『呪術廻戦』は、芥見下々先生による漫画です。
テレビアニメ化もされており、2023年の夏には二期の放映が開始しました。
この記事では、天内理子の死因や五条悟との関係、声優情報などについて紹介していきます。
「星漿体」という特殊な存在の彼女は、確定ではないですが生きているという説もあり、そちらの考察も行っています。
『呪術廻戦』における呪術師・非呪術師の人物相関図は、以下の記事で紹介しているため、よければそちらもご覧ください!
天内理子とは
天内理子は五条悟の過去編「懐玉・玉折」で登場しました。
天元様と同化し、初期化を担う役割を持った「星漿体」の少女です。
その体質から呪術界の転覆を目論む呪詛師集団「Q」や盤星教「時の器の会」に命を狙われます。
このとき、天元様と同化するために五条悟と夏油傑が天内理子の護衛につきました。
ちなみに、星漿体であること以外は普通の少女です。
天内理子のプロフィール
名前 | 天内理子 |
年齢 | 14歳 |
身長 | 不明 |
所属 | 廉直女学院中等部 二年生 |
趣味 | バドミントン |
誕生日 | 不明 |
好きな食べ物 | 黒井が作ったポトフ |
天内理子の性格
天内理子の性格は、尊大なお嬢様といった感じです。
一人称が「妾」であり、初対面だった五条悟相手にも尊大な態度を取っていました。
五条や夏油に助けられた際には、「不敬ぞー!」と言うなど、自分の立場の方が上であるように振る舞っています。
ただ、素顔は純粋で明るい女子中学生であり、学校では「妾」や語尾に「のじゃ」とか付けていません。
天内理子の声優は「永瀬アンナ」さん
『呪術廻戦』天内理子を演じる永瀬アンナさんは、東京都出身で81プロデュースに所属している声優です。
幼いころから舞台や芝居が好きで、人前で演技するすばらしさを実感していたと言います。
声の芝居に触れた際、その難しさに気付いた永瀬アンナさんはもっと探求しようと声優を目指しました。
演じている作品として、以下のものが挙げられます
- 『もういっぽん!』 姫野紬
- 『バック・アロウ』 トム
- 『サマータイムレンダ』 小舟潮
【星漿体】天内理子と天元様の関係
天内理子は星漿体であり、天元の生贄
前述した通り、天内理子は天元様と同化するための星漿体です。
では、その星漿体とはいったい何なのか。ここではそれについて解説していきます。
『呪術廻戦』の世界には、天元と呼ばれる存在がいます。
天元は不死の術式を持つ呪術界でなくてはならない存在です。
しかし、不死であっても不老ではありません。
長生きし過ぎると、天元はより高次の存在となって人類の敵となってしまう恐れがありました。
そこで、500年に一度、星漿体と同化して肉体の情報を新しいものにして、高次の存在へと進化することを食い止めてました。
要するに、天内理子のような星漿体は生贄です。
天内理子の最期と死因
夏油・黒井・天内は「薨星宮」へ向かう
五条悟が伏黒に殺されたことを知らない夏油たちは、天元がいる薨星宮へ向かいます。
その道中、黒井は天内に別れを告げます。
星漿体として天元と同化することは、天内の死亡を意味します。
夏油も涙を流し、黒井と別れて天元のもとへ行きます。
ですが、天内のみんなと一緒にいたいという本音を聞き、薨星宮を目前として夏油は「黒井さんと一緒に帰ろうか」と提案するのでした。
天内は伏黒甚爾に射殺される
その提案に驚く天内。
実は、夏油と五条は事前に「天内が同化を拒めば天元と合わせない」と決めていました。
仮に天元を裏切って敵に回すことになっても、五条&夏油の最強コンビなら問題ないと。
天内が同化を拒否したのは、沖縄観光でみんなと楽しんだからでした。
そうして帰ろうとしたとき、天内が射殺されてしまいます。
夏油はすぐさま応戦しますが、伏黒の天与呪縛に圧倒されます。
天内理子と他のキャラクターとの関係性
黒井美里
天内理子は4歳のとき、事故で両親を亡くしたため血のつながった家族がいません。
幼いころから天内を育ててきたメイドの黒井美里が唯一の家族です。
黒井家は代々「星漿体」を支える家系であり、本人はその使命を嫌って家を出ました。
それでも天内理子に興味を惹かれて戻ってきました。
今では互いに家族だと思って接しています。
年齢は作中の2007年で31歳。
術式は使用できませんが、天内理子を守るために呪力の使い方と体術を習得しています。
五条悟と夏油傑
『懐玉・玉折編』において、高専時代の五条悟と夏油傑は天内理子を護衛する役目を負いました。
「星漿体」である天内理子は呪詛師集団に命を狙われており、五条たちは彼女を敵から守っていました。
天元と同化する時が近づき、天内は残された時間を五条や夏油、黒井や友人たちともっと過ごしたいと思うようになります。
そして、五条たちを振りまわしながら、沖縄旅行を楽しんでいました。
儀式の直前になると、もっと仲間たちと過ごしたいと考えるようになります。
天内にとって、黒井だけでなく五条と夏油も大切な友達となったのです。
天内理子は生きている?
過去編で伏黒甚爾に殺されるが……
天元と同化せずにこれからも生きたいと願う天内理子。
ですが、その願いは伏黒甚爾によって阻まれてしまいます。
五条を殺して迫ってきた伏黒甚爾は天内を射殺、これによって天内は命を落とします。
このとき、間違いなく頭を撃ち抜かれ、死亡したはずです。
それでもこの死には次のような疑問が出てきます。
ファンブックで曖昧な表現がされている
そうした疑問が出た理由は、2021年3月に発売されたファンブックになります。
ファンブックの天内理子のページを見ると、【享年:14歳?】と曖昧な表記がされていました。
作中で死亡した他のキャラクターを見ると、このような表現はされずに享年が断定されています。
また、黒井美里は天内理子が殺害される直前、伏黒甚爾に襲われて生死が不明となっています。
黒井も享年が明かされておらず、【年齢:31歳(2007年時点)】と書かれていました。
天内理子は伏黒甚爾の手によって確実に死亡していたはずです。
しかし天内は天元のための「星漿体」であり、その天元は不死の術式を持っています。
もしかすると、その天元の影響を受けて復活、あるいは再登場するのではないでしょうか。
それに、天元に何かあったとき、「星漿体」天内理子の遺体がどこかに保管されているとも予想できます。
そのファンブックの記載はおそらく伏線でしょうし、今後の『呪術廻戦』で何らかの形で登場するかもしれません。
天内理子のかわいいシーンを紹介
天内理子は最初のころ、五条たちに尊大な態度を見せていました。
ですが、しだいに行動を共にして普通の中学生らしさも見せます。
ここでは、作中で可愛いと評判のシーンを紹介していきます。
漫画8巻の67話|天内理子の無理した喋り方
『呪術廻戦』の8巻67話にて、天内理子と五条悟&夏油傑は初めて出会います。
このとき、天内理子は最初のころ尊大な態度を取っていました。
そのような態度を取っていた理由は、天元との同化を恐れないようにするためでした。
このときの天内理子の様子が可愛いです!
特に、五条から「あの喋り方だと友達もいないじゃろ」と言われ、「学校じゃ普通に喋ってるもん!」と怒る様子が面白いです。
漫画8巻70話|沖縄旅行
この70話では、天内理子を狙っていた呪詛師たちを撃破した後でした。
あるとき、天内と家族同然の付き合いである黒井美里が盤星教にさらわれ、取引場所として沖縄を指定してきました。
そうしてその盤星教を蹴散らした五条と夏油。
黒井を救い出した五条たちは、四人で海水浴に行きました。
天元のもとまで向かうフライトの時間まで楽しむ天内たち。
純粋に楽しむその姿は、星漿体としての天内理子ではなく、普通の女子中学生のようで可愛らしいです!
漫画8巻70話|沖縄旅行・水族館
この70話では、海水浴以外にも水族館へ向かいました。
このときの天内理子の表情が素っぽくて可愛らしいです!
星漿体として育てられてきたため、天内は幼いころから外出を制限されてきました。
なので、水族館は生まれて初めてだったのでしょう。
いろんな魚に興味津々な様子が可愛らしいシーンでした。
まとめ
この記事では、天内理子について解説してきました。
天内理子は、天元と同化するための「星漿体」であり、いわば生贄です。
天元との同化の阻止を目的とする呪詛師集団「Q」や盤星教「時の器の会」に命を狙われます。
高専時代の五条悟&夏油傑が彼女を護衛しました。
ですが、伏黒甚爾によって天内は死亡。
家族同然の黒井も生死が不明の状態になってしまいます。
しかし、天内や黒井はどこかで生きている、あるいは復活するのではと予想できます。
それはファンブックでの記載から予想したものですが、他のキャラクターとの表記の違いから、生きているのではと考えられます。
今後の展開のどこかで復活か再登場をするかもしれないので、期待して見守りましょう。
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