『チェンソーマン』は藤本タツキ先生により描かれた大人気漫画作品であり、第1部(公安編)が2019年から2021年にかけて週刊少年ジャンプで連載されました。
そして、多くのファン達から待ち望まれてきた第2部(学校編)も2022年から少年ジャンプ+で連載中です。
さらにMAPPA制作によるTVアニメも分割2クールとして放送開始されており、第1クールが2022年10月から12月に放送され、続け第2クールも2023年に放送開始される予定です。
本記事では第2部から新キャラクターとして登場した三鷹アサの性格を始め、ユウコや契約悪魔(ヨル)、デンジたちとの交流や関係性を紹介。
また、118話で作れなかった「デンジ脊髄剣」を完成させるための方法や必要なことについても迫ります。
本作品の人物相関図は「チェンソーマンの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。

三鷹アサ(みたか あさ)とは
三鷹アサは、第2部(学校編)から新登場したキャラクターであり、デンジや吉田と同じ第四東高等学校に通う女子高生です。
学校でも家でも孤立してきた少女
アサは初登場した時から周囲に馴染めず、学校のクラスや教室内でも常に孤立しながら生活していました。
さらに、クラスに編入してきたコケッピー(鶏の悪魔)が原因で、更なる孤立状態を迎えさせられました。
また、中学生の頃に母親とも死別しているため、ヨル(戦争の悪魔)と出会って契約する前までは、アパートの一室で一人暮らしをしてきました。
そのため、アサは母親と死別した後から家でも学校でも孤独に生きてきたことになります。
大事な局面でコケてばかりの人生を送ってきた
アサには「大事な局面でコケる」という、困った特徴があります。
さらに「親を悪魔に殺された」という共通点でユウコと友達同士の関係性になれましたが、アサの母親は実際には「アサがコケたせいで悪魔に殺された」のです。
小学生の頃の”友達の誕生会”や”運動会のリレー”だけで済んでいれば軽い方ですが、中学生の時に親子一緒に悪魔から逃げる中で、たまたま見かけた猫を助けた直後にもコケてしまったのです。
そのように猫を抱えながらコケて倒れている間に悪魔が吹っ飛ばした車がアサ目がけて飛んでくる中…
母親がアサを庇うように身代わりになって喰らったため、母親は死亡してしまったのです。
そのため、言い方は少し悪くなりますが…
アサの母親は悪魔に殺されたのではなく「猫を助けた挙句にコケたアサが殺してしまった」と捉える方が正しいのかもしれませんね。
そして現代の高校生活でもグラウンドでコケたことにより、コケッピー(鶏の悪魔)の身体を誤って潰す形で殺してしまい、それが原因でクラスメイトたちからの“陰湿なイジメ”を受け始めてしまいました。
さらに、102話で倒れたユウコを抱えながらコウモリの悪魔から必死に走りながら逃げる最中にもコケてしまったのです。
そのコケ癖はユウコと死別した後からも続いており、水族館で閉じ込められた114話では母親の携帯電話を使って外部への救援を求める最中にもコケながら携帯まで壊したことで伊勢海ハルカからも呆れられてしまいます。
それでも、この時にアサがコケてくれたおかげで「伊勢海ハルカが“偽チェンソーマン”であること」がアッサリ判明したわけですから、読者側から見れば思わぬ収穫でしたね。
一度死亡するがヨル(戦争の悪魔)との契約で復活した
コケッピーを死亡させたことが原因でクラスメイトたちから更に冷たい視線を受けるようになったアサは、その晩に自宅を訪れてきた委員長が契約していた”正義の悪魔”の力や能力により殺されてしまいました。
しかし、その状況を見ていたヨル(戦争の悪魔)と契約を交わしたことで復活できたものの…
復活の代償として脳の半分を支配されてしまったため、翌日からはヨルに振り回されながらの生活が始まってしまいます。
ヨル(戦争の悪魔)に関する詳細は「【チェンソーマン2部】ヨル(戦争の悪魔)の過去と目的・強さと能力 | 飢餓やマキマとの関係性」の記事をご覧ください。

三鷹アサが新主人公とされる理由とは
第2部の連載開始時から「アサが新主人公なのでは?」という噂や憶測が多くの読者やファンたちの間で交わされてきました。
ここでは、その理由について迫ります。
第2部(学校編)のストーリーが三鷹アサの視点で展開しているため
第2部(学校編)のストーリーは第1部(公安編)の時とは大きく異なり、三鷹アサの視点でストーリーが進行してきました。
その傾向は、デンジ(チェンソーマン)が再登場を果たした102話以降からも変わっていません。
(103話を始め、たまにデンジにスポットを当てられる回もありますが、それでも”アサの視点や出番”の方が圧倒的に多いです)
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