週刊少年ジャンプで連載された「チェンソーマン」は2020年12月に第1部が完結。ジャンプ+で第2部が連載されることも決定しています。
アニメ化も決定し、「鬼滅の刃」「呪術廻戦」に続く大ヒット作になるのは間違いなしです。
そんな「チェンソーマン」の魅力の全てがこの記事だけで分かっちゃいます
藤本タツキ先生の圧倒的な画力に酔いしれるもよし、設定の裏側にある深い世界観やテーマを深掘りするもよし。
チェンソーマンのディープな世界にどっぷりはまってください。
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漫画「チェンソーマン」は、週刊少年ジャンプに2019年1号から2020年12月14日まで約2年間連載され第1部が終了。ジャンプ+での第2部の連載も決定しており、アニメ化が制作中で、「呪術廻戦」を手がけたMAPPAが制作です。
2020年このマンガがすごい!オトコ編で1位を獲得。2021年第66回小学館漫画賞少年向け部門で受賞しています。
父親の残した借金を抱え臓器まで売っている極貧の少年デンジが、雇い主に裏切られ死亡、相棒だった悪魔ポチタを心臓にしてチェンソーマンとして蘇ります。
そこから壮絶な悪魔とのバトルが展開していきますが、その先には思いもしない罠が待ち構えていました。
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チェンソーマンの魅力
「チェンソーマン」の登場は、ジャンプ読者にも衝撃でした。
そのバトル、世界観、キャラクターどれもがそれまでのジャンプの王道から外れていたからです。
しかし、それを凌駕する圧倒的な筆力で人気は沸騰していきます。
ニュー王道とも言うべきチェンソーマンの魅力はどこにあるのでしょうか?
俗と聖が入りみだれる世界観
悪魔や悪魔が人間の身体を乗っ取った魔人が存在する世界。
悪魔や魔人は血を求めて人間を襲います。
あきらかにダークファンタジーの世界ですが、実は聖書や天使の階級などがベースに世界観が構築しています。
作者藤本タツキ先生によると主人公デンジの名前は天使から。
ヒロイン・マキマはママの間に木を入れてマキマ。
そして、パワー、ビーム、ガルガリ、プリンシ、エンジェル、など
デンジの仲間の魔人と悪魔の名前は天使の階級から名付けられています。
ジャンプ史上最底辺主人公デンジ
デンジは父親の遺した多額の借金の返済のために、学校へも行けず働きつづけています。しかし、雇い主に搾取され、臓器や目を売りながらも、粗末な小屋に住み、腐った食べ物しか口にできない極貧と飢餓の中で生活しています。
極限の暮らしの中でのデンジの夢は、「食パンにジャム塗って、女とイチャイチャしながら一緒にゲームをして抱きかれながら眠る」ことでした。
王道ジャンプ路線では「海賊王」「魔法帝」「横綱」など、主人公の夢がその世界の頂点に立つことです。
それに対してデンジの夢はあまりにもささやかなもの。
公安デビルハンターになったデンジはようやく、人間らしいまともな暮らしができるようになります。
衣食住が満たされて、次にデンジが満たしたいものは性欲。女の子とイチャイチャしたいという欲望のために、悪魔と戦うというジャンプ史上一番志の引くヒーローが誕生しました。
またデンジを取り巻く女性キャラがいずれもクセもの揃い。
女性キャラと関わる度に、デンジの命は危険に晒されます。
主人公を慕って助けるキャラが多い中で、振り回す、妨害する、命を狙う。
今までのジャンプヒロインとは真逆の女性キャラからも目が離せません。
近代兵器がない世界での血、内臓が飛び散るバイオレンスアクション
「チェンソーマン」には、核兵器、生物破壊兵器、戦闘機、戦車など、近代兵器が登場しません。
その理由はのちに物語の根幹をなす重要な秘密で明かされます。
最小限の武器と肉弾戦でバトルが展開していきます。
悪魔とデビルハンターバトル描写は、血、内蔵、首、腕、足が飛び散るいまだかってない凄惨なものです。
その半面、朝食のトースト、居酒屋や町中華、バーガーショップなど、同時に平凡な日常描写もリアルに描かれており、そのコントラストが現実感を与えていて、デンジやその仲間たちをより身近に感じられる要素になっています。
本当に大切なものは何か?日常とバトルを描きながら深いテーマがある
マキマに裏切られ、ささやかな幸せさえも奪われたデンジ。
普通の人間なら絶望しかねない状況でも、デンジの欲望は尽きることはありませんでした。
「もっと美味しいものをいっぱい食べたい! もっと女の子にもてたい!」
その願望のために、絶対に勝ち目がなさそうなマキマと武器人間との最後の死闘に挑みます。
欲望剥き出しのセリフとは裏腹、デンジはパワーや少女ナユタなど、妹的なキャラの世話焼きをします。
膨れあがる欲望を充たすのが幸せなのか、目の前にいる愛する者を大事にするのが幸せなのか?
デンジの本当の答えは、最終話の場面に象徴されています。
第1部最終話でナユタと抱き合いながら眠る場面は、第1話でポチタを抱いて眠る場面にシンクロしています。
「チェンソーマン」のあらすじ・ネタバレ・考察
ここからは「チェンソーマン」全体のあらすじを紹介しましょう。
悪魔とのバトルを通じて少年の成長物語の形をしながら、壮大な世界の秘密を巡る物語が展開します。
あらすじ
『チェンソーの悪魔』ポチタと共にデビルハンターとして暮らす少年デンジ。
親が遺した借金返済のため、ド底辺の日々を送る中、裏切りに遭い殺されてしまう。
薄れる意識の中、デンジはポチタと契約し、
悪魔の心臓 を持つもの 『 チェンソーマン 』として蘇る ── 。
デンジ、ポチタと合体しチェンソーマンになる
父の多額の借金の返済のため、極貧の生活を送る少年デンジ。
偶然知り合った鼻先がチェンソーの謎の動物ポチタとコンビを組んで民間デビルハンターをしています。
命がけの仕事をしながら雇い主のやくざに搾取され、報酬はごくわずか、目や臓器を切り売りしながらも、血を吐いてやがて訪れる死を覚悟しています。
ゾンビの悪魔に取り憑かれたやくざはデンジとポチタを殺してバラバラに……
死体をゴミ箱に捨てられた2人でしたが、契約によりポチタがデンジの心臓となって復活。
ポチタの正体はチェンソーの悪魔。
デンジはチェンソーマンとなって、ゾンビの悪魔とやくざ達をチェンソーで斬り刻みます。
借金はチャラになり、晴れて自由の身になりました。
謎の女マキマに誘われ公安のデビルハンターに
そこに現れたのは内閣総理大臣直属の公安デビルハンター・マキマです。
匂いでデンジを人間でも悪魔でもない存在と知り、デビルハンターにスカウトします。
断れば魔物として殺処分されることもあり、まともな生活を保証されたデンジは、すぐに公安に入ることを決めました。
しかし、それは過酷な悪魔や魔人との戦いの始まりでもありました。
戦いはいつも命がけですが、デンジは何度死んでも血をもらうことで復活します。
デンジは先輩デビルハンター早川アキと魔人パワーと同居します。
対立しながら、いつの間にか兄妹のような絆が芽生えていきます。
銃の悪魔が狙っているのは、デンジの心臓
銃の悪魔は13年前の出現のときに、自分の肉片を世界各地に落としています。
肉片は磁石のようにお互いを呼び寄せあい、最終的には銃の悪魔を居場所の特定に繋がるのです。
その肉片を食べた悪魔は魔力を上げるために、銃の悪魔に隷属します。
なぜか銃の悪魔の欲しいのはデンジの心臓=ポチタです。
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デンジの心臓を狙って襲ってきた悪魔達
デンジの狙いは銃の悪魔。
銃の悪魔の手下の悪魔たちの狙いはデンジの心臓。
という図式の中で次々と悪魔との死闘が繰り広げられます。
永遠の悪魔
森野ビルの8Fでデンジ達は永遠に同じ時間と空間の中に閉じ込められてしまいます。
それは永遠の悪魔の仕業でした。
「ここから出たければ、デンジの心臓を差し出せ!」
極限状態になったコベニや荒井は、次第に精神が追い詰められて、デンジの命を狙うようになります。
アキのバディ姫野はアキを大切に思うあまり、デンジの命を差し出そうとします。
デンジは永遠の悪魔と戦いで、死んでは血を被って蘇るのを繰り返し、永遠の殺戮のループに追い込んで、倒しました。
刀の悪魔・ヘビの悪魔
町中華に入ったときにデンジたちは見知らぬ男に銃撃を受けます。
その男はデンジが殺したやくざの孫サムライソードこと刀の悪魔でした。
祖父の報復のためにデンジを襲ったのです。
アキは契約している呪いの悪魔の力でサムライソードを倒します。
しかし、沢渡アカネが現れ、サムライソードは復活、アキは瀕死の重傷を負います。
アキを守るために姫野は契約悪魔幽霊の悪魔に全身を差し出し、命を落としました。
デンジとパワーは先生・岸辺の特訓を受け、アキは未来の悪魔と契約し先が見えるようになり、サムライソードと沢渡への復讐を果たしています。
新幹線で銃撃を受けたはずのマキマはなぜか復活。
沢渡と繋がって、公安課の銃撃に関与していたようですが、ここではまだ謎のままです。
爆弾の悪魔
デンジは雨の中、美少女レゼと知り合い、レゼのバイト先のカフェに入り浸ります。
夜の学校に忍び込んでデートして、2人の距離は一気に縮まります。
夏祭りの夜、レゼはデンジに一緒に逃げようと誘いますが、今の生活に満足しているデンジは断ります。
レゼはデンジに近づいてキスをしたかと思いましたが、デンジの舌を嚙み切っていました。
レゼの正体は爆弾の悪魔・ボムガール。
ソ連からデンジの心臓を奪うために送り込まれたモルモットと呼ばれる人体実験でできた兵士です。
卓越した格闘技と、指先1つで起こせる爆破力で、デビルハンターを圧倒しました。
チェンソーマンが一緒に海に沈むことで、発火を食い止め、爆弾を封じ込めます。
デンジと共に逃亡しようとしましたが、マキマによって殺されています。
人形の悪魔
レゼとの戦いが世界のニュースになり、デンジの心臓を狙う刺客が世界各地から乗り込んで来ます。
デンジの心臓争奪戦が始まる中、ロシアから来たトーリカの師匠は、地獄の悪魔を呼び出し、地獄へデンジやトーリカを送り込みます。
闇の悪魔の肉片を食べることで、パワーアップ。
闇の力を持った人形の悪魔は闇にいる限り、いくら攻撃してもすぐ復活します。
しかし、デンジがガソリンを被って全身火だるまになり、闇を払いのけて倒しました。
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デンジと銃の悪魔との対決
闇の悪魔の力は圧倒的で、天使の悪魔とアキは腕を切断され、パワーはフラッシュバックに苦しめられます。
目前に迫った銃の悪魔との全面対決にアキは参加しないことをマキマに伝えます。
アキは既に兄妹のように思えるデンジやパワーを死なせたくなくなっていたのです。
しかし、マキマが言った言葉は衝撃的でした。
既に銃の悪魔はなにものかに倒されて、世界各国でその肉片を所有して、その量の多さで影響力を図っていたのです。
世界中で出回っている銃は銃の悪魔のものではなく、世界各国が裏で作って使用しているものでした。
マキマの正体は支配の悪魔|狙いと世界の謎
アキは未来の悪魔からデンジに殺されると予言されます。
一方、天使の悪魔は両腕を失ったため、殺処分扱いになりかねません。
2人はマキマに相談に行きますが、そこで2人は思い出します。
2人の大切な人を奪った張本人がマキマで、2人は記憶を書き換えられ、マキマに操られていたのです。
しかし、マキマはすぐさま2人を再洗脳して、銃の悪魔との戦いに参加させられます。
かつて戦った悪魔や殺された公安デビルハンターは記憶を消されてマキマの支配されていたのです。
マキマの正体は支配の悪魔でした。
死んだはずのアキや天使の悪魔だけなく、公安デビルハンターや沢渡アカネ、蜘蛛の悪魔が記憶を消されてマキマとの戦いに利用されています。
銃の悪魔はマキマとその配下に、一瞬で倒されてしまいました。
その後、岸辺は公安の部隊と一緒にマキマを暗殺しますが、その都度マキマは復活します。
マキマは内閣総理大臣との契約により、マキマの死は国民の事故死や病死に置き換えられ死ぬことはないのです。
チェンソーマンの能力はその存在の悪魔を食べることでその存在の歴史や記憶自体が消えてしまうことでした。
「ナチス」「第二次世界大戦」「核兵器」「エイズ」
チェンソーマンが食べたことによって、物語の世界では最初からなかったことになります。
一方、支配の悪魔の能力は格下の相手を支配できること。
マキマはチェンソーマンを支配することで、チェンソーマンにこの世にあってはいけないものを食べさせ、世界からなくし、理想の世界を作ることでした。
アキ、パワーの最後
銃の悪魔が倒された後、デンジとパワーの住むアパートにチャイムが鳴り続けます。
マキマから電話があり、それは銃の悪魔が人の身体を乗っ取った銃の魔人で、殺せと指示されます。しかし、パワーは匂いで玄関にいるのはアキだと感じとっています。
デンジがドアを開けるとそこにいたのは、銃の悪魔に身体をのっとられたアキがいました。記憶を消されたアキは民間人を見境いなく、殺傷します。
アキの意識の中では弟とキャッチボールしていた思い出が蘇ります。
デンジはなくなくアキを殺します。
アキを殺した罪悪感に苛まれるデンジは、念願のうまいものやゲームをしても虚しいばかり。銃の悪魔を倒した約束の願いごとはマキマの犬になることでした。
犬になった第1歩にマキマは自分のマンションの玄関を開けろとデンジに命じます。
不吉な予感がして恐る恐るドアを開くと、デンジの誕生日ケーキを持ったパワーが立っています。マキマはパワーの首を指の銃でふっとばします。
何が起こったのか呆然とする、デンジの顔を見て、マキマは吹き出して大笑いします。
マキマは目的のためなら、他人を犠牲にしても構わない悪魔的な性格でした。
デンジの心をどん底までたたき落とすために、マキマはデンジに仲間を与え、そしてそれを奪おうと最初から考えていました。
心を弱らせておいて、デンジの心臓であるポチタを奪うつもりだったのです。
支配の悪魔マキマとの最終決戦へ
チェンソーマンは何度戦ってもその他の武器人間とマキマを倒すことができません。
身体に残っていたパワーの血のおかげで、デンジはなんとか復活できますが、戦いを諦め、岸辺の導きで地下の隠れ家で隠遁生活を送ります。
しかし、テレビのニュースではチェンソーマンが一躍ヒーローになってもてはやされいると知ります。
ホントは朝からステーキを食べたい、10人くらい彼女ほしい。
自分の欲望を再確認したデンジはマキマとの最後の戦いに挑みます。
案の定、マキマの一方的な攻撃に終わりデンジはズタズタにされます。
しかし、それはポチタの心臓だけを分離した囮でした。
マキマは匂いで人を区別するので、デンジの区別がつかなかったのです。
後ろから近づいたホンモノのデンジがマキマをチェンソーで切り裂いて倒しました。
殺しただけではマキマはまた復活してしまいます。
デンジはマキマの肉を生姜焼き、ハンバーグ、カツなど家庭料理にして食べつくします。
ついにマキマを完全消滅させることに成功しました。
マキマの生まれ変わりの少女「ナユタ」
マキマの残した犬の世話をするデンジの元へ、岸辺が現れます。
岸辺が中国から連れてきた少女ナユタは、支配の悪魔マキマの生まれ変わりでした。
地獄から生まれ変わった悪魔と同じように過去の記憶はありません。
因縁の相手の生まれかわりの登場に戸惑うデンジでしたが、岸辺はナユタを置いて消えて面倒を見ざるをえなくなります。
ナユタは食パンがあれば満足し、当初のデンジを彷彿とさせます。
ナユタをどう扱っていいか迷うデンジの夢にポチタが現れました。
デンジに抱きしめられてポチタが夢を叶えたように、ナユタも家族のように愛してあげて欲しい。
ポチタの言うとおりに、ナユタを抱きながら眠るデンジでした。
最終回・結末をネタバレ
その後、あいかわらず町には悪魔が出没し、人々を襲っています。
逃げる人々はチェンソーマンの噂をしています。
「チェンソーマンは人間なのか?」
「趣味で悪魔を殺している」
「女の子しか助けない」
「今は高校生だという噂だ」
ビルを破壊する悪魔から逃げる人々の流れの中で、たった一人の少年が悪魔の前に立ちはだかります。
詰め襟の学生服を着たデンジでした。
胸のスターターロープを引っ張り、チェンソーマンに変身しようとしています。
最後のコマには【第一部 公安編 完】と書かれています。
物語は第2部へ
チェンソーマン第2部はジャンプ+で連載されることが決まっています。
しかし、その内容は全く公表されていません。
第一部の最終話では「公安編 完」とあり、物語は公安から、デンジの高校に舞台が移るのではないかと言われていますが、その全貌はあきらかになっていません。
ジャンプ+ではチェンソーマン第2部の前に、「ルックバック」という読切作品が掲載されました。
チェンソーマン第2部の連載が待たれます。
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世界にはびこる悪魔世界
悪魔や魔人が暴れる世界。
銃の悪魔が世界中で暴れて、わずか5分間で120万の人々が犠牲になります。
その13年後の1997年から物語は始まります。
悪魔の正体・目的は?
悪魔は地獄と現世を生まれ変わりながら永遠にループしています。
世界では水面下で2大悪魔の対決が展開。
武器の頂点に立つ「銃の悪魔」と、相手の記憶をコントロ-ルして奴隷化する「支配の悪魔・マキマ」が世界の覇権を巡って戦っているのです。
戦いの鍵を握るのがチェンソーマン。
チェンソーマンに食べると存在そのものが消えてしまいます。
敵に回せば存在を消される恐れがあり、味方につければ敵を消滅してくる強力な武器に……
何も知らないデンジは2大悪魔の戦いに巻き込まれているのです。
恐い名前が強い悪魔の世界
「チェンソーマン」の悪魔はその名前の存在が恐れられるほど力が強いのです。
自動車は暴走して人を轢くというイメージがあるので、悪魔になると恐い。
しかし、コーヒーには恐いイメージがないので悪魔になると弱くなります。
銃の悪魔はアメリカで銃の乱射事件が多発して、銃が大量に作られたときに、人々の恐れによって巨大化して、力を強めています。
しかし、「トマト」や「ナマコ」など、そんなに恐くなさそうな存在な悪魔も登場しています。
トマトの悪魔は映画『アタック・オブ・ザ・キラートマト』に登場したトマトのモンスターに由来しています。
ゾンビやチェンソー、鮫など、ホラー映画へのオマージュもたっぷりなのが「チェンソーマン」の魅力の1つです。
悪魔は死んでも、地獄で生まれ変わりそこで死ぬと、また現実世界に生まれ変わります。
しかし、その前の記憶は一切なくしているのです。
悪魔が人を乗っ取った魔人
悪魔の魂が人の人間に乗り移ったものを魔人と言います。
魔人は魂が悪魔なので、人間のときの記憶は残っていません。
角や牙を持っていて、頭部だけは通常の人間とは違う特徴があります。
血の魔人・パワーや暴力の魔人ガルガリ、サメの魔人ビームなどがいます。
悪魔でも人間でもない武器人間
悪魔でも人間でもなく、魔人でもない存在です。
顔や手足に武器や武器の機能を備え付けているのが特徴。
ポチタ=チェンソーの悪魔と合体しチェンソーマンとなったデンジのように、
武器の悪魔と合体した人間が武器人間と呼ばれました。
魔人と似ていますが、魔人は素顔でも角が生えたり、動物の顔をしていたり、するのに対し、武器人間は普段の姿は人間で、変身すると、顔に武器をつけた形状になります。
刀の悪魔・サムライソードや爆弾の悪魔・レゼのタイプです。
悪魔を倒す公安デビルハンターたち
デビルハンターは民間と公安の2種類あります。
当初、デンジは民間デビルハンターでしたが、倒す悪魔は比較的弱くて倒しやすいものの、
賞金は依頼主にピンハネされて極貧生活でした。
公安特異課のデビルハンターは政府直属。
公安デビルハンターを志望するのは、早川アキをはじめ、13年前に銃の悪魔に家族を殺された者です。
銃の悪魔への激しい復讐心を燃やしています。
デビルハンターにはそれぞれ契約の悪魔がいて、悪魔に身体の一部を差しだす代償に、悪魔の身体の一部を借りうけます。
給料や生活を保障されていますが、その分命の危険があり、ほとんどの人が若いうちに命を落としています。
生活のためにデビルハンターになったコベニは、いつ命を落としかねない過酷な任務に耐えきれず退職しました。
早川アキ、姫野、岸辺、荒井ヒロカズ、コベニ、などが所属しています。
またデンジやパワーのように、魔人や悪魔でいながら、悪魔を倒す側にまわるものもいます。
天使の悪魔、暴力の魔人、サメの魔人、蜘蛛の悪魔などがいました。
悪魔側に寝返ったり、戦闘不能になり役立たずになった場合は処刑される運命です。
まとめ:「チェンソーマン」は悪魔と合体した少年の物語
最貧困の少年デンジは1度殺された後、相棒の悪魔ポチタを心臓にしてチェンソーマンに変身。
マキマに誘われて、世界の覇権をめぐる悪魔同士の戦いに巻き込まれていきます。
最強の悪魔・銃の悪魔を倒すことができましたが、デンジは大切な仲間のアキやパワーを失います。
全ては支配の悪魔マキマがデンジの心臓を手に入れるための陰謀でした。
ポチタは存在自体を消滅できる能力を持っていたのです。
膨らんでいく欲望を満たすためデンジはマキマとの最終決戦に挑みます。
非日常の世界にリアルな日常が光るのが魅力の作品です。
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