『るろうに剣心』は和月伸宏先生により週刊少年ジャンプで連載されていた大人気漫画作品であり、現在もジャンプSQで続編となる『北海道編』が連載中です。
少年ジャンプで連載された無印版の頃からCDドラマ化やテレビアニメ化を始め、OVAや劇場版、さらにゲーム化も果たしましたが、2023年7月からリメイク版となる新作アニメも放送中です。
本記事では神谷薫の結婚も含めた人生に加えて、流派や「強さの本質」を解説。
さらに、父親(越路郎)との再会も含めて「北海道編で迎える結末」についても予想してみたいと思います。
本作品の人物相関図は「るろうに剣心の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。

神谷薫(かみや かおる)とは

出典:テレビアニメ「るろうに剣心」公式サイト
神谷薫は本作品のメインヒロインで、父親(越路郎)が興した「神谷活神流」という流派の活人剣の使い手です。
ストーリー開始時では事情によって全ての門下生たちが去っているため出稽古に行くことも多いですが、前川道場を始めとした剣術道場や界隈では“剣術小町”とも呼ばれています。
神谷薫のプロフィール | 亡き父親の流派を担う師範代
生年月日 | 文久2年6月 |
年齢 | 17歳→22歳(最終話) |
身長 | 155cm |
体重 | 41kg |
血液型 | O型 |
出身地 | 東京 |
特技 | 剣術(竹刀や木刀) |
薫は神谷道場の“師範代”として流派を担ってきましたが、本編のストーリー開始時から比留間兄弟によって起こされた“辻斬り騒動”による濡れ衣を着せられています。
その濡れ衣を晴らすために1人きりで犯人を捜索する中で剣心と出会い、助けられた縁で彼を居候させました。
さらに剣心が救って連れてきた士族の息子・明神弥彦を新たな弟子に取り、再び活人剣を復活させようと奮起します。
薫も剣心たちと共に成長してきた
時代が明治に変わっても剣心をつけ狙う輩が後を絶たず、彼を居候させている薫もまた、何度も大きな戦いに巻き込まれてきました。
それでも弥彦や佐之助たちと共に戦って乗り越えていくことで少しずつ成長していきます。
しかし、本編での薫の成長とは剣術での強さというよりは「人間としての強さや優しさ」の方が大きいです。
特に“人を受け入れられる器の大きさ“は際立っており、第1話で出会ったばかりの剣心の過去や正体(人斬り抜刀斎)に拘らずに快く受け入れた場面は現在でも多くのファンたちから支持され続けています。
さらに出会ったばかりの頃では“恋敵”だった高荷恵からも京都編で叱咤されたことがキッカケで更に強い心を得たのです。
原作の最終話で剣心と結婚して子宝(剣路)にも恵まれた
剣心と雪代縁による決闘と決別を仲間たちと共に見届けてから5年後…
原作(無印版)の最終話では剣心と結婚していた上、一人息子の剣路にも恵まれて幸せな日々を送っていました。
さらに神谷道場にも新たな門下生たちが多く入門しており、薫もこの時代では“師範”となっています。
ちなみに、最終話での門下生たちは成長して師範代となった弥彦や由太郎を始め、人謀編で弥彦と共に鯨波と戦った新米警官の新市や佐之助の弟・央太も入門しており、皆で頑張って稽古に励んでいました。
薫と剣心の息子「剣路」の名前にも重要な由来があった?
原作を1話目から最終話まで欠かさずに読んできた熱心なファンであれば、2人の間から生まれた子供「剣路」の名前に対しても、すぐにピンときたはずです。
即ち、剣心の”剣”と薫の父親・越路郎の”路”を取って組み合わせた結果「剣路」と名付けられたわけですね。
ちなみに本編の連載開始よりも前に発表された読切作品『るろうに』では「剣心と越路郎は過去の幕末期に共闘した友人同士」と設定されていました。
本編では、そのような過去や関係性まで語られなかったものの、最終話になって”息子の名前”としてその設定が復活したようにも感じられます。
読切作品『るろうに』は原作コミック3巻に収録されています。
神谷薫の声は声優「高橋李依さん」が担当

出典:アニメイトタイムズ
星野アイの声を担当している声優さんは「81プロデュース」に所属する高橋李依さんです。
高橋さんは高校卒業と同時に81プロデュース付属の養成所に入所され、新人声優ユニット「アニソニア」のメンバーとして活動を開始されました。
そして卒業後、2013年に放送された『ステラ女学院高等科C3部』で声優デビューし、2015年に放送された『それが声優!』で初主演を果たされました。
高橋李依さんの代表作(キャラクター)は、以下のとおりです。
- 『この素晴らしい世界に祝福を!』めぐみん役
- 『Re:ゼロから始める異世界生活』エミリア役
- 『ゆるきゃんΔ』斎藤恵那役
- 『推しの子』星野アイ役

90年代のドラマCDでは桜井智さん、OVAも含む旧作アニメでは藤谷美紀さんが薫役を担当されていました。
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