『機動戦士ガンダム-水星の魔女-』は2022年10月から放送中のTVシリーズ最新作の作品です。
本記事ではシャディクの強さや能力、ニカやミオリネとの関係性を紹介。
また、目的や黒幕説、さらに新機体について考察してみます。
本作品の人物相関図は「ガンダム水星の魔女(第1クール)の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。

シャディク・ゼネリとは

出典:あにこ便
シャディクはグラスレー社のCEOサリウスの養子であり、次世代の幹部候補でもあります。
また、グエルやエランと同じ決闘部に所属しており、彼らにも退けを取らない強さを誇りますが、シャディクの場合は”ホルダー”の地位には興味なく、基本的には”挑まれた決闘”でしか戦いません。
シャディクのプロフィール | 孤児として生きる中でサリウスから拾われた
学科・学年 | パイロット科3年 |
宿泊する寮 | ブリオン寮 |
搭乗機体(MS) | ミカエリス |
シャディクは孤児として施設生活を送る中でサリウスから拾われ、アスティカシア学園へ入学しました。
その見た目で一見はチャラそうなイメージが強いですが、学園生活と会社での仕事を上手く両立しながら数々の実績を上げています。
また、その優秀さはミオリネからも認められています。
シャディクの声は声優「古川慎さん」が担当

出典:アニメイトタイムズ
シャディクの声を担当している声優さんは「トイズファクトリー」に所属している古川慎さんです。
『鉄血のオルフェンズ』のビトー役やザック役も担当された経歴もあり、ガンダム作品とはとても縁の深い声優さんです。
また、声優を志したキッカケも『ガンダムW』の主人公ヒイロ役を担当された緑川光さんの声に憧れたためとされています。
専門学校へ通い始め、2011年のWebアニメ『武装中学生』の吉野サトシ役で声優デビューを果たされました。
古川慎さんの代表作(キャラクター)は、以下のとおりです。
- 『転スラ』ベニマル役
- 『憂国のモリアーティ』シャーロック・ホームズ役
- 『虚構推理』室井昌幸役
- 『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』オタクヒーロー役
シャディクの強さと能力 | その本質は異才な頭脳

出典:あにこ便
ここでは本編でシャディクが見せてきた強さや能力の“本質”について迫ります。
第9話での集団戦闘ではミカエリスで驚異的な強さを見せましたが、シャディクの強さの本質とは努力によって得た「異才な頭脳」にあると思います。
頭脳を活かしての交渉や経営能力が優秀
シャディクの優秀さで真っ先に挙げられるのが、やはり「交渉や経営・分析能力」でしょう。
第7話でのパーティー会場で会ったミオリネの優秀さを褒めていましたが、実際にはシャディクの方が優秀かつ高い結果や功績を残しています。
まだ本編開始の時点では地球への逃亡ばかり考えていたミオリネに対し、シャディクの方はこの時点で難関な契約を取っていた上、プロスペラへの審問会の席でも父親(サリウス)の隣で颯爽と“エアリアルの分析”などをテキパキ進めていました。
また、ミオリネが魔女裁判にかけられたスレッタを救うために切り出した「株式会社ガンダムの設立」におけるプレゼンを聞きながら「ミオリネに足りないもの(権力や存在感)」を速攻で見抜いていたのです。
スレッタの本当の正体については「【ガンダム水星の魔女】スレッタの正体は姉妹やクローンではない理由 | 呪いから解放される方法も考察」の記事をご覧ください。

シャディク隊への的確な指示と人選能力

出典:あにこ便
第9話での集団戦闘により、本編ではミカエリスに搭乗しての”初の戦闘シーン”を見せてくれたシャディクですが、ここで注目すべきなのはシャディク隊の女生徒パイロットたちでしょう。
シャディク隊の全員がパイロット科で上位の成績をもつ強者たちであり、実戦慣れした高い戦闘能力や連携能力でスレッタ側のザウォート達を瞬殺してしまいますが、このような連携や戦果にもまた「シャディクが駆使した人選や指導力」が活かされていたと思います。
また、シャディクは学園内でも屈指のモテ男であり、自分に寄ってくる女生徒たちも単に容姿の可愛さだけでなく、1人1人の強さや能力を熟知した上で決闘メンバーとして出戦させたはずです。
その中でもシャディクの右腕として補佐役まで務めるサビーナの能力は特にズバ抜けており、ミオリネへの新たな契約の申し出に同行させる程に強く信頼されています。
ミオリネをも出し抜く先読みと行動力
シャディクの特筆すべき能力として「ミオリネをも出し抜く“先読み”と“行動力”」も見逃せません。
ニカやチュチュ達アーシアンの協力も得た上で株式会社ガンダムの経営を本格的に始めようとした矢先で「突然の校則変更」により、ミオリネさえも予測不可能な妨害を実行していました。
そうした上でミオリネ社長へ“自分にもプラスとなる内容の取引”まで持ち込んだわけです。
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