『呪術廻戦』は、今大注目のアクションダークファンタジー作品!
作中で登場する七海建人は、ファンの中で「ナナミン」と親しまれているキャラクターです。
呪術廻戦屈指の大人な魅力のある人物で、戦闘中に見られる冷静さや優しさが魅力的ですよね。
性格だけでなく、体術戦に長けている強さもポイント!
この記事では、「七海建人」にスポットを当てて、彼の性格や強さ、サングラスをつけている理由、彼の最期の言葉などについて解説していきます。
この記事はネタバレが含まれているから、ネタバレ覚悟で読んでね!
目次
呪術高専 東京校
七海建人(ななみ けんと)とは?
七海建人は、東京都立呪術高等専門学校のOB生です。
独特な眼鏡をかけており、七三分けされたヘアースタイルが特徴的な人物。
一人称は「私」で、全体的に大人っぽい印象のキャラクターです。
ファンや五条悟からは「ナナミン」と呼ばれ親しまれています。
七海建人のプロフィール
年齢 | 28歳 |
誕生日 | 7月3日 |
身長 | 約184cm |
等級 | 一級呪術師 |
好きな食べ物 | パン、アヒージョ |
嫌いな食べ物 | 平麺 |
趣味 | 酒・自炊 |
七海建人のプロフィールは、上記の通りです。
誕生日に特徴がありますね!そのままで覚えやすいです。
七海の趣味が自炊なだけあって、料理が上手そうな感じがします。
ナナミンが、お酒に酔っているところの想像がつかないかも!
真面目で大人な性格の持ち主
七海は、呪術廻戦の中でも常識人にキャラの位置に立っている人物です。
虎杖と初めて会った際も「まずは挨拶でしょう」と、挨拶やマナーを気にするのが分かるシーンがあります。
ちょっと独特ですが、真面目っぽいのがよく分かりますよね。
他にも、映画館で真人の無為天変により、改造人間にされた人たちと戦うシーンでも大人びた性格が見られます。
七海は、戦う前に「勝てないと判断したら呼んでください」と虎杖に伝えていました。
決して彼の強さを舐めているわけではなく、七海は「私は大人で君は子供。私には、君を自分より優先する義務があります」と話していました。一人の子供として虎杖を対等に扱っている七海の大人らしさが現れるシーンです。
七海は呪術高専の生徒を子供と見ており、敬意を払いながら接しているのがかっこいいですよね!
人情深く優しい一面も
いつも冷静な性格ですが、時々優しい一面が見られます!
例えば、虎杖と七海が真人と戦った際に、虎杖はたくさんの人(改造人間)を殺してしまうシーン。
その時に、虎杖は正しい死とはなにか悩みにぶつかってしまいます。
そんな虎杖に
「善人が安らかに、悪人が罰を受け死ぬことが正しいとしても世の中の多くの人は善人でも悪人でもない。死は万人の終着ですが同じ死は存在しない。それらを全て正しく導くというのはきっと苦しい。私はオススメしません」
と少しでも虎杖の葛藤がなくなるように、前向きな言葉をかけてくれるシーンがあります。
人を殺してしまったことを責めずに、虎杖の気持ちに添いながら言葉をかけるのが優しいです。
虎杖から「ナナミン」と慕われている七海
虎杖は、改造人間に関する任務で七海と交流を深め、彼に懐いて「ナナミン」と呼ぶようになります。
呼びやすく、彼の親しみを込めて呪術廻戦のファンもナナミンと呼ぶ人が多いです。
七海の事をよく慕っている虎杖を、詳しく知れる記事があります。
ぜひ読んでみてくださいね!
ナナミンと呼ぶのを許してくれる七海優しい!
声優は津田健次郎さん
七海の声優は、津田健次郎さんです。
渋めでダンディーな声が素敵な声優で、「ツダケン」とファンから親しまれている方です。
津田健次郎さんは声優だけでなく、俳優やナレーターとして幅広い活動をしています。
津田健次郎さんの代表作
呪術廻戦の七海の他にも、出演しているアニメ作品がたくさんあります。
特に、「ゴールデンカムイ」の尾形百之助は、津田健次郎さんの代表作です。
目元が特徴的なキャラクターで無口、冷静な性格の持ち主。
尾形の底知れなさが津田さんの演技と合っています。
他には、以下の作品などで活躍しています!
- 進撃の巨人 ハンネス役
- 遊☆戯☆王 海馬瀬人役
- テニスの王子様 乾貞治役
七海建人(ナナミン)の強さ | 黒閃の連続発生記録保持者
ここからは七海の強さや術式、縛りを見ていきます。
彼の戦い方が詳しく分かりますよ!
特級呪霊・真人と戦えるほど強い
七海が真人と戦うシーンがいくつかあります。
特に印象的なバトルは、虎杖と連携しながら戦うシーン!
七海が体術戦も強いのがよく分かります。
また、冷静に虎杖の様子を確認しながら真人と戦っており、たくさんの実戦を積んできたんだと感じるシーンです!
アニメの素早い虎杖と七海の攻撃の迫力がスゴイ!
七海と真人が戦うシーンは何話・何巻で見られる?
アニメは、11話や13話で真人と戦うシーンが見られます。
どちらの話も迫力のあるバトルシーンなので、気になる方は見てみてください。
また、漫画では3、4巻で七海と真人がバトルするシーンが見られます。
地下水路での戦いは3巻21話に、七海と虎杖が連携しながら真人を追い込む戦いは4巻28話~31話に収録されているので、ぜひチェックしてみてください!
黒閃の連続発生記録保持者の持ち主
七海は黒閃の連続発生記録保持者の持ち主で、4回という記録を残しています。
黒閃を経験いたことのある人としていない人では、呪力の核心との距離が天と地ほどの差があると言われています。
黒閃を何回も発生させたことがあるので、相当な実力者ではないでしょうか。
労働時間外の縛りを課して戦うスタイル
七海の戦い方は、「縛り」があるのが特徴的です。
七海が定めている時間(時間外労働)を越えると、呪力が増えていく戦い方になっています。
ちなみに、七海の縛りが分かる戦いは真人と地下水路で戦うシーンです。
「ここからは時間外労働です」と七海が言ってどんどん呪力が増えていっていましたね。
どれだけ労働がクソだと思っているのか分かる戦い方です…。残業がそれだけ嫌いなんですね。
また、縛りの他に時間外労働や、術式を説明し、開示することで術式を強くしています。
さまざまな呪力の強化を高める効果のあるものを使いながら戦うキャラなのが分かりますね。
七海建人(ナナミン)の術式は「十劃呪法(とおかくじゅほう)」
七海の術式は、対象物の長さを線分で見た時に7:3の比率の場所に、弱点を作り出す術式になります。
この比率は、対象物の全長だけでなく、例えば腕や足などの部位を指定することも可能です。
ちなみに、生き物に限らず、物にもこの術式が適用されるのが特徴です。
弱点を攻撃できれば、対象物に大きなダメージを与えられます。
また、七海よりも強い格上の敵にも弱点を的確に攻撃が当たれば、それなりのダメージも期待できます。
さらに、呪力が弱い格下の敵では、両断切断も可能です。
「瓦落瓦落」(がらがら)
建物を破壊させ、その建物に呪力を篭める拡張術式です。
この術式を使用することで、壊した建物のおかげで広い範囲にわたって攻撃できます。
しかし、建物を破壊させるため、素早く建物から退避しなければ自分も巻き込まれてしまう可能性のある拡張術式です。
過去に瓦落瓦落を使用し、地下水路を破壊させて真人にダメージを与えていました。
七海建人(ナナミン)がサングラスをつける理由は?
呪霊に目視していることがバレないように、サングラスをつけています。
ちなみに、アニメ11話で七海の素顔が見られますよ。
素顔が見たい方はチェックしてみてください!
七海建人(ナナミン)の過去・高専時代は?
七海は学生時代、虎杖や伏黒たちのように東京都立呪術高専学校で過ごしました。
高専時代からヘアースタイルが七三分けでしたが、現在と逆の分け目になっています。
七海は、高専時代に親友を亡くすなどの経験を負い、「呪術師はクソ」だと気づきます。
一体どんな過去があるのか一緒に見ていきましょう!
親友を亡くした壮絶な過去
七海は高専時代の同級生であり、親友だった灰原雄を亡くした過去があります。
灰原が死んでしまった理由は、七海と灰原が担当した任務にいた呪霊によるものでした。
高専時代で親友を亡くしてるなんて…
五條悟とは高専時代からの知り合い
五条は七海とは高専時代からの知り合いで、五条が1つ上の先輩です。
付き合いが長いためか、呪胎戴天後では五条が七海のことを
「信頼できる後輩呼んだから」
「会社勤めてただけあってしっかりしてんだよね」
と話すシーンがあり、彼の事を信用しているのがよく分かります。
しかし、七海は「私はこの人(五条)を信頼しているし信頼している。でも尊敬はしていません」と五条について話しています。
長い付き合いだからこそ、五条のことをよく知っているのかもしれません。
五条の術式や目隠ししている理由、性格などは別の記事で紹介しています。
ぜひ読んでみてください!
じゅじゅさんぽで、ナナミンが五条からからかわれてるシーンがあったね!
呪術師はクソと知ってサラリーマンの道へ
七海は高専時代に亡くした親友や、呪詛師へとなった夏油傑の姿を見て、「呪術師はクソ」だと考えるようになります。
そのため、高専卒業後は呪術師の道へは進まずに、証券会社へ入社しサラリーマンになる七海。
ある日、会社勤めに疲弊している中、通っていたパン屋の店員に低級呪霊が憑いていることに気づきます。
低級呪霊を祓うと、店員から感謝され自分のやりがいが「誰かに必要とされること」に気づき、再び呪術師の道へ戻ることに決めました。
五条から「脱サラ呪術師」ってイジられてたね!
七海建人(ナナミン)は渋谷事変死亡!悲しい最期
七海は、渋谷事変編で命を落としてしまいます。
特級呪霊の攻撃により、大きく負傷してしまったのが原因でしょう。
七海の最期に残した言葉が、素敵で呪術廻戦の名シーンの1つです。
渋谷事変の戦いで大きな傷を負う七海
七海は渋谷事変で、特級呪霊・陀艮との戦いで呪霊の領域内で攻撃を受け、漏瑚の術式により半身に火傷を負ってしまいます。
七海は怪我を負いながらも、渋谷駅地下へと進んでいきます。
地下に潜む低級呪霊を祓う中、特級呪霊・真人に遭遇する七海。
真人と対等に戦う力も残っておらず、真人の無為転変により死んでしまいます。
虎杖に向けて「あとは頼みます」と言葉を残す七海
七海は真人と遭遇した際、すぐ近くには虎杖がいました。
駆けつけた虎杖に、七海は呪いになってしまうと悩みながらも「あとは頼みます」と最期に言葉を残して命を落とします。
この言葉はいくつか解釈できます。
宿儺が大量虐殺した後も、呪術師として人を助け続けてほしいという気持ちから話したのかもしれません。
また、彼に「自分のできることをやりなさい」と前向きな気持ちにさせるために掛けた言葉だとも解釈できます。
灰原に言われた呪いの言葉?
死ぬ間際にはかつての親友・灰原の姿が七海には見えていました。
その時に七海が「逃げて 逃げたくせに やり甲斐なんて曖昧な理由で戻ってきて」と考えるシーンがあります。
つまり、灰原の死により呪術師から逃げたのに、再び呪術師の世界へ戻ってきたことを負い目に感じていた可能性があるのです。
灰原の死や逃げた自分が、呪いになっていたと考えられます。
灰原の死ぬきっかけとなった任務では、灰原と七海の2人の担当でした。
もしかしたらこの時に、灰原から「後は頼む」と似たような言葉を言われ、ずっと呪いになっていた考察もできますね。
七海が死亡する話は何巻で見られる?
七海が死亡する話が収録されているのは14巻です。
120話で七海が死んでしまうので、注意しながら読んで下さい。
まとめ
七海が、大人で頼りがいのある性格のキャラクターなのがよく分かりましたね!
いつも冷静なので頭脳派に見えますが、意外と体術が強く肉体派なところが彼の魅力だと感じます。
渋谷事変で死んでしまいましたが、七海の意思を受け継いだ虎杖の活躍に期待したいです。
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