『チェンソーマン』は藤本タツキ先生により週刊少年ジャンプで2019年から2021年に連載された大人気漫画作品で、2022年初夏には第二部が少年ジャンプ+で連載開始される予定です。
さらにMAPPA制作でアニメ化も発表されており、大きな注目を集めています。
本記事では、沢渡アカネの能力や契約悪魔について紹介。
さらに、死亡後の復活時にマキマの手下とされた理由についても迫ります。
沢渡アカネ(さわたり あかね)とは
沢渡アカネはサムライソードと組んで活動してきた、元民間のデビルハンターです。
沢渡アカネのプロフィール | 年齢は吉田と同じ現役高校生?
沢渡アカネの年齢や誕生日を始めとして、一切不明です。
それでもアカネ自身の氏名により国籍が日本であることは確定的ですし「吉田と同じく現役高校生だった可能性も高い」と思います。
金髪にお洒落したヘアスタイルやパーカーによるラフな服装を見る限りでは20代以上には見えませんし、身長も合わせてまだ10代中ば〜後半と見るのが妥当でしょう。
沢渡アカネの性格 | 冷静かつ肝の据わった性格
アカネの性格は常に冷静沈着な上、どんなことが起きても物怖じしません。
さらにヤクザ達を相手に話す時にも動じる様子も見せずに肝の据わった一面もあります。
これには、過去にデビルハンターとして活動してきた中で経てきた、多くの悪魔との出会いや戦闘を重ねてきた経験による賜物とも言えますね。
サムライソードとの関係性 | アカネから情が芽生えた?
劇中ではサムライソードとコンビを組む形で活動してきたアカネですが、この2人の間には特に深い友情や恋愛関係はありません。
アカネにとっても始めはサムライソードのことを“護衛”や“程よく利用できる存在”くらいにしか思っていなかったはずです。
それでも33話での“公安への襲撃”を実行する前にはアカネの方からサムライソードへの情が芽生え始めます。
サムライソードを司令塔として一緒に公安への襲撃作戦を始めるにおいて「自分のヘビを使えば自分たち2人ぐらいなら逃げられるはず…」と話していました。
もしも、この作戦を生きて成功できた場合には、本当にサムライソードと一緒に”国外逃亡”を実行していたかもしれませんね。
サムライソードに関する詳細は「【チェンソーマン】サムライソードの強さや契約悪魔の能力 | 死亡や復活の可能性を考察」の記事をご覧ください。
沢渡アカネの目的はデンジ(チェンソーマン)の心臓
沢渡アカネの目的は「デンジの持つ“チェンソーマンの心臓”」です。
この目的を遂行するため、多くの公安職員たちを殺してきました。
しかし、アカネ自身がチェンソーマンの心臓を欲していたわけでなく、レゼやクァンシ達と同じように「国から雇われた刺客」だったと考える方が妥当でしょう。
そう考えることにより、アカネはあくまでも自身に課せられた任務を遂行するためにチェンソーマンの心臓を狙っていただけと思われます。
デンジの強さや能力に関する詳細は「【チェンソーマン】主人公デンジの正体・扉の夢の意味 | 強さや魅力・第二部の活躍も考察」の記事をご覧ください。
沢渡アカネの能力と契約悪魔を紹介
沢渡アカネは早川アキと同じく、複数もの悪魔たちとの契約を交わしていた点も大きな特徴でした。
ここでは、アカネ自身が契約してきた悪魔たちの能力について紹介します。
「ヘビの悪魔」の能力で姫野とゴースト(幽霊の悪魔)を飲み込んでしまう
アカネが劇中で最初に披露したのが「ヘビの悪魔」の能力です。
見た目も禍々しく、まるで大勢の”人間の腕”をロール状に組み合わせたような口をもつ大蛇です。
主な戦法は“尻尾”や“噛みつき”などの物理攻撃ですが、その巨大から繰り出される攻撃力は侮れません。
その大きな口で敵の契約している悪魔を“丸飲み”してしまう上、巨大からは想像できないような“俊敏さ”まで併せ持っています。
25話では姫野の身体ごと丸飲みしては、姫野が契約していた“ゴースト(幽霊の悪魔)”の能力まで取り込んでしまいました。
しかし、この「ヘビの悪魔」が持つ本当の恐ろしさとは「自身が丸飲みした悪魔を吐き出した後に命令を下せるところ」にあります。
ちなみに、この「ヘビの悪魔」との契約にも代償があり、アカネは契約代償として「自分の爪」を数枚差し出しています。
「銃の悪魔」とも2万円で契約していた
沢渡アカネは「銃の悪魔」とも2万円で契約を交わしていることで、多くの拳銃も入手しては大勢のヤクザ達に配っています。
本作品の世界でも現実社会と同じく、拳銃の所持は基本的に禁止されていたものの、この契約で入手した拳銃を大勢のヤクザ達に配っては公安を襲撃させました。
姫野から奪ったゴースト(幽霊の悪魔)も使いこなす
35話でのアキとの再戦中、初戦で姫野から奪った「ゴースト(幽霊の悪魔)」の能力を使ってきますが、無数の腕から繰り出されるスピードは”未来の悪魔”との契約を交わして未来視の能力も得たアキでも避けきれない程のスピードを誇ります。
そのアキの首を掴む時の腕力も半端なく、本来ならば、この時点でアキを窒息死にまで追い込めたはずです。
しかし、アカネ自身は幽霊の悪魔にある弱点(目が見えない分、恐怖心を見る)まで把握しておらず、それを利用した反撃により倒されてしまいました。
姫野の能力や契約悪魔に関する詳細は「【チェンソーマン】姫野の悪魔や契約内容 | 第二部での復活や再登場も考察
」の記事をご覧ください。
沢渡アカネの死亡と復活について | 第二部(学校編)での再登場について考察
沢渡アカネはアキに敗北した後、自身が契約している「ヘビの悪魔」から首を撥ねられる形で死亡しました。
しかし、その死亡にも謎がある上、ストーリー終盤では「マキマの手下」として復活させられます。
沢渡アカネの本当の死因はマキマが関係している可能性も高い?
アカネ自身は38話で「ヘビの悪魔」から首を撥ねられる形で死亡しましたが、この死因についても謎が残ります。
このアカネが死亡後、マキマは「銃の悪魔との契約で自動的に自殺したのかもしれない」と話していましたが、本当は”支配の悪魔”であるマキマが遠く離れた場所から「ヘビの悪魔」をも支配した形で殺したのではないでしょうか?
アキとの再戦に敗れたアカネは東山コベニに拘束された後に公安で尋問される予定でしたが、その尋問前のタイミングで死亡させられたわけです。
これは完全に自殺などでなく、マキマによる口封じのための”他殺”と考えるべきでしょう。
マキマの「自分より格下の存在を操る能力」で復活させられた
一度は死亡したアカネでしたが、ストーリー終盤ではマキマの“自分より格下の存在を操る能力”により、早川アキや天使の悪魔たちと同じく「マキマの手下」として復活させられました。
ただ、この時には他の者たちと同じく“記憶の改竄”もかけられていたため、完全にマキマの操り人形のような状態です。
それでもチェンソーマンの力を解放したデンジに挑むものの、アッサリと敗北させられ、その後の生死や展開までは明かされていません。
マキマの能力に関する詳細は「【チェンソーマン】マキマの正体と目的・強さと能力 | 第二部(ナユタ)の展開を予想」の記事をご覧ください。
第二部(学校編)での再登場は望めない?
レゼや吉田を始めとした人気キャラクター達と同じく、沢渡アカネも第二部(学校編)で再登場する展開に期待している人達もいるはずです。
しかし、残念ながら「沢渡アカネが第二部(学校編)で再登場する可能性は、ほぼゼロ」と思っておいた方が良いでしょう。
アカネが魔人や武器人間であるなら、復活後に敗北した後でもどこかで復活している可能性もあり得ます。
しかし、アカネは姫野や早川アキと同じ“生身の人間”でしかないため、死亡や敗北後の復活はあり得ず、ストーリー終盤での復活もマキマにより起こされた例外でしかありません。
そこまで考えてみると、アカネが第二部(学校編)で再登場する展開には希望を持てないんですよね…。
まとめ
今回は沢渡アカネの性格や目的、それぞれの契約悪魔における能力を紹介しました。
死亡後の復活や第二部(学校編)で再登場する可能性にも迫ってみましたが、魔人や武器人間ではない以上、あまり希望は持てないという結論に至りました。
それでもアカネの「ヘビの悪魔」の能力を駆使した戦法や戦闘力はアキをも苦戦させる程に強力だったため、アカネもまた、サムライソードと並んで「最初のライバル的存在」として相応しいキャラクターだったはずです。
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