『機動戦士ガンダム-水星の魔女-』は2022年10月から放送中のTVシリーズ最新作の作品です。
本記事では本編開始時から多くのファンたちから噂されてきた「エリクトとスレッタの別人説」や「エアリアルの正体が実はエリクト」である点について考察してみます。
本作品の人物相関図は「ガンダム水星の魔女(第1クール)の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。

エリクト・サマヤとは

出典:あにこ便
エリクトはエルノラとナディムの間から生まれた女の子で、本作品のプロローグでは主人公の立ち位置に置かれたキャラクターです。
エリクトのプロフィール | 4歳の誕生日に母親と水星へ逃亡
出身地 | フォールクヴァング |
家族 | (母)エルノラ(プロスペラ) (父)ナディム |
年齢 | 4歳(プロローグ) |
愛称 | エリィ |
エリクトは母親(エルノラ)と父親(ナディム)と一緒にヴァナディース機関で平穏に暮らしてきました。
しかし、そのような幸せな家庭生活も長くは続かず、4歳の誕生日を迎えた日にデリングが指揮するドミニクス隊からの襲撃に遭ったため、父親やカルドと離れ離れにされながら母親と一緒に水星へと逃げ延びました。
エリクトの声は声優「市ノ瀬加那さん」が担当

出典:アニメイトタイムズ
エリクトの声を担当している声優さんは「シグマ・セブン」に所属している市ノ瀬加那さんです。
市ノ瀬さんは「第6回シグマ・セブン声優オーデション2015」に合格され、2016年に放送されたTVアニメ『アイカツスターズ!』の生徒役で声優デビューされました。
そして2018年1月に放送された『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のイチゴ役で初レギュラーを獲得されました。
市ノ瀬加那さんの代表作(キャラクター)は、以下のとおりです。
- 『ひげひろ』荻原沙優役
- 『聖女の魔力は万能です』アイラ(御園愛良)役
- 『境界戦機』紫々部シオン役
- 『あやかしトライアングル』花奏すず役
エリクトとスレッタの別人説が確定した理由とは

出典:あにこ便
第6話でエリクトとスレッタの別人説がついに確定されましたが、その理由を紹介していきます。
エリクトとスレッタの年齢が一致していない
エリクトとスレッタの別人説が確定した要素として、この2人の年齢が一致していないことが挙げられます。
第6話の冒頭でベルメリアが自分の先輩であるプロスペラ(エルノラ)に対して「今さら21年前の復讐なんて!」と否定する場面がありました。
この時に出た”21年前”とはプロローグの時代で起きた「フォールクヴァング襲撃」の事件であることは、ほぼ間違いないはずです。
しかし、プロローグで起きた「フォールクヴァング襲撃」が21年前の事件とした場合、本編でのスレッタの年齢に大きなズレが生じます。
プロローグでエリクトが4歳の誕生日を迎えました。
そのため、エリクトとスレッタが同一人物だった場合、スレッタは25歳に成長しているはずです。
しかし実際にはスレッタは17歳として第1話でアスティカシア学園へ編入してきたのです。
学校へ行くために実年齢を偽って編入したという案も考えられますが…
スレッタの外見や身長を見る限り、20代というには無理があり過ぎですよね。
このような年齢の不一致が別人説の最も大きな理由と言えます。
スレッタはエリクトのクローンである可能性が高い
スレッタが本当にエリクトとは別人である場合、その正体は「エリクトの生体データから作られたクローン」である可能性が高いです。
このような別人説は放送開始された時期から多くの視聴者たちから考察されてきましたが、その説が決定的となったのが第6話でのエラン戦ですよね。
エランが早くもペイル社で作られたクローンであることが判明しています。
さらに決闘後にエランの前に現れた人型の1人がエリクトと同じだった上、母親(エルノラ)もクローンを作ることに対して何の抵抗感もない様子でした。
第6話の冒頭でもエランを管理してきたベルメリアに対して「何人目かしら?」とまで平然と聞いてくる始末でしたからね…。
あのような様子を見せられてしまうと、エルノラも水星での生活の中で娘(エリクト)のクローンを作っていたとしても不思議ではありません。
クローンとは異なるスレッタの本当の正体とは
先の項目ではスレッタがエリクトのクローンである理由について解説しましたが、その一方で「クローンとはまた別の存在」という考察もできます。
スレッタの本当の正体については「【ガンダム水星の魔女】スレッタの正体は姉妹やクローンではない理由 | 呪いから解放される方法も考察」の記事をご覧ください。

エアリアルの正体がエリクトとされた理由とは

出典:あにこ便
ここではエアリアルの正体および思考がエリクトのものである説に迫ります。
コメント
こんにちわ
エリクトの4歳までの記憶と人格はルブリスにとりこまれ 残された記憶喪失状態のエリクトにスレッタと名付けて育てたんやとおもう スレッタはエリクトと同一の肉体であるとおもう 年齢のズレは 水星の付近に住んでいたから 太陽から距離による時間のズレで 水星の時間は地球から見るとゆっくりであることからうまれたものかもしれない
今更感があるのですが、エアリアル(AERIAL)のスペルの中に、エリクトの呼び名のエリー(ERI)が入ってるんですよね
(エリクトの誕生日を祝うケーキに書かれていたのがERIでした)
頭のAと後ろのALは何を表すのかわかりませんが、やはりエアリアルはエリクトなのではと、私も思います。