『るろうに剣心』は和月伸宏先生により週刊少年ジャンプで連載されていた大人気漫画作品であり、現在もジャンプSQで続編となる『北海道編』が連載中です。
少年ジャンプで連載された無印版の頃からCDドラマ化やテレビアニメ化を始め、OVAや劇場版、さらにゲーム化も果たしましたが、2023年7月からリメイク版となる新作アニメも放送中です。
本記事では高荷恵の過去と生い立ち、前作(無印版)で迎えた結末を紹介。
また、続編である北海道編での再登場に加えて、本編とは全く違う性格や立ち位置として登場していた点にも迫ります。
本作品の人物相関図は「るろうに剣心の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。

高荷恵(たかに めぐみ)とは
高荷恵は、武田観柳の手下や蒼紫率いる御庭番衆から逃げる中で駆け込んだ賭場で剣心や左之助と出会いました。剣心たちとはまた違う形や内容による“悲しい過去”の持ち主であることが、観柳編の中で明かされました。
緋村剣心(人斬り抜刀斎)の過去と本名や結婚、十字傷や不殺の理由は「緋村剣心(人斬り抜刀斎)の過去と本名・結婚 | 十字傷や不殺の理由」の記事を参照ください。

高荷恵のプロフィール | 会津の医者の家系で生まれた美人女医
生年月日 | 安政4年12月 |
年齢 | 22歳→27歳(北海道編) |
身長 | 166cm |
体重 | 45kg |
出身地 | 会津(福島県) |
特技 | 医療、料理 |

新作アニメでは恵の誕生日が「9月12日」に変更されました。
恵は会津の出身で、何代も続く有名な医者の家系である高荷家の長女として誕生しました。
高荷家は日本全国でも有名かつ理想とされる医者の家系であり、当時では珍しく“女・子供も進んで医学を学ぶ一族”とされています。
また、恵の父親”高荷隆生”がその極みであり、蘭学の存在を知った途端、脱藩までして一家揃って長崎県にまで旅立ちながら学びに行っていた程です。
しかし一家揃って帰郷してきた時と同じタイミングで起きた会津戦争の中で父親(隆盛)と死別した上、母親や2人の兄も行方不明となり、残された恵はまだ少女期の頃から“独りぼっち”の身とされてしまいました。
剣心たちの仲間になると同時に改めて医者を目指す
家族と離れ離れとされた恵は上京した先で出会った“医師の助手”として生計を立てられるようになります。
しかし、自分が助手として働く医師が悪徳商人の武田観柳と組んでいたことが災いし、恵自身も観柳に追われながら新型阿片(蜘蛛乃巣)を作らせていました。
観柳の手下たちから逃げ続ける中、剣心たちに救われたことがキッカケで神谷道場かかりつけの病院(小國診療所)で「玄斎先生の助手」として働き始めます。
武田観柳の能力と北海道編での再登場、実写版については「【るろうに剣心】武田観柳の能力・北海道編で再登場した理由 | 実写映画や舞台(宝塚)が与えた影響」の記事を参照ください。

東京編の内容は「【るろうに剣心】東京編と第零幕のネタバレ解説 | 実写映画との違いも紹介」の記事をご覧ください。

故郷(会津)へ帰った後からも剣心たちの頼れる医師であり続ける
玄斎先生の助手として働き始めてからも雷十太編での由太郎を始め、京都編や人謀編でも剣心や左之助の怪我を何度も治療してくれる“頼れる縁の下の力持ち”のような立ち位置として活躍してきましたが…
その恵も雪代縁による復讐や決闘が終わって落ちついた後には、皆の前から旅立つ形で故郷の会津へと帰っていきました。
それでも京都の巻町操や四乃森蒼紫と同じく、剣心や薫とも時折り会っていたのです。
前作(無印版)の後日談として描かれた『春に桜』ではお花見で集まる中、恵も訪れていた上にOVA『星霜編』でも、わざわざ神谷道場に駆けつけては剣心の病気(梅毒)に感染して倒れた薫の看病までしてくれました。
緋村剣心(人斬り抜刀斎)の死因や死亡時の年齢、北海道編で迎える結末については「緋村剣心(人斬り抜刀斎)の死因・梅毒にかかった理由 | 北海道編で迎える結末とは?」の記事を参照ください。

高荷恵の声は声優「大西沙織さん」が担当

出典:アニメイトタイムズ
新作アニメで高荷恵の声を担当している声優さんは「アイムエンタープライズ」に所属する大西沙織さんです。
大西さんは小学生の頃から声優という仕事を意識され始め、高校生の頃に学業と養成所通いを並行されていました。
そして卒業後、2012年に放送された『AKB0048』や『恋と選挙とチョコレート』で声優デビューを果たされました。
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