『チェンソーマン』は、2019年から2021年まで週刊少年ジャンプで連載されていた作品です。ホラーアクション作品で、コミカルな世界観だけでなく、ダークなストーリーも楽しめます。
また、個性豊かなキャラクターが登場するのが『チェンソーマン』の魅力の1つです。
その中でも、魅力的なキャラクターが「岸辺(きしべ)」。
作中の中でも年齢が高い人物なのですが、老いを感じない強さが魅力的なのです。
強さだけでなく、彼の人情が溢れている一面や若かった頃の姿にギャップがあり、ファンから人気の高い人物。きっと彼のことをよく知れば、好きになりますよ。
この記事では、岸辺の強さや能力、過去などを解説していきます!
目次
岸辺とは?(きしべ)
公安対魔特異1課に所属しているデビルハンターでしたが、特異4課の隊長に就任することになる人物。
彼の容姿は、ハイライトのない気だるそうな瞳が特徴で、両耳には黒いピアスが着けられています。
また、口元には縫われた怪我の跡があります。
これまで、さまざまな悪魔と戦ってきたのがわかりますね。
あまり感情が表にでるようなタイプではなく、作中では笑ったり怒ったりするような顔が見られませんでした。
岸辺の性格
無表情なのが特徴的ですが、実は人情家の一面の持ち主。
自分の後輩にあたる姫野が、バディの墓参りをしている際に岸辺が現れ、「毎月バディの墓参りに来ている様じゃネジは固いままだぞ」と言うシーンがあります。しかし、姫野のように彼も墓参りをしてました。
さらに、死亡した姫野のバディの名前を覚えていたので、彼の教え子や後輩想いな一面が出ているのがわかりますね。
また、パワーが飼っていた猫(ニャーコ)を預かった際には、「ニャンボちゃん」と名付ける遊び心がある一面も見せていました。
何を考えているかわかりにくいけれど、いい人なんだね!
自称最強のデビルハンター
岸辺は「最強のデビルハンター」を自称し、50歳過ぎたものの戦闘力が高いです。
岸辺の他に50歳以上越えているようなデビルハンターがいないので、彼ほどの年齢の高さで現役のデビルハンターは珍しいのではないでしょうか。
後輩の指導を担当
岸辺は、後輩の指導を担当しており、かつては姫野や早川の教官をしていたようです。姫野からは「師匠」と呼ばれていましたね。
さらに、人間よりも身体能力が高いデンジやパワーの指導も担当。
デンジとパワーの2人で力を合わせて戦うものの、ほとんど歯が立ちませんでした。
2人を指導した際には「この歳になるとボケてきておもちゃ(デンジとパワー)にも情が湧く」とマキマとの会話の中で話していました。彼の優しさの一面が垣間見えるシーンです。
指導役に向いている感じがしますね・・・!
岸辺の強さについて
自称「最強のデビルハンター」ですが、どのくらい強いのでしょうか?
ここからは岸辺の強さや戦い方について詳しく解説していきます。
契約悪魔は「爪」「ナイフ」「針」
爪の悪魔、ナイフの悪魔、針の悪魔の3体と岸辺は契約しているようですが、これらの悪魔の容姿や能力など詳しい情報が明かされていません。
作中ではこの契約悪魔3体は一度も登場しませんでした。
デビルハンターを何年も続けているため、契約で支払えるものがなく、悪魔を戦闘中に使わないようですね。
普段は体術やナイフで戦ってるよね!
高い身体能力
長年デビルハンターとして最前線で活躍しているだけあり、高い身体能力の持ち主です。
クァンシの魔人であるピンツイやロンなどの4人が、襲いかかってきた際も平然と戦い、魔人2人を制圧していました。
人間よりも高い身体能力を持つ魔人を相手に戦えているので、相当の身体能力の持ち主ではないでしょうか。
自称「最強のハンター」だけあるね!
高い戦闘センス
身体能力だけでなく、戦闘センスが良いのも岸辺の強さの一つです。
刺客編ではクァンシの魔人を人質にとった後に、ビルから突き落とされてしまった際には、落下中に咄嗟の判断でナイフをビルに突き立てて落ちる勢いを殺しつつ、コベニの愛車に落下しました。
このおかげで、ビルから転落したもの無傷で済みました。
また、岸辺は「悪魔が恐れるデビルハンターは頭のネジがぶっ飛んだ奴」という持論を掲げています。
そのため、常に飲酒し酔っ払った状態で戦っているのが特徴的。理性を無理に飛ばすことで、悪魔と戦えているのですごいことだと考えられます。
彼のセンスや能力が高いのが分かりますね。
岸辺の過去について
岸辺は長年デビルハンターをしていますが、過去はどんな姿だったのでしょうか。
ファンの中で「イケメン」と話題になりました。
どんな人物だったのか解説していきます!
クァンシは元バディ
「刺客編」では敵同士だったクァンシが、岸辺の元バディなのです。
二人が出会った時には、岸辺は「アンタが俺ん新しいバディのクァンシ様かあ 守ってやるから俺の女になれよ!」と強気に口説きました。
出会ってから1年目では「もし今回ので生き残れたら…付き合ってくれないか?」と、告白のようなことを言います。
この時、コマに描かれている岸辺の傷は口の横に大きく左に裂かれた怪我を負っています。しかし、クァンシは「イヤ」と岸辺を殴ってしまいます。
ずっと口説き続き、9年はバディ関係が続いていたので、関係は良かったのではないでしょうか。
クァンシに思いを寄せるもセクシャリティの違いでフラれる
9年目、岸辺は「……好き」とお酒を飲みながらクァンシに想いを伝えます。
クァンシは岸辺の言葉に対し、「…最近気づいたが私は… 女が好きなのかも……しれない…」と言い、彼をフリました。
9年間も彼女のことを思い続けていたので、一途な性格なのかもしれません。
また、クァンシがマキマに殺されたときは何も見たくない、と目隠しを取りたがらないシーンがありました。フラれて数年も経っていましたが、彼女に好意を抱いていた可能性がありますね。
クァンシは刺客編で、4人の女性の魔人を愛人にしていたね!
若い頃はイケメン
岸辺の若い頃は黒髪の顔が整った男性で、スーツ姿がよく似合う爽やかさがあります。
男性らしさがあり、女性からモテそうな見た目です。
若い頃の岸辺が見られるのは8巻!
若い頃の岸辺が見られるのは8巻です。
若い頃の姿だけでなく、クァンシに振られ続ける岸辺も描かれているので、彼のことが気になっている方は必見!
8巻を読めば、きっと彼のことがもっと好きになりますよ。
岸辺は2部でも活躍する?
1部「公安編」ではデンジやパワーの指導役として登場し、特異4課の隊長になったのもあり刺客編ではクァンシの悪魔と戦ったり、対マキマ対策本部で指揮を執ったりしました.。
岸辺は2部も活躍するのでしょうか?
2部は「高校生編」なので岸辺の出番は薄い?
2部は「高校生編」に入ります。
まだ内容は詳しく明かされていませんが、デンジは高校に編入すると考えられるため、公安と関わりが薄くなりそうです。
しかし、デンジが1部から続けてデビルハンターをするならば、悪魔討伐時に岸辺と遭遇や協力する可能性があるのではないでしょうか。
チェンソーマン1部の終盤では、岸辺はデンジがマキマから逃げられるように手助けをしていますし、関係は悪くないでしょう。
また、現役の高校生でありながら、デビルハンターをしていた吉田ヒロフミもいるので、デンジは学校に通いながら悪魔と戦うことも可能だと考えられます。
今後もデンジと関わりがあるなら、岸辺が登場するかもしれません!
また出てきてほしいよねー!
まとめ
岸辺は無表情なキャラクターであり、何を考えているのか把握しにくい人物かもしれません。
しかし、時々垣間見える人情味溢れる性格のギャップが魅力的ですし、自称「最強のデビルハンター」と言っているのが分かる強さが素敵です。
魅力的な人物なので、第2部「高校生編」でも登場してほしいですね!
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