『チェンソーマン』は藤本タツキ先生により、第一部(公安編)が週刊少年ジャンプで2019年から2021年に連載された大人気漫画作品です。
また、第二部(学校編)も2022年7月から少年ジャンプ+で連載中です。
さらにMAPPA制作でのアニメ化も発表されており、大きな注目を集めています。
本記事では、黒瀬ユウタロウの性格を紹介しながら、強さや契約悪魔における能力にも迫ります。
さらに死亡の仕方を紹介しながら「”東京の恋人”がどんな女性だったのか?」についても考察してみます。
\速報/
「#チェンソーマン」第2部
連載開始日が遂に決定!7月13日(水)
ジャンプ+で連載開始です!
楽しみにお待ちください…!— チェンソーマン【公式】 (@CHAINSAWMAN_PR) June 20, 2022
本作品の人物相関図は「チェンソーマンの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。

黒瀬ユウタロウ(くろせ ゆうたろう)とは
黒瀬ユウタロウは京都の公安に所属するデビルハンターで、天童ミチコとバディを組んでいた青年です。
黒瀬は天童と共にコミック3巻から突入した公安襲撃編で初登場し、事態が収束した後にマキマと同行する形で東京の公安とも共に行動してきました。
黒瀬ユウタロウの性格 | 軽いノリと面倒見の良さは死亡した兄譲りのもの
襲撃事件がおさまった後には天童と一緒にマキマと同行する形で東京に行き、早川アキの見舞いにも来てくれます。
この時には軽いノリで「あれ〜?泣いてた?」などと冷やかすような言い方をしていましたが、普段の軽いノリは実は「黒瀬自身の悲しみを隠すための仮面」に過ぎなかったと思います。
実は黒瀬の兄も同じデビルハンターとして働いていたものの、任務中に死亡したことが判明しています。
黒瀬がデビルハンターになった理由も「大好きな兄の意思を引き継ぐため」という固い決意もあったと思いますが、兄と死別させられた悲しみを簡単に消せるはずがありません。
そのため、黒瀬は自分の悲しみを仲間や友人たちに見せないため、任務や戦闘時以外は無理やり「軽いノリ」を出すことで自分の辛い本心を隠していたように思えます。
そして、単にノリが軽いだけでなく、アキに対して「未来の悪魔との契約」へと導いてくれたりコーラを奢ってあげたりと、何かと後輩や年下への面倒見の良さが垣間見れます。
このような面倒見の良さも兄譲りのものと考えられますよね。
早川アキに関する詳細は「【チェンソーマン】早川アキの強さ・能力 | 銃の悪魔との関係は?いつ死亡していたのか考察」の記事をご覧ください。

本作品では珍しいリア充で幸せなキャラクターだった
デンジやコベニを始めとして、不幸なキャラクターたちが多い本作品の中では珍しく、黒瀬はリア充かつ幸せな人生を送ってきた男性です。
学生時代はサッカー部に所属していたと同時に、原作58話で見られた集合写真では黒瀬が部員たちの中心にいました。
さらに、オフな日には天童や友人(友野)と海に出かけることもあり、この時に撮った写真でも黒瀬が最も目立つ場所にいる状態でした。
そのため、黒瀬学生時代から京都の公安までにかけて「常に皆の中心人物」として慕われてきたことが分かります。
黒瀬ユウタロウの強さ・契約悪魔と能力
黒瀬は戦闘シーンが全く描かれないまま死亡させられたことで物語が退場してしまったため、強さや契約悪魔が不明のままで終わっています。
しかし、早川アキへの指導や死亡後のマキマ戦から考察することは可能です。
黒瀬ユウタロウも姫野や早川アキと互角の強さだった可能性が高い
公安襲撃事件後、黒瀬は早川アキに対して「”未来の悪魔”との契約」を促しました。
そしてアキを未来の悪魔と合わせるために案内し、指導も終えた後には「特異課にまともな奴がいないから気をつけろ」と、アドバイスまでしてくれました。
これらの行動やアドバイスは黒瀬がデビルハンターとしてはアキよりも先輩であるからこそ出来たものと思われます。
この2人の先輩後輩の関係においては、アキの方だけが黒瀬に対して、姫野と同じように「〜さん」付けだった上に敬語で話していた様子から把握できます。
これらの点も踏まえて考えてみると、黒瀬もアキや姫野とほぼ同等の強さを持っていたはずです。
姫野の能力や契約悪魔に関する詳細は「【チェンソーマン】姫野の悪魔や契約内容 | 第二部での復活や再登場も考察
」の記事をご覧ください。

黒瀬ユウタロウは天童ミチコと共に「罰の悪魔」と契約していた
黒瀬は生前まで天童ミチコと共に「罰の悪魔」と契約していたことが原作76話で正式に判明しました。
ただ、他のデビルハンターたちと違いもあり、黒瀬1人だけでなく「天童ミチコと一緒に2人で契約していたこと」が大きな特徴です。
その証拠として考えられるのが、黒瀬と天童に共通していた「顔面の傷」です。
本作品では悪魔と契約するための条件として“何かしらの代償”を支払わなければいけないルールとなっています。
そのため、黒瀬と天童の顔につけられていた「顔面の傷」こそが、罰の悪魔に払った代償であったと考えられます。
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