2020年秋の新作アニメの中でも特に注目度の高かった「ドラゴンクエスト-ダイの大冒険-(新作アニメ版)」がついに放送開始されましたね!
今回は第2話でレオナ姫を陥れ、主人公ダイとの激闘を披露した悪徳賢者コンビ・テムジンとバロンのキャラ性や能力を紹介すると共に、新作アニメの中で発見された変更点にと迫りたいと思います。
第2話の詳細に関しては以下の記事をご覧ください。

テムジンとバロンのキャラクター性
まずはテムジンとバロン、この2人の悪徳賢者のキャラクター性をそれぞれ紹介していきます。
テムジンのキャラクター性
パプニカ王国の司教を務めている老人で、レオナ姫に魔法の儀式を受けさせるため、ダイたちのいるデルムリン島に訪れます。
ダイやブラスに対しても敬意を表しながら話し、一見は厳かな老紳士の印象も与えますが、本当は「儀式」を口実にしてレオナ姫を亡き者とし、パプニカ王国の実権を我がものにしようと企んでいたのです。
主人公ダイの詳細は以下の記事をご覧ください。

バロンのキャラクター性
若きイケメンな賢者であり、直属の上司となるテムジンとは常に一緒に行動しております。
彼もまたテムジンと共にレオナ姫殺害の計画に身を委ねていたのです。
テムジンとバロンの魔法能力

出典:あにこ便
ここからはテムジンとバロンの魔法能力と、そうした能力の思いがけぬ使い方に迫りたいと思います。
テムジンの魔法能力
悪企みする賢者集団のリーダー的存在であるテムジンも魔法には長けておりますが、自分から戦場に出て戦う場面は見られません。
そんな彼の特徴的な能力とは、デルムリン島の長ともいえるブラスを「ブラス老」などと呼びながら煽て自分たちの計画に乗せるような“巧みな台詞回し”とも言えるでしょう。
(この時は、それだけで浮かれてしまうブラスの方にも少し問題があったかもしれませんが・・・)
ブラスの詳細は以下の記事をご覧ください。

バロンの魔法能力
テムジンを直属の上司にもつバロンですが、他の賢者たちよりも上の地位に立っております。
部下たちからは「バロン様」と呼ばれております。
賢者だけあり、一連の攻撃魔法は習得済みであり、レオナ姫でさえ使えないイオ系呪文も使って、ダイたちを地の穴の底へと落としてしまいます。
ちなみにレオナ姫が使用できる攻撃魔法の一部には、バロンから伝授された呪文もあることが知らされます。
2人合わせての真の魔法能力
この2人の真の魔法能力はブラスたちの前に出現したキラーマシンで明らかにされます。
キラーマシンとは本来、魔王が勇者を倒すために造り上げた殺人機械であり、魔王亡き現在では動くはずがないとされています。
しかし世界に平和が戻った現状を逆手に取ったテムジンの発想と魔法能力を駆使して、ただのガラクタ同然になり果てたキラーマシンを自分たちの意のままに動くように改造してしまったのです!
そして頭部内にコクピット部分を設けて、その中にバロンが搭乗することによって彼の魔法能力で思い通りに操縦できるようになってしまうのです。
キラーマシン自体が高い腕力と剣捌きに加えて、並の武器攻撃や攻撃魔法などは全く受けつけない特殊なボディを備えられております。
そこまで高性能な殺人機械を人間(バロン)の意思で動かせるとなると、その驚異的な強さや能力は魔王の手下として無人の状態で戦っていた頃よりも格段に上回っていると言えるでしょう。
その驚異的な強さは能力は、ダイと戦った時にも存分に発揮されておりました。
- 腕を振るうだけで自分を抑え込もうとしてくるゴーレムやあばれ猿たちを軽く跳ね退けて吹き飛ばしてしまう。
- ダイのパプニカのナイフを何度斬りつけても壊れない。
- ダイの「極大真空呪文(バギクロス)」やブラスの「火炎呪文(メラミ)」などの攻撃魔法さえも全く受けつけない。
後に判明される”唯一の弱点”となる箇所を攻撃されない限りは、まさに「無敵の殺人機械」と言っても過言ではないでしょう。
ちはみに旧作アニメの方では、彼らが使用していたキラーマシンは大魔王バーンの力で復活を果たさんとするハドラーから与えられた物であることも少しだけ呟く場面もありましたが、彼がどのような形や経緯によってテムジンたちに与えたのかまでは明かされておりません。
新作アニメで発見された変更点

出典:あにこ便
ここからは彼らが操るキラーマシンを中心に、新作アニメによる変更点に迫っていきます。
キラーマシンの色が変化!
新作アニメの中でこの2人に関わる変更点といえば、やはり彼らが操るキラーマシンのボディーカラーでしょう!
ちなみにキラーマシンもまた、デルムリン島でダイやブラスと一緒に暮しているモンスターたちと同様にゲーム版のドラクエシリーズから登場しておりました。
(初登場はファミコン版「ドラクエⅡ」でした)
「ドラクエⅡ」以降も「ドラクエⅤ」や「ダイの大冒険」などで幾度もなく登場し続けている中で、その魔法攻撃すら受けつけないボディカラーも変化を続けていたのです!
ゲーム版のドラクエシリーズ | 水色 |
旧作アニメ版 | 淡いイエロー |
新作アニメ版 | ダークなブラック |
ゲーム版での水色カラーが脳裏に強くて焼きついてしまっている私にとって、黒いボディカラーのキラーマシンを初めて見た時にはかなり違和感もありましたが・・・これまでとは異なるダーク系カラーは己の欲望に狂い始めたテムジンとバロンの“黒い心”が反映されたかのようにも感じさせられますよね!
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