ダークな世界観が特徴的な「チェンソーマン」。
アニメ制作が決定し、第1部が完結したあとも人気が続いている漫画の一つです。
この作品には悪魔や魔人が存在する世界観で、闇の悪魔や暴力の悪魔など、変わったキャラクターがいます。
悪魔の中でも、特に人気のあるキャラクターは天使の悪魔!
公式の人気投票では、第1回、第2回ともに10位以内にランクインした人気あるキャラクターです。
この記事では、天使の悪魔の強さや能力、作中で死亡してしまうのかなど解説していきます。
ネタバレが含まれているから、ネタバレ覚悟で読んでね!
目次
天使の悪魔とは?
「天使の悪魔」とは、名前のとおり悪魔のひとつです。
作中の悪魔は人間が恐怖を抱いた特定の概念や物などから生れる怪物なので、天使を恐れた人間の感情から生まれたものだと考えられます。
天使の悪魔の年齢は正確にわかっておらず、彼の詳しい生活の様子や好きなもの・趣味なども不明です。
また、4巻から登場し、デンジやアキやマキマと同じく特異4課に所属しています。
中性的な見た目で性別は男
ロングヘアーで、頭頂部に天使の輪っかがあり、背中には大きな白い羽のある見た目です。
羽は自在に動かせるのか、銃を向けられた際には背中に生えている羽を胸のあたりまで伸ばして守るシーンが見られました。
また、中性的な顔立ちなので女性に見えますが、実は男性。
マキマが会話の中で天使の悪魔を「彼」と呼んでいたので、男性だと考えられます。
見た目とは裏腹によく食べるタイプ
天使の悪魔と早川アキが食事をするシーンがあるのですが、天使の悪魔の目の前には大盛りのチャーハンと大きなラーメンのどんぶりが並べられています。
小柄なので、見た目からは想像できないほどたくさん食べるみたいですね。
さらに、ラーメンやチャーハンの他にも、アイスを3つ食べているシーンがあります。
チェンソーマンを読む時は、天使の悪魔が食べているものを見てみると面白いかもしれませんね。
食いしん坊なのかな?
怠け者な性格の持ち主
天使の悪魔は怠けたがりな性格の持ち主なのが特徴の一つです。
「働くくらいなら死んだほうがマシかな…」と言っていたり、「アイス食べたら疲れた… 食べるのにも体力って使うらしいよ。今日はもう働きたくないんだけど」と言ったりするシーンが見られます。
また、マキマからも「怠け癖がある」と認められていたので、彼の怠け癖は相当なのかもしれませんね。
マイペースな性格なんだね。
姫野の後任としてアキのバディに
早川アキのバディ・姫野は、サムライソードとの戦いをきっかけに命を落としてしまいます。
彼女の後任に選ばれたのは天使の悪魔でした。
バディになりたての頃は「フリでもお前とは仲良くなれないな」とアキが言うほど、良い関係とは言えない状態。
しかし、レゼ編でアキが天使の悪魔を助けるできごとをきっかけに、二人は信頼関係を築くようになります。
天使の悪魔の強さ・能力について
天使の悪魔は一体どんなの強さや能力の持ち主なのでしょうか?
ここからは、天使の悪魔の強さについて詳しく解説していきます!
能力は「寿命を吸い取る」こと
天使の悪魔の能力は、触れた相手の寿命を吸い取ることです。
少しの間、触れただけでも数ヶ月の寿命を吸い取ってしまうので、早川アキが触れる時にはハンカチを使用したり、布越しで触るように工夫しているシーンが見られます。
ちなみに、この力を天使の悪魔はコントロールできません。
触っちゃうだけで寿命を吸い取れるんだ…!
吸い取った寿命で武器を作ることも可能
人間から吸い取った寿命から、剣などの武器を作り出すことが可能です。
武器を生成する際には、「○年使用」と使う寿命を設定して武器を作り出します。本編では5~1000年寿命を使用しており、年数の多さに応じて武器の強さも変わると考えられます。
天使の悪魔から作り出した武器は、特殊な力を持っているのが特徴的。
例えば、早川アキに作ってあげた日本刀は触れられないものすらも切ることができたり、剣を振ると遠くまで切ることができる武器になったり、特殊効果が付与されてる武器を作成できます。
しかし、天使の悪魔は吸い取った寿命を使用して武器を作成することはあまりありません。
作成するには「ごめん」と謝るシーンが見られたので、寿命を使用することに罪悪感があるのだと考えられます。
寿命で武器を作れちゃうなんてすごいね!
マキマいわく「4課で岸辺に次ぐ強さ」
マキマによると「4課で岸辺に次ぐ強さ」と言われています。
岸辺とは、自称・最強のデビルハンターの4課でもベテランの人物。
早川アキや姫野の師匠のような存在であり、デンジやパワーの─も行うほどの強さの持ち主です。
先程記載したとおり、相手に触れるだけで寿命を吸い取り殺せるだけでなく、ストックした寿命から特殊な武器を作りだせるため、マキマからハンコを押されたのではないでしょうか。
能力の使いようによって強力そうだね…!
過去に天使の悪魔が村人を殺した理由
天使の悪魔は、「過去に自分の寿命を吸い取る能力のせいで、自分が生まれた村の住民を全員殺している」という過去を持っていました。
しかし、この記憶はマキマによって改竄されたものでした。
過去に天使の悪魔は村で平和に暮らしていたところ、マキマが村を訪れます。
マキマは天使の悪魔に向けて「キミの力を私に見せて」と命令したのをきっかけに、マキマの支配の能力により、彼女に操られてしまうのです。
天使の悪魔が自我を取り戻すと、その時には彼が住んでいた村の住民の寿命を吸いつくしたあとで、村人は全員死亡。マキマは、自分の正体に気づかないように記憶を変えたわけです。
天使の悪魔はマキマの被害者だったんだね…
天使の悪魔は死亡する?
ファンの中でも、 天使の悪魔の死亡説と生存説を唱える者で分かれています。
天使の悪魔は、マキマの支配の能力により支配下に置かれてしまいます。
マキマと銃の悪魔が戦う話では、マキマと天使の悪魔が鎖につながれ、マキマは彼の力を使用していると記載されています。この戦いで、同じく鎖でつながれていた早川アキは死亡したため、天使の悪魔も死亡したと考える意見もあります。
しかし、この時の戦いで、天使の悪魔は死亡していない可能性があるのです。
マキマはチェンソーマン戦や、血の悪魔との戦いで天使の悪魔の「寿命で武器を作り出す能力」を使用しています。
つまり、天使の悪魔が生きているから、マキマは彼の能力が使えたのではないか…と考えられるわけです。
実際、天使の悪魔の死体や死亡したシーンが描かれていないので、もしかしたら生きているのかもしれません。
ただし、曖昧なところなので、死亡している可能性もありますし、第2部の展開に期待したいところです。
どっちなんだろうね!
天使の悪魔が復活する可能性はある?
天使の悪魔が復活する可能性があります。
悪魔は地獄と現世を輪廻転生する存在であるので、死亡していたとしても、もしかしたら天使の悪魔が第2部で再び登場するかもしれません。
また、チェンソーマン83話ではマキマとデンジの会話で、天使の悪魔が「チェンソーマンの眷属」だと明かされています。
この設定や、チェンソーマンの掘り下げが第2部で行われる際に、再登場するかもしれません。
また出てきたら嬉しいね!
まとめ
天使の悪魔の強さや能力、過去などを解説していきました。
天使の悪魔は、本編で死亡しているとは断言しづらいです。
死亡していたとしても、悪魔なので復活する可能性があります。
性格や能力、チェンソーマンの眷属など、まだまだ気になるところがありますし、第2部で再登場してほしいですね!
コメント