『機動戦士ガンダム-水星の魔女-』は2022年10月から放送中のTVシリーズ最新作の作品です。
本記事ではスレッタの姉妹やクローン説とは異なる“本当の正体”や「呪いから解放されるための方法」について考察していきます。
本作品の人物相関図は「ガンダム水星の魔女(第1クール)の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。

スレッタ・マーキュリーとは

出典:あにこ便
スレッタは本編の主人公として登場した女の子です。
太い眉毛や褐色の肌が特徴的で、ファンや視聴者たちから「水星たぬき」や「タヌキちゃん」という愛称で大人気キャラへと昇格しました。
スレッタのプロフィール | 水星からアスティカシア学園へ編入
学籍番号 | LP041 |
学科・学年 | パイロット科2年 |
年齢 | 17歳 |
出身地 | 水星 |
搭乗機体(MS) | ガンダムエアリアル デミトレーナー(第4話) エアリアル(改修型) キャリバーン(第2クールの結末) |
スレッタはガンダムエアリアルと共に水星からアスティカシア学園へと編入してきました。
水星では同世代の子供たちと接する機会が少なかった影響もあり、人と話すだけでも吃る癖や挙動不審になりやすいですが操縦の腕前は一流で、第1話の時点で学園一の強さとなる“ホルダー”の座に君臨します。
ただ、世間知らずな一面もあり“ミオリネの花婿“とされたり母親(プロスペラ)の目的を果たすための道具として使われてしまうなど、周囲のキャラクターたちに振り回されやすい主人公でもあります。
プロスペラの正体や目的については「【ガンダム水星の魔女】プロスペラの正体は母親 | 仮面の理由・復讐以外の目的を考察」の記事をご覧ください。

ミオリネやエリクトの優しさがスレッタを苦しめる
これまでも母親から言われた「逃げたら1つ、進めば2つ手に入る」という言葉を励みに頑張ってきたスレッタですが、プラントクエタ襲撃事件での戦闘から完全に“プロスペラの操り人形”とされ始めています。
さらに追い討ちをかけるかのように、第17話でのグエル戦(三度目の決闘)では“仕組まれた敗北”によりエアリアルを失った上、その敗北を仕込んでいたミオリネやプロスペラ、さらにエリクトからも決別されてしまったのです。
実際にはミオリネもエリクト(エアリアル)も、スレッタを自分たちの目的や戦争から引き離す形で「スレッタの幸せや平穏な生活」を願っての行動だったに過ぎません。
しかし、ミオリネたちが自身の本心や目的までをハッキリ伝えないまま実行したことが大きな問題です。
総裁選や目的(クワイエット・ゼロ)のことを全く聞かされてこなかった影響もあり、ミオリネたちの優しさが逆にスレッタを苦しめる結果を作り上げてしまいました。
クワイエットゼロの詳細や目的・起こりうる結果については「【ガンダム水星の魔女】クワイエットゼロの目的と結果 | エアリアルがトリガーとされる理由」の記事をご覧ください。

スレッタの声は声優「市ノ瀬加那さん」が担当

出典:アニメイトタイムズ
エリクトと同じく、スレッタの声も「シグマ・セブン」に所属している市ノ瀬加那さんが担当されています。
市ノ瀬さんは「第6回シグマ・セブン声優オーデション2015」に合格され、2016年に放送されたTVアニメ『アイカツスターズ!』の生徒役で声優デビューされました。
そして2018年1月に放送された『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のイチゴ役で初レギュラーを獲得されました。
市ノ瀬加那さんの代表作(キャラクター)は、以下のとおりです。
- 『ひげひろ』荻原沙優役
- 『聖女の魔力は万能です』アイラ(御園愛良)役
- 『境界戦機』紫々部シオン役
- 『あやかしトライアングル』花奏すず役
スレッタの正体はエリクトのクローン体 | リプリチャイルドとは

出典:アニメつぶやき速報!!
スレッタの正体が「エリクトのクローン体」であることが、第18話で正式に明かされました。
そのため、スレッタとエリクトの“別人説”においては、殆どのファンや視聴者たちの予想通りという結果となりました。
しかし、この場面で「リプリチャイルド」を始め「ガウンの子」「13人」など、また新たな専門用語も複数にわたって語られたため、今度はその辺における考察もしてみたいと思います。
スレッタがエリクトのクローンとして生み出された理由
スレッタはエリクトの遺伝子情報から作って生み出された“クローン体”となります。
21年前のヴァナディース事変では母親(エルノラ)やガンダムルブリスと共に水星へ逃げ延びたエリクトでしたが、4年後(17年前)にエリクト自身の実体が生命を保てなくなり、エアリアルの機体内(データストーム)に搭載する必要がありました。
そのような方法でエリクトの生命を維持できたものの、今度はそのエリクト(エアリアル)を動かせる“搭乗者の必要性”が生じてしまい、その結果「エリクト(エアリアル)を動かせる存在」としてスレッタを始めとした“リプリチャイルド”が作られたわけです。
つまり、スレッタが作られた時代が本編から17年前(A.S.105)に生まれたため、本編でのスレッタの実年齢が“17歳”であることに偽りもなかったことになりますね。
コメント
クローンが確定なので削除した方がいいですね