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【チェンソーマン】主人公デンジの正体・扉の夢の意味 | 強さや魅力・第二部の活躍も考察

チェンソーマン

『チェンソーマン』は、藤本タツキ先生により週刊少年ジャンプで2019年から2021年に連載された大人気漫画作品で、第二部が少年ジャンプ+で連載開始されることが発表されました。

さらにMAPPA制作でアニメ化も発表され、大きな注目を集めています。

本記事では、主人公デンジ強さや性格、魅力的な女性キャラたちとの関係性を紹介。さらにデンジの正体や”扉の夢”の意味についても迫ります。

本作品の人物相関図は「チェンソーマンの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。

 

チェンソーマンの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説
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目次

デンジとは

【チェンソーマン】主人公デンジの正体・扉の夢の意味 | 強さや魅力・第二部の活躍も考察

(チェンソーマン第1巻 藤本タツキ/集英社)

デンジはポチタとの契約を交わして”武器人間”となった男性です。悪魔との戦闘で倒されても生き返る身体になりました。

そうした特性が災いするかのように、第1話から殺され始め、それ以降も何度も殺されてきた不憫な主人公です。

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デンジのプロフィール

誕生日 不明
年齢 16歳(本人もしっかり覚えていない)
身長 181cm
所属 公安対魔特異4課
職業 デビルハンター
契約悪魔 チェンソーの悪魔(ポチタ)
バディ パワー(血の魔人)
趣味 食う、寝る

デンジの年齢は16歳(仮)で、食べたり寝たりすることが趣味です。

公安対魔特異4課に所属しており、デビルハンターとして活動しています。

アメリア
アメリア

ちなみに、デンジの誕生日を知る者はマキマだけなんだって!

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極貧生活からの脱出、普通を手に入れた武器人間

デンジは、父親の残した多額な借金を返すために、16年間もの長い期間にわたり“普通の生活”を夢見ながら極貧生活を強いられてきました。

自分の雇い主であるヤクザから贄として捧げられて一度死亡しますが、チェンソーの悪魔(ポチタ)との契約チェンソーマン(チェンソーの武器人間)に変身して生き返ります。

その絶大な強さを見ていたマキマに拾われたことがキッカケで、大きな転機を迎えました。

公安のデビルハンターとして働き始め、パワーや早川アキとの共同生活や色々な人間たちとの出会いを経て“人間”としても成長していきました。

早川アキに関する詳細は「【チェンソーマン】早川アキの強さ・能力 | 銃の悪魔との関係は?いつ死亡していたのか考察」の記事をご覧ください。

【チェンソーマン】早川アキの強さ・能力 | 銃の悪魔の関係は?いつ死亡していたのか考察
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デンジの名前の由来は「天使」

デンジの名前の由来「天使」「電池」から来ていることが、『ジャンプフェスタ2021』のイベント会場内で藤本先生により明かされました。

この由来にはいくつもの理由があります。

  • デンジが悪魔たちと戦い続ける漫画であり”悪魔の反対言葉”として「天使」の候補が出てきた。
  • 天使の言葉に濁点をつけた結果「デンジ」となった。
  • デンジがチェンソーマンの姿に変身すると、電池のようなキャラクターになるため、濁りをつけた。

完全に言葉遊びですが、来場されたファンたちからは、大盛況だったようです。

 

 

 

デンジの強さ・能力

【チェンソーマン】主人公デンジの正体・扉の夢の意味 | 強さや魅力・第二部の活躍も考察

(チェンソーマン第3巻 藤本タツキ/集英社)

ここからは、デンジとチェンソーマンの強さや能力について紹介していきます。

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チェンソーの悪魔に変身して戦う

第1話で殺されたデンジですが、ポチタ(チェンソーの悪魔)の心臓を自身の体内に宿して「チェンソーマン」に変身して復活します。変身した姿で戦うことが可能です。

デンジの場合、この姿に変身して顔から生えてきたチェンソーを駆使して、敵の悪魔や魔人たちと互角に戦います。

一見、そのチェンソーの姿や切れ味ばかりに目が行ってしまいがちですが、変身後はデンジ自身の腕力も上がっており、その馬鹿力車を1人で持ち上げられるほどです。

ストーリー初期では、顔や両腕から生えたチェンソーで敵を切りつけながら戦うことが主な戦法でした。しかし、ビーム(サメの悪魔)からのアドバイスや師匠(岸辺)との特訓を経て、チェンソーの使い方による応用も効かせられるようになりました。

岸辺に関する詳細は「【チェンソーマン】岸辺(きしべ)の強さは?クァンシとの過去や若い頃についても考察」の記事をご覧ください。

【チェンソーマン】岸辺(きしべ)の強さは?クァンシとの過去や若い頃について解説
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足からもチェンソーを生やせる

デンジは、顔や両腕だけでなく、足からもチェンソーを生やせます。

“蹴り”と”切る”を兼ねた攻撃だけでなく、チェンソーの長さを短めに出して「壁を走る」という妙技もできます。

壁を走って逃げることにより、自分追ってくる敵や人間たちからの攻撃を回避することに役立ちました。

チェーンを外して多様な使い方も可能

チェンソーの周りに装着されているチェーンを取り外すことも可能で、取り外した”チェーン”の形態を駆使した多様な使い方も編み出しました。

例えば、サメの姿に変化したビームの口に加えさせながら“調教”することで、デンジのスピードアップに繋がりました。本作品の中でもかなり異質な光景でしたが、レゼ(ボムの魔人)との戦いで活躍しました。

さらに、ビームがいない時には、縄がわりにして敵の動きを封じる戦法も見出したのです。

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「光の力」で敵悪魔を燃やす

【チェンソーマン】主人公デンジの正体・扉の夢の意味 | 強さや魅力・第二部の活躍も考察

(チェンソーマン第8巻 藤本タツキ/集英社)

第8巻のサンタクロース編で編み出したのが「光の力」です。

これはチェンソーマンに変身した状態で自身の身体にガソリンをかけた上で「チェンソーの火花から発火させる」という荒技です。この技で敵にべったりとくっつき、燃やします。

ただし、この技を使っている間はデンジ自身も燃えながらダメージを受けてしまうデメリットがあります。

アメリア
アメリア

いわゆる、”諸刃の剣”ってやつね!

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“心臓の分離”でマキマをも欺いた

マキマとの最終戦では、自分の中にある心臓(ポチタ)を抜き取ることで「チェンソーマンとの分離まで編み出したデンジ。

心臓を抜き取ることは自分の血を大量に消費して不足する」という大きなデメリットもあり、先に紹介した「光の力」とは比べ物にならない程の危険行為です。

しかし、この時のデンジは事前に貰っていた”パワーの血液”を上手く利用することで、危険性の高いデメリットを見事にカバーしてました。

この分離でマキマすら欺いた上に心臓をぶつけた末、トドメを刺すことで勝利できました。

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1番の強みは”ほぼ不死身”であること

デンジも含めた武器人間たちは“ほぼ不死身”であることも大きな特徴です。”ほぼ不死身”なのは、場合によっては生き返ることができなくなってしまうケースもあるからです。

デンジの場合は、致命的なダメージを受けてしまう前に心臓からはみ出している”スターター(ポチタの尻尾部分)”を引いていれば、肉体を再生できます。

しかし、致命的なダメージを負わされた後だと、仲間などの第三者の手でスターターを引いてもらえなければ、生き返ることができません。

アメリア
アメリア

デンジでも死ぬことってあるんだね…!

デンジの性格について

【チェンソーマン】主人公デンジの正体・扉の夢の意味 | 強さや魅力・第二部の活躍も考察

(チェンソーマン第2巻 藤本タツキ/集英社)

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自分の欲望に素直でアホな子

デンジは幼少期から極貧生活を強いられていたこともあり、義務教育を受けてきません。

そのため、一般常識における教養すらなく、周囲からも見下されることも多かったです。

しかし、そうした“教養の無さ”によって、何事にも物怖じすらせず、自分の欲望に向けて動ける素直さや行動力を持っています。

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常人では理解不能な発想も

常人ではとても理解不能な発想すら思いつく上、すぐに実行できてしまう性格もまた、デンジならではの強みと言えます。

デンジ「アイツが死にたくなるまで痛めつけて自殺させりゃいい!」

アキや姫野でさえも打つ手を失った”永遠の悪魔”に対して、とんでもない発想を見出しては、パワーからも「悪魔みたいな発想」とまで言わせてました。

しかし、そんな理解不能な方法で本当に悪魔を倒してしまった上、この戦闘の中で「永久機関」まで編み出しました。

デンジの発想力と行動力は、まさに自身でも言っていた“ノーベル賞もの”と言えるでしょう。

デンジの正体

【チェンソーマン】主人公デンジの正体・扉の夢の意味 | 強さや魅力・第二部の活躍も考察

(チェンソーマン第10巻 藤本タツキ/集英社)

第83話(第10巻に収録)の中で、デンジの正体が多くの悪魔たちから恐れられている地獄のヒーロー・チェンソーマン」であることが明かされました。

しかし、これだけではまだ、デンジの正体を完全に解明できたわけではありません。

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デンジの正体は”チェンソーマンの器”

第一部の終盤にして、完全なチェンソーマンとして覚醒したデンジにおいて、以下の新たな疑問が出てきました。

  • マキマが「デンジ」と「チェンソーマン」の名前を呼び分けている
  • 覚醒した後、デンジ自身の意識や”自我”が失われていた
  • チェンソーマンに覚醒したデンジの記憶が本人でなく、ポチタからの視点に変わっていた

これら3点の疑問から考察した結果…「真のチェンソーマンとはポチタであり、デンジはチェンソーマンになるための”器”でしかない」という考察にたどり着きました。

ポチタ単体ではチェンソーマンとしての強さや能力を引き出すことはできず、覚醒するためには“人間という器”が必要だったわけですね。

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真の正体は”神の子”である可能性も高い

デンジがあくまでもチェンソーマンに変身するための器でしかないことを解説しましたが、これだけではまだ完全に解明できていません。第一部の中では、最後までデンジの出生や母親における謎や秘密まで明かされないまま完結しました。

そんな現状の中で「デンジの真の正体が、実は“神の子”である」という説も考えられます。

ストーリー終盤に入ると、これまではデンジに大して優しく接してくれたマキマも、どんどん嫌悪感を露わに出していきました。

しかし、これはあくまでも“デンジだけに対する嫌悪感”に過ぎず、彼の体内に入っている心臓(ポチタ)に対しては「チェンソーマン」と呼んで崇拝していたわけです。

少し難しい話になってしまいますが、これはイエス・キリストによる”エホバの証人”における解釈から取られていると思います。デンジの正体が本当に”神の子”であったとしても、それは神そのものとは違います。

マキマが”チェンソーマンのファン”であることを語っていたのも、それはおそらく「真の神」として崇めていたからだと思います。

そうなれば、”神の子”でしかないデンジを「異端者」と見て、裁きを下そうと考えていたことにも納得がいきますよね。

デンジの扉の夢が意味するものとは

【チェンソーマン】主人公デンジの正体・扉の夢の意味 | 強さや魅力・第二部の活躍も考察

(チェンソーマン第5巻 藤本タツキ/集英社)

第5巻から登場して大きな謎とされてきた、デンジの「扉の夢」が、佳境に入った中で明かされました。

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夢の扉はデンジの扉を表していた

デンジの夢の中に出てきた扉には“過去の罪”が封印されています。その罪とは「デンジが子供の頃に犯した“父親殺し”」だったのです。

ストーリー初期では、デンジの父親は多額の借金を苦に自殺したとされていますが、それは偽りの記憶でしかありません。実は父親は自殺などではなく、本当は「酔った父親に殺されそうになった瞬間、デンジが殺してしまったのです。

この謎が明かされるまでの間、何度も扉を開こうとしたデンジに聞こえてきた「開けちゃダメだ!」の台詞の主はポチタでした。

アメリア
アメリア

デンジが自ら押し込めていた”過去の罪”を見させないように呼びかけていたってことね!

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夢の扉はどんな意味が込められている?

第10巻で部屋に招かれた中、マキマから「夢の扉」の意味を聞かされます。この夢の扉には「デンジにある“過去の罪”封印する」という意味があったのです。

その扉を封印していたのは、他ならぬデンジ自身でした。

デンジが犯した父親殺しに対して、人によっては正当防衛と捉えた読者も多かったはずです。しかし、法律上でも宗教上でも「殺人が”大罪”」であることに変わりなく、マキマからも許してはもらえませんでした。

マキマ「罪を償う時が、来たんだよ」

デンジがマキマに拾われたおかげで手に入れた”普通の生活や幸せ”も、全て彼女によって仕組まれていました。

マキマはデンジに対して束の間の幸せを存分に味あわせてから、一気に奪って陥れようとしていましたが…これもまた、デンジを処分する対象の「異端者」に仕立てあげるためにやってきたことでした。

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デンジと各女性キャラとの関係

【チェンソーマン】主人公デンジの正体・扉の夢の意味 | 強さや魅力・第二部の活躍も考察

(チェンソーマン第2巻 藤本タツキ/集英社)

ここからは、デンジが出会ってきた女性キャラたちと築いてきた関係性を紹介します。

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マキマ(ナユタ)とは永遠に切れない関係性に?

デンジにとって全編とおして、最も深い関係性となった女性は、やはりマキマだと思います。

自分を拾って極貧生活から解放してくれた恩人であり、公安に入ってからは“上司と部下”という関係性が続きました。

さらに、デンジにとっては“憧れの女性”でありながら、最終的には全てを奪われた挙句、自身の手でトドメを刺してしまうという悲しい別れを遂げています。

しかし、マキマが完全に死ぬことはなく、終盤では岸辺から押しつけられる形で転生した後の「ナユタ」と一緒に暮らすこととなりました。

ここまで来てしまうと、デンジとマキマ(ナユタ)の関係は、もはや永遠に切り離せないのではないでしょうか。

マキマに関する詳細は「【チェンソーマン】マキマの正体と目的・強さと能力 | 第二部(ナユタ)の展開を予」の記事をご覧ください。

 

【チェンソーマン】マキマの正体と目的・強さと能力 | 第二部(ナユタ)の展開を予想
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パワーとは”家族愛”を築いた

出会ったばかりの頃は、パワーの自己中さ加減に振り回されてきたデンジですが、アキと3人で暮らしていく内に、立派な“家族愛”を築けたと思います。

デンジにとってアキがお兄さん代わりとなる一方、パワーの方はまさに「世話の焼ける」のような存在となりました。

食卓で野菜嫌いなパワーが投げると、デンジの方から「農家に失礼だろ!」と、しっかり注意していましたからね。

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レゼとは”短命の恋”を経験した相手

第5巻で公衆電話越しに出会ったレゼとは、初めて本格的な恋愛をさせてもらえた相手です。

かなり積極的なアプローチや告白で、デンジを一気に夢中にさせてしまうものの、結局は敵同士と判明した途端、殺し合いのバトルに発展してしまいました。

そんなレゼとは、“短命の恋”で終わってしまいます。

カフェ「二道」で待ち続けるデンジに向けて、マスターから言われた台詞に共感したファンも多かったはずです。

レゼに関する詳細は「【チェンソーマン】レゼがかわいい・強さと能力 | 死亡と復活の理由・第二部で再登場する可能性を考察」の記事をご覧ください。

 

【チェンソーマン】レゼがかわいい・強さと能力 | 死亡と復活の理由・第二部で再登場する可能性を考察
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姫野とは”苦いファーストキス”を交わした

第2巻で”永遠の悪魔”との戦闘から共闘することになった姫野は、アキの先輩かつバディでもある女性です。

この後に悪魔を倒したご褒美として、新人歓迎会の席でデンジは姫野に“キス”されてしまいます。ただ、キスされている最中に姫野の方が嘔吐してしまい、デンジはモロに食らうことに。

デンジのファーストキスは、あまりにも苦い味と思い出に終わってしまいました…。

姫野に関する詳細は「【チェンソーマン】姫野の悪魔や契約内容 | 第二部での復活や再登場も考察
」の記事をご覧ください。

 

【チェンソーマン】姫野の悪魔や契約内容 | 第二部での復活や再登場も考察
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東山コベニからも”女や人間の怖さ”を教わる

コベニは公安の新人であり、姫野たちと同じ任務の中で出会います。

“永遠の悪魔”からデンジを殺すように要求される中、真っ先にナイフで刺し殺そうとしてきたのがコベニでした。

この時はデンジも口に出してはいないものの、窮地に陥った女や人間が何をしでかすか分からないことの怖さを実感したように思えます。

東山コベニに関する詳細は「【チェンソーマン】東山コベニの強さや契約する悪魔を考察 | 死の悪魔?飢餓?戦争?」の記事をご覧ください。

 

【チェンソーマン】東山コベニの強さや契約する悪魔を考察 | 死の悪魔?飢餓?戦争?
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今までの主人公にないデンジの魅力とは

【チェンソーマン】主人公デンジの正体・扉の夢の意味 | 強さや魅力・第二部の活躍も考察

(チェンソーマン第7巻 藤本タツキ/集英社)

これまでのジャンプ漫画とは明らかに違っている主人公像のデンジ。

だからこそ、多くのファン達からの支持や共感を得ているのだと思います。

ここでは、デンジやチェンソーマンの持つ魅力に迫ります。

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新しいタイプのダークヒーロー像を築き上げた

デンジは、これまでとは完全に異なる“ダークヒーロー像”を築き上げたと思います。

マキマから拾われたことで、表向きでは人間たちを殺戮する悪魔や魔人たちと戦ってきたデンジですが、それは決して正義のためでなく“己の欲望”のために戦っていたに過ぎません。(そもそも、チェンソーマンの姿からも正義という印象を持てませんしね)

さらに、欲望丸出しな腹黒さに加えて穴が空いてしまっている」という設定もまた、これまでのジャンプ系主人公やダークヒーロー像とは一線を画してますよね。

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予測不能な行動ばかりで読者を驚かせた

デンジが本編中で見せてきた“予測不能な行動や言動”もまた、魅力的でしょう。先に紹介した「チェーンの応用」や「心臓の分離」など、どちらかと言うと戦闘シーンで多かった印象があります。

さらにつけ足すと、永遠の悪魔と戦った時に編み出した「永久機関」も忘れられません。

人間でいる時にも「夢バトル」や「最強の大会」など、他人からはとても理解されないであろう言葉を発することで、デンジ自身が”あまりにもぶっ飛んでしまっているところ”に驚きと同時に安心感を抱いた読者も多いはずです。

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夢のスケールが小さい所にも共感

デンジに最も共感してしまうのが、やはり「夢のスケールがあまりにも小さい所」でしょう。

こうした点は、デンジ自身がドン底からのスタートを切った影響によるものですが、それとはまた別に“現代の時代背景”を投影しているようにも感じます。

この辺は、過去に同じ少年ジャンプの看板作品として君臨してきた人気漫画の主人公たちと比較してみると、分かりやすいと思います。

主人公と作品名 夢や目標の内容
孫悟空
(ドラゴンボール)
・世界中を旅してドラゴンボールを集めたい。
・さらに強くなって、もっと強い奴と戦いたい。
ルフィ
(ワンピース)
・海賊王になりたい。
・ワンピースを見つけたい。
デンジ
(チェンソーマン)
・パンにジャムを塗って食べたい。
・女の胸を揉みたい。
・好きな女性(マキマ)と、いい関係になりたい。

こうして過去作品の主人公たちと比べると、デンジの夢が如何に小さいかが分かると思います。

しかし、デンジは自分の夢や目標がどんなに軽かろうと、常に命懸けで戦ってきました。
その直向きな性格にも魅力を感じ、そんなデンジに共感すると同時に応援したくなります。

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第二部(学校編)でのデンジの新たな活躍を考察

【チェンソーマン】主人公デンジの正体・扉の夢の意味 | 強さや魅力・第二部の活躍も考察

(チェンソーマン第11巻 藤本タツキ/集英社)

ここでは、ジャンプ+での連載が発表されている第二部(学校編)の展開を簡単に予想してみたいと思います。

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ナユタとのコンビプレイに期待

第一部の終盤から、マキマから転生してきた「ナユタ」と一緒に暮らし始めますが、その共同生活は第二部になっても変わらないと思います。

ただ、ナユタもまだ子供だからと言っても、あのマキマから転生した身であるため、単にデンジに守られているだけでは終わらないはずです。

アキやパワーと死別した今、デンジには彼らに代わる新しい仲間やバディが必要でしょうし、第二部の初期ではナユタとの名コンビプレイを駆使したバトルも見られると思います。

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パワーが復活する可能性も高い

第一部でパワーが死ぬ寸前、彼女から「血の悪魔を見つけに行け」と言われました。

さらに、デンジはその見つけた悪魔と仲良くなってパワー戻してほしいとまで頼まれています。

これもまた、第二部への伏線となっているはずであり、デンジが見つけた”血の悪魔”からパワーを復活させる可能性も高いですよね。

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レゼとの再会・復縁にも期待

一度はマキマに殺されたレゼですが、最終戦の中で復活させられたと同時に、他の悪魔や武器人間たちと一緒になって、デンジに襲いかかる場面もありました。

この復活がキッカケで、レゼもまた第二部で再登場する可能性も大きく、さらにはデンジとの再会を経た後の復縁にも期待したいところです。

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新しいバディ候補は吉田ヒロフミ

現時点で最も確実性が高いのが、デンジの新しいバディ候補吉田ヒロフミである点です。

第一部では現役高校生として登場したものの、出番は多くありませんでした。しかし、アキや姫野とは違って死亡せず生き残っており、第二部から高校に通い始めるデンジと最も共通点が高いのが、この吉田です。

第二部では、デンジと同じ高校の同級生か先輩として再登場し、パワーが復活するまでのバディとして大活躍してくれそうですよね。

本作品のネタバレ解説は「【チェンソーマン】第1部の最終回までネタバレで徹底解説 | 最後の結末・悪魔の正体・目的など」の記事をご覧ください。

【チェンソーマン】第1部の最終回までネタバレで徹底解説 | 最後の結末・悪魔の正体・目的など
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まとめ

今回は、本作品の主人公・デンジの性格や強さを紹介しました。さらに、デンジの正体や魅力に加えて「夢の扉」の意味にも迫ってみました。

多くのファンや読者たちから言われている通り、デンジはこれまでのジャンプ漫画の主人公らしからぬキャラクターですが、それらによる多くの新鮮さが人気の秘密となっていると思います。

ジャンプ+で連載開始される第二部(学校編)での更なる活躍に加え、今度こそ本当の幸せを手に入れられるように、更なるエールを送ってあげたくなりますよね。

   

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この記事を書いた人

アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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