90年代に少年ジャンプで連載されていた「ドラゴンクエスト-ダイの大冒険-」の新作アニメ放送日が目前に近づいて参りましたね。
そこで今回は本放送に先駆けて勇者ダイを始めとした「アバンの使徒」メンバー紹介も兼ねながら各キャラクターが迎える今後の展開にも迫りたいと思います。
魔王軍6大軍団長は以下をご覧ください。
目次
「アバンの使徒」とは?
勇者の家庭教師であるアバン先生の弟子となって修行した者のことを指します。
彼の修行を最後までやり遂げた者には卒業の証として「アバンのしるし」と呼ばれる“輝聖石”がついているネックレスを授けられます。
アバン先生の詳細は以下の記事をご覧ください。
「アバンの使徒」メンバー紹介
まずは「アバンの使徒」メンバー紹介から始めたいと思います。
ダイ
本作品の主人公であり、勇者の少年です。
まだ赤ん坊だった頃に乗せられた船が漂流して、モンスターだけが住むデルムリン島に漂着したことにより、鬼面道士の老人・ブラスの手で育てられます。
15年もの年月を経て復活してしまった大魔王を倒して世界や島に平和を取り戻すべく、ポップと共に訪れてきたアバン先生に弟子入りします。
魔法よりも剣術の方に光るものがあり、わずか2日間で「アバン流刀殺法」のうち、2つもの技を習得してしまうのです。
「アバンの使徒」としては4番目の弟子に当たります。
(物語の後半までは「最後の弟子」という立ち位置が続いていました)
主人公ダイの詳細は以下の記事をご覧ください。
ポップ
田舎地方にある村ランカークスにある武器屋の息子であるものの、偶然訪れてきたアバン先生の強さに惹かれると同時に弟子入りしてしまった魔法使いの少年です。
物語の初期では厳しい課題を与えられるとすぐに諦めてしまったり、自分よりも強い敵の前ではすぐ逃げ出してしまうなど、臆病で情けない性格ばかりが目立ってしまいます。
しかし多くの仲間との出会いや軍団長たちとの戦いを繰り返しながら、誰からも頼られる仲間へと成長していきます。
「アバンの使徒」としては3番目の弟子に当たり、ダイと一緒に特訓を受けた期間もあります。
ポップの詳細は以下の記事をご覧ください。
マァム
ロモス地方にあるネイルの村に住む僧侶戦士の少女です。
男勝りな気の強い性格と聖母のような優しさを併せ持つキャラクターです。
かつてはアバンと共に大魔王ハドラー討伐を共に戦った両親の縁もあり、「アバンの使徒」としては2番目の弟子にあたります。
「ベホイミ」程度の回復呪文は自力で唱えられるものの、攻撃呪文においては卒業時にアバン先生から授けられた「魔弾銃」を使用することで使えるようになります。
マァムの詳細は以下の記事をご覧ください。
ヒュンケル
アバン先生による特訓を最初に受けたため、実質的に一番弟子であると同時に1人目の「アバンの使徒」です。
戦士のため魔法は使えませんが、ダイにも負けない剣術と必殺技に加え、ミストバーンから授けられた「暗黒闘気」で敵を圧倒します。
しかし初登場時は魔軍司令ハドラーが指揮する「不死騎団」の軍団長である上に“父の仇”も巡ることでダイたちの敵として現れます。
2度にわたる戦いの中で”父の仇”の真実を知って本当の正義に目覚めた後からはダイ一行に加わり、心強い味方として戦ってくれるようになります。
ヒュンケルの詳細は以下の記事をご覧ください。
レオナ
パプニカ王国の美し王女で大衆の前では王族らしい気品と威厳を見せる一方で、ダイやポップでも手を焼く程のおてんばぶりも発揮します。
自分の思ったことは隠さず相手に対して言い放ってしまうタイプですが、仲間たちにとってはそうした性格が救いになっているのです。
レオナの場合、アバン先生からの特訓を直接受けたわけではありませんが、大魔王バーンとの最終決戦の前にある理由と経緯によって5番目の「アバンの使徒」となります。
レオナ姫の詳細は以下の記事をご覧ください。
「アバンの使徒」が迎える今後の展開
ここからはダイたち「アバンの使徒」が”アバンのしるし”をもらって卒業してから迎える展開を、あまりネタバレさせ過ぎない程度に紹介していきます。
ダイ卒業後の展開
15年の年月を経て復活したハドラーが特訓中に現れたため、ダイの特訓は3日間のみで中断されてしまいます。
アバンを失った怒りによって覚醒した“竜の紋章”の力でハドラーを撃退した後はポップと共に大魔王バーン討伐の冒険へと旅立ちます。
その後も軍団長であるクロコダインやヒュンケルとの戦いの中で成長していき、フレイザード戦の中でアバン流刀殺法最後の技である「空烈斬」を習得したと共に本物の奥義「アバンストラッシュ」を完成させます。
しかし後のバラン編で“自分の出生”による真実を突きつけられる大きな壁にぶつかります!
ポップ卒業後の展開
ポップもダイと共に冒険へ旅立ちますが、マァムとの出会いや恋心がきっかけで少しずつ成長していきます。
そしてフレイザード編で出会う大魔道士マトリフの弟子となり(正確にはポップ自身のあまりの弱さ故に強制的に弟子入りさせられてしまうわけですが・・・)、アバン先生の時とは比べものにならない程の過酷な特訓を強いられた末、「ルーラ」や「ベギラマ」など多くの呪文を習得していきます。
さらに最終的にはマトリフ自身も恐れる極大呪文まで伝授され、最終決戦までダイにも負けない程に大活躍していきます。
マァム卒業後の展開
自分が生まれ育ったネイルの村で特訓と卒業を遂げたマァムはアバン先生から授けられた「魔弾銃」を駆使して魔の森に蔓延るモンスターたちを倒しながら村を守り続けていました。
しかし、ダイたちとの出会いをきっかけに仲間に加わり共に冒険の旅に出ます。
フレイザード編までは僧侶戦士として戦い続けるものの、レオナ救出後に「魔弾銃」が壊れてしまったことに加え、回復呪文でも彼女には敵わないことを悟り、武闘家への転職を決意します。
ロモスでの修行のために一度は戦線離脱しますが、後に開催される武術大会に出場する中でダイたちとの再会を果たします。
ヒュンケル卒業後の展開
父の仇をアバンと思い込んでいたヒュンケルは彼への復讐のために弟子入りして特訓を受けてきました。
卒業の時に”アバンのしるし”を受け取った矢先、彼に襲いかかりますが返り討ちに遭うと同時に川の中に落ちたところをミストバーンに拾われたことがきっかけで魔王軍に入ると同時に彼から「暗黒闘気」を伝授されたのです。
ダイとの決着を経た後のフレイザード編以降からは心強い味方として共に戦ってくれるようになりますが、バラン編では自分と同じロン・ベルク作による武器を持つ敵との出会いや戦いで苦戦を強いられます。
レオナ救出後の展開
レオナが正式に「アバンの使徒」となるのは最終決戦の目前のため、かなり終盤の時期となります。
そのためフレイザードに捕らえられてから、ダイたちによって救出された後の展開を紹介していきます。
自身が救われて祖国にも平和が戻ってからはダイやポップと共に武器探しの旅に出ます。
辿り着いた先のベンガーナやテランでは自分の得意とする回復呪文「ベホマ」で仲間たちの生命力を回復することが中心となり、この時は修行のために戦線離脱しているマァムの代役的な立ち位置とされます。
しかしバラン戦後にマトリフが持ってきてくれた「アバンの書」に記されている文章によって「王女である自分にしか出来ないこと」に気づきます。
そして彼女もまたパプニカに戻ってからはダイたち一行から離脱して、各国の王様を集めての世界会議を開きます。
ある意味では「アバンの使徒」の中でも、その立ち位置や活躍の仕方が最も変動するキャラクターであると思われます。
まとめ
今回は放送目前を控えた中で「アバンの使徒」メンバー紹介をしながら各キャラクターが迎える今後の展開にも触れてみました。
- ダイとポップはハドラー騒動で特訓を中断されたため、あくまでも”仮免”の形による卒業となる。
- マァムは「アバンの使徒」の中で唯一、転職するキャラクター。
- ヒュンケルは自身の生い立ちや境遇により、始めはダイたちの敵として登場する。
- レオナが正式に「アバンの使徒」になるのは全編を通して、かなり終盤の時期となる。
今回はあくまでもメンバー紹介のため、卒業後の展開に関してはあまりネタバレさせないように書きましたが、本放送が実際に開始されてからは各キャラクターの能力や正体などについても作成していく予定です。
魔王軍6大軍団長は以下をご覧ください。
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