「チェンソーマン」は2019年から2021年、週刊少年ジャンプで連載されていた漫画です。
第1部公安編が既に完結し、少年ジャンプ+にて第2部の連載が決定しています。さらに、アニメ制作も決定し、現在注目されている漫画のひとつです。
連載当時から、多くのファンから愛されている作品ですが、「つまらない」「過大評価」だと否定的な評価も見られます。
そこで、この記事ではチェンソーマンの評価についてまとめていきます。

チェンソーマンの面白さや魅力だけでなく、なぜ過大評価だと感じる人がいるのか分かるよ!
チェンソーマンのあらすじ

出典:週刊少年ジャンプ
「チェンソーマン」では、悪魔が存在している世界です。
主人公のデンジは、死んだ父親が遺した借金を返済するために、チェンソーの悪魔・ポチタと契約し、悪魔を狩りながら貧乏な生活を送っていました。
しかし、ある日ゾンビの悪魔と契約した借金の貸主の男に、デンジは殺されてしまいます。
彼は夢の中で、ポチタと「デンジの夢を見せて欲しい」という契約を交わし、ポチタはデンジの心臓となって蘇生。デンジの心臓部にはチェンソーの電源部が表れ、そこを引っ張るとチェンソーの悪魔に変身する力を獲得しました。
デンジはゾンビの悪魔を殺すと、マキマから公安対魔特異4課所属のデビルハンターにスカウトされます。
彼は公安のデビルハンターとして、悪魔を狩ることになりました。
チェンソーマンが面白すぎる!絶賛される要素3つ
チェンソーマンが面白いと言われる理由はなんでしょうか?
ここから、この作品の魅力を詳しく解説していきます。
予測できないストーリー展開
チェンソーマンの魅力の一つが、予測できないストーリー展開です。
この世界では、「銃の悪魔」という世界的に脅威な悪魔が存在しています。銃の悪魔は、過去に僅か5分だけ大陸に出現し、数分で死者120万人弱の被害を出した凶悪な悪魔であり、謎に包まれているのが特徴です。
デンジは、マキマから「銃の悪魔を倒して」とお願いされます。
デンジと同じく、4課所属している早川アキの復讐の仇です。
この銃の悪魔というラスボスを倒すストーリーになるか…と思いきや、予想外の展開になります。
他にも「こんな展開になるんだ!」と思うようなストーリーが繰り広げられます。
詳しく話を知りたい方は「【チェンソーマン】第1部の最終回までネタバレで徹底解説 | 最後の結末・悪魔の正体・目的など」を読んでみてください!

魅力的な登場人物
破天荒な性格のデンジはもちろん、彼を取り巻くマキマやパワー、アキなど魅力的な登場人物がたくさんいます。
どの登場人物も個性豊かで、チェンソーマンの独特な世界観にマッチしているのです。
デビルハンターだけでなく、悪魔や魔人のディティールも特徴的で、ハマる人はハマるでしょう。
中でも、チェンソーマンの中で人気のキャラクターがマキマ。
マキマは、作中のヒロインなのですが、ミステリアスなキャラクターで能力や強さなど明かされていない事が多い人物です。
謎な女性ですが、優しい一面がありギャップに取りつかれるファンがいます。

きっと気になるキャラが見つかるはず!
迫力の戦闘シーン
チェンソーマンの魅力の一つが、迫力の戦闘シーン。
作者の趣味な映画なだけあり、まるで映画のカットのようなド派手な戦闘シーンが特徴的です。
例えば、初めてデンジがチェンソーの悪魔に変身して、ゾンビの悪魔と戦った際、大勢のゾンビの中を切り刻むデンジの姿が描かれています。ゾンビの身体からは血が吹き出る中、颯爽とチェンソーで切り刻むデンジに爽快感があります。
他にも、サムライソード戦やコウモリの悪魔戦など、バトルシーンに凝っている話がたくさんありますよ。
まるで動いているような活き活きとした絵に惹かれるファンも多いです。
チェンソーマンはつまらない?アンチの意見
チェンソーマンがつまらないと感じる理由はなんでしょうか。
ここからは、チェンソーマンがつまらないと感じる理由を解説していきます。
話やシーンの意味がわかりにくい
チェンソーマンの話は、「これはどういうことだったんだろう?」とわかりにくいシーンがあります。
例えば、チェンソーマンでは、「闇の悪魔」という悪魔が登場します。
デンジたちは闇の悪魔に招かれて、この悪魔が作り出した空間へ向かう話があります。闇の悪魔が作った空間には、身体が真っ二つにされた宇宙飛行士が何人も並べられ、拝んでいる様子が描かれているのが印象的です。
このシーンの意味は詳しく明かされておらず、どういう意味があるのか作中のなかで正確に詳しく描かれていません。
考察し、解釈する必要のあるシーンがいくつも出てくるので、漫画を読んで意味や情報を正確に知りたい方にとって「意味がわからない…」「面白くない」と物足りないと感じるのかもしれません。

よく分からなかったところは考察を調べてみると面白いかも!
絵が荒い
チェンソーマンの絵が荒い印象を持つ人もいるようです。
チェンソーマンの絵柄は独特なので、好みが分かれる場合があります。
決して下手というわけではないので、「見づらい」「状況がわからない」ということは無いでしょう。
主人公に感情移入できない
主人公・デンジは奇想天外な行動に出るので、感情移入がしづらいところがあります。
例えば、デンジは永遠の悪魔と戦ったときは、永遠の悪魔の血を飲み回復させる行動に出るのです。
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