『機動戦士ガンダム-水星の魔女-』はTVシリーズ最新作の作品として、2022年10月から第1クールが、そして2023年4月から6月にかけて第2クールが放送されました。
本記事ではエリクト(エアリアル)の正体や死亡時期(年齢)、死因に加えて「スレッタとの別人説」について解説。
さらに、最終話でスレッタと共に迎えた結末に迫ります。
本作品の人物相関図は「ガンダム水星の魔女(第1クール)の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。

エリクト・サマヤとは

出典:あにこ便
エリクトはエルノラとナディムの間から生まれた女の子で、本作品のプロローグでは主人公の立ち位置に置かれたキャラクターです。
エリクトのプロフィール | 4歳の誕生日に母親と水星へ逃亡
出身地 | フォールクヴァング |
家族 | (母)エルノラ(プロスペラ) (父)ナディム |
年齢 | 4歳(プロローグ)→8歳(本編) |
愛称 | エリィ |
搭乗機体(MS) | ガンダムルブリス ガンダムエアリアル |
エリクトは母親(エルノラ)と父親(ナディム)と一緒にヴァナディース機関で平穏に暮らしてきました。
しかし、そのような幸せな家庭生活も長くは続かず、4歳の誕生日を迎えた日にデリングが指揮するドミニクス隊からの襲撃に遭ったため、父親やカルドと離れ離れにされながら母親と一緒に水星へと逃げ延びました。
エリクトも母親(プロスペラ)に利用される立ち位置に変化
第18話で自らの正体を明かした上で自分たちからスレッタを引き離したエリクトですが、以降はプロスペラがエアリアルに搭乗する形で地球への襲撃などに協力させられます。
さらに第21話でクワイエット・ゼロの内部に配置された後は、プロスペラからの指示通りに自身のパーメットと同調する形で広範囲な「ガンドビットジャック」を展開しながら議会連合のMS(モビルスーツ)部隊を殲滅しました。
これまではスレッタばかりが「プロスペラにとっての道具」とされてきた印象でしたが…
エアリアルとして完全に自分の意思だけで動けるようになってからはスレッタに代わり、エリクトがプロスペラの道具として使われ始めてしまっています。
プロスペラの正体や目的については「【ガンダム水星の魔女】プロスペラの正体は母親 | 仮面の理由・復讐以外の目的を考察」の記事をご覧ください。

エリクトの声は声優「市ノ瀬加那さん」が担当

出典:アニメイトタイムズ
エリクトの声を担当している声優さんは「シグマ・セブン」に所属している市ノ瀬加那さんです。
市ノ瀬さんは「第6回シグマ・セブン声優オーデション2015」に合格され、2016年に放送されたTVアニメ『アイカツスターズ!』の生徒役で声優デビューされました。
そして2018年1月に放送された『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のイチゴ役で初レギュラーを獲得されました。
市ノ瀬加那さんの代表作(キャラクター)は、以下のとおりです。
- 『ひげひろ』荻原沙優役
- 『聖女の魔力は万能です』アイラ(御園愛良)役
- 『境界戦機』紫々部シオン役
- 『あやかしトライアングル』花奏すず役
エリクトの肉体が死亡した時期(年齢)と死因 | スレッタとの別人説が確定

出典:アニメつぶやき速報!!
「エリクトの肉体は既に死亡していたこと」が第18話で正式に明かされました。
それによって、スレッタとエリクトの“別人説”も確定しました。
ここではエリクトの死因や死亡した時期(年齢)について解説していきます。
エリクトの肉体は8歳で死亡していた
21年前(プロローグ)に起きたヴァナディース事変から母親(エルノラ)と共に逃げ延びたエリクトですが、その4年後(8歳の時期)に「肉体の方が死亡したこと」が判明しました。
第18話でルブリスのコクピット内で意識を失ったエリクトを悲しむ母親(エルノラ)の姿もあります。
スレッタに対して自身の正体を明かした時にも“17年前”とも告げており、少なくとも8歳までは何とか生き延びてきたことになります。
しかし、逃げ延びた先の水星で蔓延していた“荷電粒子”を始めとした「宇宙での過酷すぎる環境」に肉体の方が耐えきれず、まだ幼い年齢で死亡していたわけです。
エルノラ(プロスペラ)の手でエアリアルに取り込まれた理由
エリクトの遺伝子情報をエルノラ(プロスペラ)の手でエアリアルの機体に取り込まれた理由とは「エリクトを肉体も残した形で救うことが不可能」な段階にまで進行してしまったためです。
エアリアルの中で“データ状”にしてパーメットに保存しておけば「エリクトの意思や記憶」は生き続けていくことが可能となります。
ガンダムという機体に取り込まれたため、生身の人間だった頃と違って言葉を直接話すことができません。
それでもスレッタのことを常に気にかけてきたため、決闘や戦闘で窮地に遭った時には、自身のパーメットスコアを発動させることで救ってきてくれました。
コメント
こんにちわ
エリクトの4歳までの記憶と人格はルブリスにとりこまれ 残された記憶喪失状態のエリクトにスレッタと名付けて育てたんやとおもう スレッタはエリクトと同一の肉体であるとおもう 年齢のズレは 水星の付近に住んでいたから 太陽から距離による時間のズレで 水星の時間は地球から見るとゆっくりであることからうまれたものかもしれない
今更感があるのですが、エアリアル(AERIAL)のスペルの中に、エリクトの呼び名のエリー(ERI)が入ってるんですよね
(エリクトの誕生日を祝うケーキに書かれていたのがERIでした)
頭のAと後ろのALは何を表すのかわかりませんが、やはりエアリアルはエリクトなのではと、私も思います。