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【呪術廻戦二期】懐玉・玉折編をネタバレ・考察!

呪術廻戦

二期が2023年の7月6日からスタートした芥見下々の漫画『呪術廻戦』

この二期では、まず五条悟と夏油傑の学生時代のエピソード「懐玉・玉折編」が放送されます。

 

呪術高等専門学校の学生だった五条と夏油は最強を自称するコンビでした。

あるとき、二人は「星漿体」の少女を護衛することになりました。

この記事では、そんな懐玉・玉折編のあらすじや、懐玉・玉折の意味の考察を解説していきます。

あらすじを紹介するところでは、ネタバレが含みますのでご注意ください!

 

ちなみに、『呪術廻戦』に登場するキャラクターの相関図は以下の記事で紹介しています。

【呪術廻戦】呪術師・非呪術師の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説
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『呪術廻戦』懐玉・玉折編

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懐玉・玉折の意味

懐玉と玉折の言葉の意味は、次のようになっています。

懐玉(かいぎょく)
意味:玉をいだく。明徳・才能をもつ。

出典:https://kotobank.jp/word/%E6%87%90%E7%8E%89-2798285

玉折(ぎょくせつ)
意味:玉が砕け壊れること。すぐれたものが失われること。転じて、立派な死に方や優れた人が若死すること。
出典:https://kotobank.jp/word/%E7%8E%89%E6%8A%98-479417

過去編である懐玉・玉折編経て、五条と夏油は敵対してしまうのですが、もともとこの二人は類まれなる才能を持っていました。

その様子が懐玉と玉折なのだろうと予想できます。

詳しい考察については、後述します。

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懐玉・玉折編のあらすじ

『懐玉・玉折編』は、『呪術廻戦』の8巻から9巻にかけて描かれた五条と夏油の過去編。

65話から75話までが懐玉編、76話から78話までが玉折編です。

五条と夏油はかつて東京都立の呪術高等専門学校に在籍していました。

二人は高校生でありながら、並みの術師ですら敵わないほどの力を持っており、最強のコンビだと自称していました。

あるとき、二人は天内理子(あまない りこ)の護衛を任され、彼女を狙う呪詛師集団「Q」と、盤星教「時の器の会」を相手に戦いが繰り広げられます。

 

狙われる理由は理子が「星漿体」という資質を持っていたからです。

星漿体の資質を持つ理子を呪術界の重要人物・天元のもとへ運び、同化させることが目的でした。

その同化の儀式を阻止しようと狙われていたのです。

理子を守るために戦い続けていた五条と夏油。

彼らの前に、術師殺しと謳われる伏黒甚爾(ふしぐろ とうじ)が現れます。

伏黒との対決を経て、二人はそれぞれ別の道を歩んでいきます。

 

その伏黒の強さや天与呪縛、過去については以下の記事で紹介しています。

【呪術廻戦】伏黒甚爾の強さ・天与呪縛|死因や「よかったな」の意味を解説
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メインキャラクター・声優の紹介

五条悟(CV:中村悠一)

五条悟は、東京都立呪術高等専門学校の二年生です。

呪術界御三家の五条家に生まれ、無下限呪術を使用します。

正論を嫌い、周囲を振り回すマイペースな性格。

軽薄なところがあり、同級生の夏油からはその態度をとがめられています。

夏油傑(CV:櫻井孝宏)

夏油傑は、五条と同じ東京都立呪術高等専門学校の二年生です。

降伏した呪霊を取り込み、自由自在に操る呪霊操術を使います。

礼節を重んじる性格であり、非術者を救済することを信条としています。

同級生の五条とは性格の違いから対立することが多いです。

しかし、実力は互いに認め合っています。

天内理子(CV:永瀬アンナ)

天内理子は「星漿体」と呼ばれる存在です。

500年に一度、呪術界存続のために不死の術式を持つ天元と同化しなければいけない宿命を背負います。

家入硝子(CV:遠藤綾)

東京都立呪術高等専門学校の二年生。

負の呪力に負の呪力を掛け合わせる「反転術式」の数少ない使い手です。

五条と夏油とは同級生であり、二人のことをクズ共と呼んでいます。

伏黒甚爾(CV:子安武人)

星漿体の天内理子を暗殺するために動きました。

「術師殺し」の異名を持ち、作中では一度五条を殺すことに成功しています。

冥冥(CV:三石琴乃)

冥冥は等級が1級であり、フリーで活動している呪術師です。

守銭奴な性格です。

五条から強さを認められているほどの実力者でもあります。

庵歌姫(CV:日笠陽子)

庵歌姫は、五条や夏油の先輩である呪術師です。

先輩ではありますが、その二人からは舐められており、五条に敬語を使うよう注意しています。

後輩の家入とは仲がいいです。

夜蛾正道(CV:黒田崇矢)

東京都立呪術高等専門学校の教師。

等級は1級であり、五条と夏油の担任です。

問題児である五条に手を焼いています。

黒井美里(CV:清水理沙)

黒井美里は、星漿体・天内理子のお世話係です。

理子の両親は幼いころに亡くなっており、そのときから世話をしていました。

そのため、理子にとっては家族のような存在になっています。

孔時雨(CV:安元陽貴)

孔時雨は、元刑事です。

伏黒を天内暗殺の仕事に誘った仲介人です。

『懐玉・玉折編』のネタバレ解説

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五条と夏油は天内を護衛する任務を受ける

8巻の65話から、五条と夏油の過去編に入ります。

二人は、「星漿体」の天内理子の護衛および抹消せよと任されました。

その理子の役目は、呪術界の重要人物・天元のもとまで行き、同化して初期化することです。

任務を受けて天内を迎えに行くと、すでに呪詛師集団「Q」の襲撃を受けていました。

このとき、五条と夏油はQの戦闘員をあっさり倒し、最高戦力のバイエルを返り討ちにします。

そうしてQが組織ごと瓦解し、天内は無事に保護されました。

 

この襲撃の裏では、盤星会が「術師殺し」と謳われる伏黒甚爾に天内の暗殺を依頼します。

伏黒は懸賞金を出して呪詛師たちをけしかけ、五条と夏油を襲撃したのでした。

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高専で伏黒甚爾に襲撃される

高専に戻ってきた五条と夏油。

そのとき、伏黒は油断していた五条の一瞬の隙を突き、背後から彼を刺しました。

五条は夏油に天内を任せ、五条と伏黒の戦闘が始まります。

呪力を持たない伏黒に苦戦を強いられる五条。

伏黒の特級呪具「天逆鉾」によって、五条の術式は強制的に解除されてます。

そうして、無防備状態となった五条は脳天を刺されて死亡してしまいました。

 

一方、夏油は天内を連れて高専の最下層「薨星宮」に向かっていました

その途中、天内のもっとみんなと一緒にいたいという気持ちを聞いた夏油。

天内が望まないのなら、同化はさせないと五条とともに決めていたため、帰ろうと彼女に手を差し伸べます。

そこへ、五条を殺した伏黒が到着、天内が殺されてしまいます。

激昂する夏油でしたが、伏黒に倒され、天内の死体を奪われてしまうのでした。

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覚醒した五条の反撃

天内の死体を盤星会に引き渡した伏黒は多額の報酬を受け取ります。

このとき、死んだはずの五条が目の前に現れました。

実は、五条は死ぬ寸前、反転術式を使って自分自身を治療していたのです。

覚醒した五条は術式反転「赫」と「茈」で伏黒を圧倒し、見事勝利しました。

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夏油は苦悩してあることを決断する

ここから、物語は玉折編に入ります。

天内護衛の任務から1年後、五条と夏油は特級になり、1人での任務が増えてきます。

五条はさらに力を伸ばし続け、最強の名を欲しいままにしました。

一方で夏油は天内護衛での後悔が蓄積し、非術師を守るという信条が揺らいできました。

 

その後、特級術師の九十九由基との会話を通して、呪霊の生まれない世界を作るには非術師を皆殺しにすればいいという考えに至ります。

その考えは日に日に大きくなり、非術師によって術師の少女がいじめられていた場面にも遭遇したことで、夏油は離反を決意。

派遣された村の住人を112人殺し、追われる身となった彼は五条悟の前から姿を消しました。

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五条は夏油を見つける

五条は夏油に「なぜ非術師を殺したのか」と問い詰めました。

夏油は「非術師を殺して術師だけの世界を作る」と宣言すると、その場を立ち去ろうとします。

五条は捕まえようとしますが、親友の背中を攻撃することができませんでした。

その後、五条は伏黒の息子・恵と出会います。

五条は彼に「強くなってよ、僕に置いて行かれないくらい」と声をかけます。

こうして、五条と夏油の過去編は終わります。

『懐玉・玉折編』のタイトル考察

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懐玉・玉折の考察

懐玉は先に述べたように、「玉をいだく。明徳・才能をもつ」という意味です。

玉は大切なものという意味にも取ることができ、『呪術廻戦』での玉といえば五条にとっての夏油(親友)などがあるでしょう。

この懐玉が入った言葉として、懐玉有罪があります。

意味は、「身分に合わないことをすると災いを招く」です。

「その身分に合わないこと」というのは天内護衛の任務であり、「災いを招く」とは五条と夏油が命を狙われること。

懐玉というタイトルには、そのような意味があるのではないかと予想できます。

 

また、玉折は「優れた人が若死する」という意味があります。

これは、玉折編の中で夏油の折れた心を意味しているのだと思われます。

実際に夏油は天内暗殺の後悔によって苦悩が蓄積。

非術師を皆殺しにしようと考えるようになります。

そのため、玉折は折れた夏油の心、つまり呪術師としての夏油の死を暗示しているのだと考えられます。

五条と夏油がたどる道を、「懐玉」と「玉折」で表しているのだと思われます。

まとめ

この記事では、呪術廻戦二期の『懐玉・玉折編』についてあらすじや考察を解説してきました。

懐玉・玉折編は五条悟と夏油傑の過去編であり、非常に読者からの人気が高いエピソードとなっています。

考察では、懐玉・玉折は五条と夏油の人生そのものだと予想しました。

これが絶対に正しいというわけではありませんが、ひとつの説として楽しんでいただければ幸いです。

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