如き強さを持っており、その凄まじい強さによって6大団長の中でも“最強”とまで言われております。
実はダイとも重大な関係性にあり、強さだけでなく彼の存在そのものがダイにとって“大きな壁”となって立ちはだかることになります。
「魔王軍6大軍団長」が迎える今後の展開
ここからは、それぞれの軍団長たちが迎える今後の展開をあまりネタバレさせない程度に紹介していきます。
クロコダインとヒュンケルは仲間に!
獣王クロコダインと魔剣戦士ヒュンケルは二度にわたる戦闘を経た後、ダイたちの心強い仲間として大魔王バーンとの最終決戦まで一緒に戦ってくれるようになります。
最も惨めな結末を迎えるのはフレイザード?
クロコダインやヒュンケルとの戦いを終えた後にはレオナ姫救出のため、氷炎将軍フレイザードとの戦闘になります。
実力では勝てないことを悟ったフレイザードが禁呪法や自爆技を駆使して追い詰めたように見えたものの、その戦闘中にダイが習得した空烈斬と同時に完成させた「アバンストラッシュ」を喰らって敗北します。
この時に側から見ているミストバーンに助けを求めますが、無残にも踏み潰されることで事実上の死を迎えます・・・。
バランとは最も壮絶かつ悲しい死闘を繰り広げる!
ダイたちがフレイザードの後に戦うことになるバランですが、6大軍団長の中でも最強と謳われているだけにこれまでの敵とは比べものにならない強大な力や技を繰り出して恐怖のドン底に陥れてきます。
しかしバランにある本当の恐ろしさとは、彼もまたダイと同じ“竜の騎士”であることと、本人の口から告げられてくる、あまりにも衝撃的な事実にあるのです!
惨めな立場に落とされるものの最終決戦まで生き残るザボエラ
ザボエラの卑劣さや狡猾さは、ダイとポップが旅立った直後から発揮されます。
一度は魔の森で戦ったクロコダインに対して、あまりにも卑怯な作戦を持ちかけてくるのです。
そうした「自分の手は汚さない」という狡猾さが続いた報いを受けるが如く、魔王軍の中にも居場所を失ってしまう上、最終決戦の中では共に生き残り続けてきたミストバーンからも見放されてしまいます。
敵として最後まで残るのはミストバーン
フレイザード編から少しずつ戦場に出てくるようになるミストバーンですが、本格的に戦い始めるのはバラン編やロモス武術大会編より後となる鬼岩城編からとなります。
彼の身体には大魔王バーン自身にも関わる重要な秘密が隠されており、その素顔や強大な魔力を普段は隠しているのもバーンからの命令によるためでした。
まとめ
今回はダイたちの前に強大な敵として立ちはだかる魔王軍の6大軍団長のメンバー紹介も兼ねて、各キャラクターが迎える今後の展開や結末もあまりネタバレさせ過ぎない程度に触れてみました。
- クロコダインとヒュンケルは戦いを経てダイたちの仲間に加わって共に戦ってくれる。
- ハドラーによって生み出されたフレイザードは彼の悪い性格を受け継いでいる。
- バランはダイとの重大な関係性を持っている故に両者にとっても大きな壁として立ち塞がってくる。
- ザボエラは物語の進行と比例する形で魔王軍の中でも居場所を無くしてしまう存在に。
- 6大軍団長の中で最も恐ろしいのは大魔王バーンとも重要な関係性を持つミストバーンである。
ダイたちとの壮絶な死闘を見せてくれたハドラーや6大軍団長たちも新作アニメの美麗な映像で蘇ってきてくれたことが、まずは嬉しいですね。
新作アニメでは、あの名勝負の数々をどう描いてくれるのか期待は膨らむばかりです!
アバンの使徒は以下をご覧ください。
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