『チェンソーマン』は、藤本タツキ先生により週刊少年ジャンプで2019年から2021年に連載された大人気漫画作品です。第二部が2022年初夏から少年ジャンプ+で連載開始予定です。
さらにMAPPA制作でアニメ化も発表されており、大きな注目を集めています。
本記事では、本編の途中から早川アキが契約することになった「未来の悪魔」の性格や能力・強さを紹介していきます。
本作品の人物相関図は「チェンソーマンの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。
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目次
未来の悪魔(みらいのあくま)とは
“未来の悪魔”は公安の地下に収容されており、第4巻で黒瀬から紹介された早川アキと出会った形で初登場しました。
見た目は筋骨粉々の男性を思わせる姿
未来の悪魔はまるで樹木や十字架のような形状、筋骨粉々の男性を彷彿させるような姿をしており、これまでに登場してきた悪魔以上に禍々しい雰囲気に溢れています。
頭部には6つの目があります。
常に笑顔のために閉じた状態になっており、基本的に見開くことはありません。
自分との契約を望む者に大きな不幸や悲惨な死に方が見えたことで興奮した時には、閉じている6つの目を大きく見開くこともありました。
さらに、腹部に空いた大きな穴の中には「大きな開いた瞳」もあり、この部分で“他人の未来”を確認できます。
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出会ったばかりの時点でストレートに自分との契約を要求してきた早川アキに対して、始めは「過去最悪な態度」と不快感を抱いていました。
しかし、アキが未来で“最悪な死に方”をすることが分かった途端に気に入り、代償を求めながら契約を交わしたのです。
未来の悪魔はこれまで、自分の気に入った人間としか契約を交わしてきませんでした。
しかし彼自身における“気に入る基準”とは、気に入った人間そのものと言うよりは「その人間が、どれ程の不幸かつ最悪な結末を迎えるのか?」ということです。
早川アキと契約を結ぶ
早川アキがこの未来の悪魔を黒瀬から紹介されたのは、沢渡アカネやサムライソード戦で“狐の悪魔”や”呪いの悪魔”との契約を破棄されたことで彼らの能力を利用できなくなってしまったためです。
初対面の時点で契約を結ぶことになりましたが、ここまで早い契約の締結にもお互いの事情や思惑がありました。
早川アキに関する詳細は「【チェンソーマン】早川アキの強さ・能力 | 銃の悪魔との関係は?いつ死亡していたのか考察」の記事をご覧ください。
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未来の悪魔の性格
未来の悪魔と言えば「常に陽気」な性格であることを真っ先に思い浮かべるファンや読者も多いはず。
しかし、その陽気とは裏腹に内心ではとんでもない“陰湿さ”や”腹黒さ”も持ち合わせているのです。
常に陽気
本編で黒瀬やアキの前に現れた途端に、自身の陽気さを彼らや読者の前で押し出してきました。
さらに樹木のような体型でありながらもポーズまで決めながら「未来!最高!」と叫び続けている点も特徴的です。
未来の悪魔「オマエも“未来最高”と叫びなさい!」
しかも、自分が叫ぶだけではまだ物足りないのか、自分を見つめてくる早川アキに対しても同じように叫ぶことまで求めてきます。
他人の不幸を好む
前面から押し出している陽気さとは裏腹に、内心では「他人の不幸を好む」という“陰湿さ”や”腹黒さ”も持ち合わせています。
契約後はアキの右目に宿り、敵たちによる攻撃の“数秒先”を送る形でサポートしてくれる一方で、本人の望まぬタイミングで、いきなり“不幸な未来”を見せてくるなどの嫌がらせ行為も行ってきました。
そのため、一見は最低かつ最悪な性格の持ち主ですが、ある意味では他の悪魔たち以上に“悪魔らしい性格”と言えるのではないでしょうか。
未来の悪魔の能力・強さ
ここでは、未来の悪魔が持つ“未来視”の能力や、彼と契約する上で払わなければならない“大き過ぎる代償“について紹介します。
契約者は未来が視えるようになる
その“未来”の名前どおり、未来の悪魔は「未来を予知する能力」を持っています。そして契約者に対しては「数秒先の未来が見える能力」を与えています。
戦闘では、この能力を駆使することにより、敵の行動を先読みすることで攻撃を回避できるだけでなく、普通では予想できないような不意打ちに気づくことも可能です。
本編で契約した早川アキも、この能力で大勢の刺客たちを速攻で切り倒しただけでなく、一緒にいる天使の悪魔に羽を使わせることで、隠れていた男からの銃撃を防止できました。
しかし、この能力において気をつけなければならない点もあります。
未来の悪魔の能力はあくまでも“見えるだけ”のため、契約者自身の強さを始めとした身体能力や判断力が伴っていなければ戦闘に勝利することすら難しいのです。アキも再び立ちはだかってきた沢渡アカネの操るヘビからの攻撃は見えても、完全に避けきれませんでした。
そのため、この悪魔の能力を充分に活かせるか否かは契約者自身の強さや能力によって、大きく左右されてしまうわけです。
代償は「寿命の半分」「五感の大半」
この未来視が強力な能力である分、契約者自身が払わなければならない代償も「寿命の半分」や「五感の大半」と非常に大きいです。
過去に公安でも2人が未来の悪魔との契約を交わしたものの、そのうちの1人が「寿命の半分」を、そしてもう1人は”両目と味覚、嗅覚”を差し出したことが黒瀬からの話で判明しています。
しかし、3人目の契約者となった早川アキには、彼が迎える「あまりにも無残な未来と結末」を知ったことだけで満足したため、大きな代償の要求はしてこなかったのです。
ただし無料で済んだわけでなく、未来の悪魔自身も”早川アキの悲惨な死に方”を実際に見たいために「アキの右目に住まわせろ」というのが、彼に対して求めた代償でした。
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早川アキは惨めな死に方をすることを予言
早川アキに対してそれほど大きな代償を要求してきませんでしたが、それは未来の悪魔自身が「早川アキが迎える”惨めな死に方”」に強い興味を持ったからです。その不吉すぎる予言はストーリー終盤で、あまりにも予想外な形で当たってしまいます。
未来の悪魔が告げた”最悪な死に方”とは
日本に襲来してきた銃の悪魔とマキマ(支配の悪魔)の激戦に巻き込まれて死亡した早川アキが”銃の魔人”にされてしまった上、これまで必死に守り続けてきた人間たちをアキ自身が無差別に殺戮した挙句、デンジ(チェンソーマン)の手で殺されてしまいました。
未来の悪魔「ふふふ、早川アキ…お前は“最悪な死に方”をしただろう、チェンソーの少年にとってね」
あまりにも悲惨な結末を迎えて死亡した早川アキやデンジの姿を、未来の悪魔は電柱の上で眺めながら楽しんでいました。
未来の悪魔がアキとの契約時に告げた”最悪な死に方”とは、実はアキにとってではなく「デンジにとって最悪な死に方」だったのです。
デンジもアキのことを完全に”兄のような存在”として接するようになり始めていた矢先、やむを得ない状況とはいえ、自身の手で兄(アキ)を殺してしまったことに変わりありません。
この事件がデンジに対して大きなトラウマを植えつけてしまい、残されたデンジは何を食べても飲み込めずに吐き出してしまう状態になりました。
確かに未来の悪魔が予言した通りに”最悪な死に方”が実現されたものの、アキに契約したばかりの時は「誰が〜」とまでは言っていませんでした。
おそらく未来の悪魔は無残な形での結末まで予知できていたのでしょうが、契約の時点で言わなかったのは、自分が見たい未来をアキやデンジ達の手で変えられてしまうことを恐れていたからのようにも思えます。
デンジに関する詳細は「【チェンソーマン】主人公デンジの正体・扉の夢の意味 | 強さや魅力・第二部の活躍も考察」の記事をご覧ください。
第二部でも変わらず未来が視える?
未来の悪魔は早川アキの最後を見届けてから去っていき、それ以降は最終話まで再登場することはありませんでした。
そのため死亡しているはずもなく、自身がデンジやアキから去った後には再び公安の地下に戻ったか、またはマキマたちによる抗争を避けるために人気のない別の場所に潜んでいるものと思われます。
つまり、「第一部の時点では死亡しておらず、第二部(学校編)で再登場する可能性が極めて高い」ということです。
もしも再登場した場合、個人的には第一部の時点では詳細な情報までが明かされなかった吉田ヒロフミやナユタ(転生後のマキマ)の前に現れて、新たに契約を結ぶ可能性が大きいと思っています。
ただ、ここで気がかりなのがデンジの存在です。
アキ自身の意思で契約していたとはいえ、デンジにとって未来の悪魔は兄のような存在を奪った“憎き仇”のはず。少し成長したであろう第二部に入ってからも変わらないはずです。
デンジにとっては再会した時点で殺してやりたい思いに駆られるはずですが、もしも実際に吉田やナユタとの契約を交わした場合、2人との関係性が大きく荒れてしまうことは目に見えています。
さらに、この未来の悪魔が新たに契約した者に対して「新たに見えた未来の内容や結末」によっても、第二部(学校編)の展開が大きく変わっていきそうな予感もしています。
マキマに関する詳細は「【チェンソーマン】マキマの正体と目的・強さと能力 | 第二部(ナユタ)の展開を予」の記事をご覧ください。
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まとめ
今回は、早川アキと契約を交わした”未来の悪魔”の性格や能力、第二部(学校編)での再登場や契約候補も予想してみました。
“未来視”の能力そのものは画期的かつ素晴らしいものですが、それを上手く活かせるか否かは契約者自身の強さや能力にかかっていることを忘れてはなりません。
未来の悪魔の性格があまりにも腹黒いうえ、契約する基準も歪み過ぎていることを考えてみると、未来の悪魔と契約できた場合には「自分が悲惨な死に方や結末を迎えること」を肝に銘じておく必要がありますね。
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