『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』は宇宙世紀を舞台とした新たなシリーズ作品として月刊ガンダムエースで連載されていた小説作品です。
原作の完結後には、OVAとTVシリーズでアニメ化も果たしました。
本記事では、主人公バナージが強化人間ではないことを始め、ユニコーン本編の最後まで死亡しなかった理由を紹介していきます。
さらに『ガンダムUC』最終話より後の人生や、公式から続編アニメとして発表された『ガンダムUC2(仮)』の中でバナージが搭乗する機体などについても考察していきます。
本作品の人物相関図は「機動戦士ガンダムUCの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。

バナージ・リンクスとは

出典:テレビアニメ「機動戦士ガンダムUC RE:0096」公式サイト
バナージはニュータイプの少年ですが、ストーリー序盤までは工業コロニーのインダストリアル7にある、アナハイム工業専門学校に通う学生でした。
しかし“オードリー”と名乗る少女(正体はミネバ)との運命的な出会いを果たしたことで、ラプラスの箱を巡る戦争(ラプラス事変)へと巻き込まれていきました。
バナージ・リンクスのプロフィール
生年月日 | U.C.0080 |
年齢 | 16歳(ガンダムUC)→17歳(ガンダムNT) |
出身 | サイド1(エデン) |
家族構成 | 曾祖父(サイアム・ビスト) 父親(カーディアス・ビスト) 母親(アンナ・リンクス) |
所属 | 民間人→ネェル・アーガマ→ミネバ一派 |
搭乗機体(MS) | ユニコーンガンダム フルアーマー・ユニコーン シルヴァ・バレト・サプレッサー |
バナージはカーディアスと愛人(アンナ)の間から生まれてきました。
本編でユニコーンに乗るまではパイロット経験はなかったものの、幼少期に父親から受けさせられた特殊訓練により、操縦における能力は見出されていたようです。
しかし、そんなカーディアスのやり方を快く思わないアンナに連れられる形でビスト家から遠ざけられ、戦争やMS(モビルスーツ)の操縦とは無縁な人生を送っていました。
ただ、バナージを育ててくれたアンナも10年前に病死したため、カーディアスから素性も明かされぬまま招待される形でアナハイムの専門学校に入ったのです。
バナージ・リンクスの性格 | アムロと似た一途なタイプ
バナージは一途で真っ直ぐな性格です。
そのため、自分が信じられると感じた者に対しては連邦やジオンなどの組織関係に捕らわれずに信頼する潔さをもちます。
反対に、フロンタルやアンジェロのような「敵」と判断した者に対しては容赦なく倒しにかかります。
この辺はファーストガンダム(一年戦争)の主人公アムロと共通している点でもありますが、その一途さや潔さが時には災いをもたらすこともありました。
OVA版の3話や4話が良い例であり、3話でのフロンタル戦で大気圏に入ってしまう中、彼からの制止や忠告も聞かぬまま撃墜しようとした結果、自分に良くしてくれたギルボアをバナージ自身の手で殺してしまったのです。
さらに4話でもジンネマンを信頼し過ぎたせいで、作戦開始と同時にダカールの街が焼かれた上、大勢の死者まで出てしまう惨事に対しては強いショックを受けていました。
このダカール侵攻においてはバナージの責任ではなかったものの、本人にとっては信頼してきた者(ジンネマン)から裏切られたという強い絶望感を受けてしまったのです。
もしも、これらの状況をシャアが間近で見ていた場合には「若さ故の過ち」と言われていたでしょうね…。
バナージ・リンクスの声は声優「内山昂輝さん」が担当

出典:アニメイトタイムズ
バナージの声を担当している声優は「劇団ひまわり」に所属している内山昂輝さんです。
内山さんは幼少期から子役としてテレビドラマの出演だけでなく、海外映画でも少年役の吹替えを行ってきました。
内山昂輝さんの代表作(キャラクター)は、以下のとおりです。
- 『キングダムハーツ』ロクサス役
- 『マクロスΔ』メッサー役
- 『僕のヒーローアカデミア』死柄木弔役
- 『すばらしきこの世界 The Animation』ネク役
バナージ・リンクスは強化人間でないことが原作小説で判明
「バナージは実は強化人間なのでは?」という疑問を持たれた人達も多かったそうです。
しかし「バナージは強化人間ではない」という事実が原作小説の中で判明しています。
原作での薬物検査で強化人間でないことが判明
原作小説ではバナージ達がネェル・アーガマに搭乗した時、強化人間としての処置が施されていないかを確認するための「薬物検査」を行われる場面がありました。
この検査結果で「シロ」と出たため、比較的早い時期にバナージが強化人間ではないことが判明したわけですね。
バナージ・リンクスの強化人間説が出た理由とは
バナージの強化人間説が出てしまった理由や原因として「幼少期の訓練シーン」が挙げられます。
アニメ版ではバナージが頭部に特殊な器具を装着しながら訓練させられている場面がハッキリと描かれており、視聴者からは「強化人間としての訓練だったのでは?」と感じた人も多かったようです。
さらに原作小説の中でもカーディアスがバナージの才能を見抜いたことにより「特殊な訓練を積ませていた」という文章もありました。
コメント
すみません。
ガンダムUCの続編がでる根拠は何でしょうか?
確かに閃ハサの公開に合わせて、ユニコーンが封印されている画像は出ていますが。
それが続編が出るトリガーになりますか?
バナージが亡くならなかったのは、逆シャアでアムロとシャアがなくなっていないような終わり方だったからではないでしょうか?
唯一宇宙世紀のガンダムの主人公で亡くなったとされたのは閃ハサのハサウェイのみです。
そもそも処刑されたのが本当にハサウェイかはわかりませんが。
私は宇宙世紀はまだ続くという意味で、主人公は亡くならないようにしてあると思っています。
あとタイトルが何故、UC2としてファンが語っているかわかりますか?
ガンダムのタイトルは非常にデリケートです。
完成型のユニコーンがあるからその機体の名前が入れば良いとか軽く語られるのやめてもらえますか?
本当に今ままでのガンダムを見て書いていますか?
あなたの記事は、そこら辺の情報を集めて中身がない記事としか思えません。
ガンダム知らないなら、考察記事は作らないでほしいです。
ムーンガンダムも見ますが、こちらはきちんと短い尺ですが、アニメを見て書いていますよね?
後でコメントさせていただきます。
では失礼します。
後バナージが死亡しなかった理由ではなく、ユニコーンと完全同化しなかった理由ですよね。
ナラティブ見ているならユニコーン3号機のフェネクスにリタが同化しているのを知っていますよね?
あの状態が死亡したと言えますか?
死亡の意味をきちんと調べて記事を書いて下さい。
特にユニコーンは結末がわかっているので良い加減なことを検索されるために書かれますとファンから反感をかいますよ。
気になったので連投すみませんでした。
ガンダムを語る者 様
コメントいただき、ありがとうございます。
不快な思いをさせてしまい、すみません。
『ガンダムUC2(仮)』も2018年4月に開かれた新作発表会で『ガンダムNT』制作や『閃光のハサウェイ』アニメ化と同時に公式側から発表されたことや他の宇宙世紀シリーズ作品と違って「2」という仮タイトルがつけられている以上は、続編として制作される可能性が高いと踏んで、私なりに考察してみました。
確かに安易な考察内容な面もあるかもしれませんが、ユニコーン本編では戦争を終結と同時にインダストリア7や多くの人命を守ることに成功しただけであり、根本的な解決まではされていなかった印象もありました。
その上『ガンダムNT』の時代でも、ユニコーンとバンシィもまだ完全な封印にまで至れていないために『ガンダムUC2(仮)』で、バナージたちがそれらの課題に向き合いながら解決させるために動いていきそうに感じています。
本ブログではガンダムシリーズ以外にも多くのアニメ作品の記事を制作しているため、また拝見いただけると幸いです。
早速ありがとうございます。
バンシィが封印されていないという根拠はどこにありますか?
ユニコーンの続編は既にナラティブが出ていると思います。
なのに、続編というのはおかしくないでしょうか?
バナージはナラティブの最後で、飛んでいくフェネクスを見て、「いつか」と呟いています。
フェネクスをないがしろにして、どうやって続きを作るのでしょうか?
ラプラスの箱が開かれても、まだ戦争による犠牲者はいると語ったのがナラティブではないのでしょうか?
どうしてユニコーンとバンシィを封印する必要があるのでしょうか?
ユニコーンとバンシィを封印するとして、フェネクスはどうなるのでしょうか?
どうしてユニコーンを封印するのに、最終型が出るのでしょうか?
全てが矛盾しています。
既に、ナラティブの後に閃ハサ、ムーンガンダムが出ているのに憶測で語るのはやめてほしいです。
何故今頃、このような考察記事が出ているのかわからないのですが、私から見ると考察ではなく感想です。
きちんとした回答が頂けなかったので残念です。貴女の回答は根拠のない、感想を入れた回答です。