『チェンソーマン』は、週刊少年ジャンプで2019年から2021年まで連載されていた作品で、第1部では「公安編」が描かれていました。少年ジャンプ+にて、第2部の連載が決定されています。
2021年には、第66回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。さらに、テレビアニメ化が決定され、連載を終えた後も話題が尽きない漫画です。
実は、『チェンソーマン』にはさまざまな伏線が作中に登場するのが魅力の一つ。
改めて伏線を知ることで、もっとこの作品の面白さに気づくことができるだけでなく、第2部の連載の楽しみが増えるかもしれません!
この記事では『チェンソーマン』の未回収の伏線や、第1部で既に回収された伏線、表紙で描かれている伏線を解説していきます。
チェンソーマンは伏線だらけ

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『チェンソーマン』は伏線だらけの作品です。
何度か読み直すことで「ここが伏線だったんだ!」と気づかされることがあるくらい、いろいろな伏線が散りばめられています。
マキマの正体やデンジの心の扉など、第一部で回収されている伏線もありますが、未回収の伏線も多いのです。
また、デンジとポチタが出会った時になぜポチタが負傷していたのか、はっきりと分かっていません。
他にもさまざまな伏線があり、まだ作品に謎が残り続けています。
チェンソーマン第一部未回収の伏線まとめ

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『チェンソーマン』第一部の未回収伏線を解説していきます。
例えば、コベニの契約していた悪魔は明かされていません。
ほとんどのデビルハンターは悪魔と契約しているのですが、作中では契約している悪魔が秘密のままでした。
第二部で回収されるのか考えてみたり、どういう意味があるのか考察してみたりするといいかもしれません。
銃の悪魔は誰が倒したのか
マキマの口から、「銃の悪魔」はすでに何者かによって倒され、意識のない状態だったと明かされます。
そして銃の悪魔の肉片はアメリカが20%、ソ連が28%、中国が11%、その他の国が4%を所持しており、残り37%の銃の悪魔の肉片は世界中の悪魔が持っています。
単行本9巻の75巻では、銃の悪魔の肉片20%とアメリカ国民全ての寿命を1年与え、銃の悪魔を復活させましたね。20%の形態でも、僅かな時間で自分の周囲にいた何人もの人々を殺すほどの威力の持ち主です。
何者かによって倒される前は、100%の状態だったと考えられます。
相当な実力の持ち主でない限り、銃の悪魔を倒すのは難しいのではないでしょうか。
誰が銃の悪魔を殺したのかは、第一部では謎のままでした。
ポチタが銃の悪魔を倒した?

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「銃の悪魔」を倒したのは、ポチタ(チェンソーの悪魔)ではないかと考察されています。
ポチタとデンジが遭遇した時、ポチタは瀕死の状態で、身体には銃で撃たれたような傷跡が見られたからです。
そのため、銃の悪魔と戦っていたのではないかと考えられています。
しかし、銃の悪魔の最後の目撃された時間と、デンジと出会った年代が合っておらず、絶対にポチタが銃の悪魔を殺したとは断言できないのです。
第二部で再び銃の悪魔が登場したり、誰によって倒されたのか解明されたりしたらいいですね。

デンジと出会う前にポチタは何があったんだろう?
4人の騎士とは
マキマの口から「彼らの中にいる武器の悪魔達と4人の騎士が貴方と戦い その最中 貴方は私達の前から消えてしまった」と武器の悪魔と4人の騎士という言葉が出てきます。
その中でも「4人の騎士」は、黙示録の四騎士に登場する支配と戦争と飢餓と死だと考察されています。
また、マキマは戦争と飢餓と死を挙げた際に「この世にはなくなったほうが幸せになれるものがたくさんあります」と言っていました。
ちなみに、支配の悪魔はマキマでしたね。
なので、まだ作中に登場していない四騎士は戦争と飢餓と死です。
マキマの口振りから見ると、残りの四騎士を消滅させてほしそうな印象に受け取れることから、四騎士の関係はあまり良くないものだと考えられます。
残りの四騎士が第二部以降で登場するのか気になりますね。マキマのような強さなのでしょうか?

どんな見た目なんだろう?
コメント
ポチタが負傷していたのは、マキマさんとその仲間たちと戦って瀕死の状態になったからではないでしょうか?
マキマさん自身も「戦いの途中で行方不明になりましたがそれは瀕死の状態で姿が変わっていたからわからなかった」的な発言をしているので、この伏線はこの言葉で回収されています。