2020年からリメイクという形で放送されているドラゴンクエスト ダイの大冒険。1991年にオリジナル版が放送されて、これから見る人は面白いのかと気になる方が多いと思います。そんなドラゴンクエスト ダイの大冒険の魅力をシーンごとに詳しく紹介します。
目次
主人公ダイの能力が竜の紋章に依存!?
ドラゴンクエストはレベルが上がると能力が上がり、新しい技を覚えていきます。その状況をそのまま再現したアニメがドラゴンクエスト 勇者アベルになります。そのため最初から強力な魔法は使えず、装備も新しい街に行くごとに変更するなど時間の経過とともに強くなるのがドラゴンクエストの楽しみでした。
しかし当時はゲームとアニメの内容が同じでつまらないという堀井氏が言った言葉で、生まれたのがドラゴンクエスト ダイの大冒険だけに全く違う形でダイが変化してく姿が描かれています。この変化が当時最高の視聴率を導くという結果を生み出しています。
そして今回のドラゴンクエスト ダイの大冒険のダイの力は竜の紋章に依存しています。序章ではレオナ姫がデルムリン島に来て、家臣がレオナ姫の暗殺をもくろんだことにより、ダイが怒ることで額の竜の紋章が輝きます。その瞬間使用した魔法は以下になります。
バギクロス
ベギラマ
いずれも中級魔法で、今まで全く魔法を使用したことがなかったダイが、怒って竜の紋章を発動するだけでいきなり魔法が使えるようになっています。気合があれば魔法が使えると言った感じに見えて、ドラゴンクエストの世界としては珍しいです。
竜の紋章には契約した呪文を使えるように能力をアップする力がある
魔法が契約という形が新鮮
レオナ姫がサソリの毒で弱っている時にダイにかけた以下の言葉がドラゴンクエストの世界では新鮮でした。
ダイ君ほとんどの呪文契約できたんでしょ
精霊と契約することで魔法が使えるという設定があるのですが、そちらの話になっているような気がします・・
ただ契約すれば魔法が使えるという事であれば、序盤とか関係なしで強力な魔法が使えるという事ですよね。
呪文が契約して使えるって凄くない
ポップの成長が面白い
ポップはドラゴンクエスト ダイの大冒険の世界では魔法使いという設定になっています。ただ泣き虫ですぐに逃げるという性格の持ち主で、アバンとの修行中も辛いことから逃げようとするシーンが多かったです。
そして何かあるとすぐ泣く癖があり、ポップ=いつも泣いて逃げているという印象が当時ついていました。しかしマァムが登場してから彼女に惹かれたことをきっかけに男らしく育っていきます。
そして最終的に自分より強かったマァムを抜いてしまうくらいの力を身に着けて、パーティの副リーダー的存在になります。
ポップでいざという時に頼りになるよね
自分のよわさをしっかり認めている所が凄くカッコいい
ポップは最初から弱いキャラクターとしての位置づけがされていましたが、きちんと自分の弱さを理解して、常に強くなるための方法を模索している点が見ていて惹きつけられます。パーティの中では一番目立っているようなキャラクターで盛り上げてくれる印象がありました。
最終的に賢者になるポップ
ポップは仲間と触れ合う中で成長をしていき、賢者でも使うのが難しい以下をやってのけます。
2つの魔法を同時に使用
極大消滅呪文(メドローア)
五指爆炎弾(フィンガー・フレア・ボムズ)
バーンが使用した天地魔闘の構え
当初泣き虫で、チームのムードメーカー的な存在だったのがいつの間にかチームの主戦力となるなど、当時予想できなかったくらいの成長をします。
アバンの使徒の中で最も恐ろしい男
と言われるくらいまで成長しています。
ポップ、ヒュンケル、マァムの三角関係がいいアクセント
冒険をしていく中で、ポップはマァムに惹かれて、告白をするのですが、途中で仲間になったヒュンケルにマァムが好きになるという三角関係が出来ていました。ドラゴンクエストで三角関係は珍しく、ただ世界を救う物語じゃないことが面白いです。
結果的にポップとマァムが一緒になるのですが、それまでの3人の関係がどうなるかというハラハラ感は見たいと思わせてくれます。
三角関係ってドロドロになったら大変だよね
段階的に変化していくダイの姿
ダイはデルムリン島にきたレオナ姫の危機で怒ったことをきっかけに竜の紋章の力を発動します。これが第1段階で、自身に特別な力があることに気づきます。この時は怒った時に使える能力というだけで、自分でコントロールまではできませんでした。
竜の紋章はお母さんが人間だったこともあり、2つ持ってもダイは自分を維持できるんだよ
2段階は左手に竜に紋章を移動
父親のバランに会って、額の竜の紋章の共鳴により記憶を操作されるのですが、ダイは額の竜の紋章を左手に移します。そうすることで竜の紋章の共鳴により自分の記憶が操られない様にします。そしてこのころからだんだんと竜の紋章の力をコントロールできるようになっています。
ちなみに竜の紋章のコントロールは成人しないとできないとなっており、このことからしてもダイは特別な竜の紋章を受け継ぐものという事が分かります。
3段階は両手に竜の紋章
父親であるバランを倒して、父の竜の紋章を右手に受け継ぐことで双竜紋を発動してさらに能力アップを図ります。この時すでに自分で竜の紋章の力をコントロールできるようになっており、ダイは紋章の力を開放します。
最終段階は竜魔人
真・大魔王バーンとの戦いでダイは両手にある竜の紋章を再び額に戻す上に合成します。そして竜魔人として覚醒します。父親と息子の経験や力が1つとなり、超戦士が生まれたわけですが、まさに最強!
ダイは段階的に能力のアップを図るのですが、そのための竜の紋章の開放の仕方がカッコいいです。レベルが上がって強くなるドラゴンクエストと違った流れが面白さを出してくれています。
敵キャラの設定が魅力的
大魔王バーンですが、最初は年老いた姿で出てきます。いかにもラスボスといった感じを見せてくるのですが、真・大魔王バーンとなると自身に満ちた若い姿に変化します。
ドラゴンクエストのラスボスの2段階目の変身というといかにも魔王といった姿が多いのですが、人型のままで若くなるという変身は凄く珍しいです。
この状態だと仮面の男がキルバーンだと誰もが思ったのですが、ダイが真・大魔王バーンを倒して宇宙から地上に降りてきた時に再び現れ、ピエロがキルバーンで、仮面の人型は人形だったという事が判明します。しかも黒の刻晶を搭載して、大爆発を起こすという厄介者。これは最終話で誰もが驚いたことになります。
ハドラーでかつて勇者と呼ばれる頃のアバンに倒された存在です。ドラゴンクエスト ダイの大冒険の世界では再度復活したり、また現れたり、最後は超魔生物化するなど、とにかく以前の魔王でありながらも最後まで出てくるというしつこさを持っていました。
ドラゴンクエスト ダイの大冒険の敵キャラは土のキャラクターも特徴的なキャラクターが多く、見ている方を飽きさせません。特に最後のキルバーンの告白は最後でこんな重要なことをカミングアウトする?と言いたいくらい肝をぬかれました。
前魔王が最後まで登場するって凄くない
2020年放送のドラゴンクエスト ダイの大冒険のみんなの評価
ダイの大冒険面白い!
めちゃめちゃ王道でなんか子供の頃を思い出す感じ笑
小さい時に読んでたらおそらくアバンストラッシュとかやってましたね笑— ポテイト (@poteito4869) October 9, 2020
ダイの大冒険、全く知らなかったんだけどとても面白いな!しかも来週は櫻井ボイス…
— しょこら🌱 (@Chocolat_GO) October 10, 2020
ダイの大冒険!超面白いな!
— ブラザーフッド・オブ・スティール (@bos_reloaded) October 11, 2020
ダイの大冒険のリメイク面白いですよ!!!見ましょう???
opの歌詞好き。
— えいとえいど@LINEスタンプ発売中! (@AIDdesuyo) October 11, 2020
ダイの大冒険は大人になってからも面白い pic.twitter.com/7x7SALw91D
— はま (@aruses) October 8, 2020
面白いという評価が多いですね。特に1991年放送されたドラゴンクエスト ダイの大冒険を見てたい大人の方はアバンストラッシュの思い出を語っている方が多いですね。
アバンストラッシュって当時皆傘でやってたみたいだよ
まとめ
ドラゴンクエスト ダイの大冒険は2020年にリメイクされて放送されている分も盛り上がっています。特に今回期待しているのは1991年に途中で打ち切りになった分も最後まで放送してくれることです。当時は途中で打ち切りながらも、アニメの原画をもとに作られたおもちゃが発売されるなど、本来は最後まで放送される予定だっただけに残念に感じた方も多いと思います。声優も一新していることから、長い期間かけてドラゴンクエスト ダイの大冒険の完全版という形で私達を楽しませてくれるでしょう。もしもっと面白い箇所があるぞという意見をお持ちの方どしどしコメント下さい。
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