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【葬送のフリーレン】全知のシュラハトの能力と正体 | 南の勇者と共に迎えた最期(死亡)

葬送のフリーレン

『葬送のフリーレン』は2020年から、山田鐘人先生(原作)とアベツカサ先生(作画担当)のコンビによって週刊少年サンデーで大人気連載中の漫画作品です。
2021年漫画大賞など、多くの賞も受賞されており「泣けるファンタジー作品」とまで呼ばれ、大きな話題となりました。

2023年9月末での金曜ロードショー枠を皮切りにテレビアニメ1期が放送開始され「一級魔法試験編」までが2024年3月まで放送されました。

本記事では全知のシュラハトの地位や能力、南の勇者と共に迎えた最期(死亡)について解説。
また、本編や回想シーンではイマイチ明かされずに終わった「シュラハトの正体」にも迫ります。

本作品の人物相関図は「葬送のフリーレンの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。

 

葬送のフリーレンの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説
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全知のシュラハトとは

【葬送のフリーレン】全知のシュラハトの能力と正体 | 南の勇者と共に迎えた最期(死亡)

(葬送のフリーレン第7巻 山田鐘人・アベツカサ/少年サンデーコミックス)

全知のシュラハト魔王の腹心を務めていた大魔族であると同時に魔王直属の幹部「七崩賢」を束ねていた程の人物ですが、本編の時代では既に故人となっています。

“全身を覆う黒装束”“口周りを覆うマスク”が特徴的です。

 

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全知のシュラハトの地位 | 魔王の腹心で七崩賢も束ねていた

シュラハトは”魔王の腹心”を務めていた上、魔王直属の幹部「七崩賢」までも束ねていました。
そのような立ち位置から、実質的に魔王軍の中でも「魔王に次ぐNo.2という地位にいたと考えられます。

 

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シュラハトと七崩賢は主従関係よりも仲間として繋がっていた?

七崩賢を束ねていたシュラハトですが、その七崩賢とは完全な主従関係ではなく、自分たちの絶大な強さや能力における信頼関係での「仲間関係」として繋がっていたのではないでしょうか?

実際、原作89話の回想シーンで七崩賢最強の座にいる”黄金郷のマハト”との会話シーンが描かれていましたが、自身が束ねるマハトからもタメ口で話されていました。
アウラやグラオザームたち他の七崩賢ともタメ口で話していたのかまでは確信できませんが、そのように会話をしていたのもお互いの実力を認め合った上での強い信頼関係」によるものかもしれません。

仮にシュラハトが七崩賢から内心で嫌われていたのなら南の勇者との戦いにおいて集合をかけた時も勢揃いせず、誰かしらは適当に誤魔化すようにサボって来なかった者(特にアウラ辺り)も数人はいたはずですからね…。

アウラの魔法や死亡、直属の部下たちについては『【葬送のフリーレン】断頭台のアウラの魔法・死亡と敗因 | かわいい魅力と部下たち』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

【葬送のフリーレン】断頭台のアウラの魔法・死亡と敗因 | かわいい魅力と部下たち
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黄金郷のマハトの強さや魔法、デンケン達との過去や最期は『【葬送のフリーレン】黄金郷のマハトの魔法と最期 | デンケン達との長い過去』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

【葬送のフリーレン】黄金郷のマハトの魔法と最期 | デンケン達との長い過去
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全知のシュラハトの強さ | 南の勇者を上回る未来視の能力とは

【葬送のフリーレン】全知のシュラハトの能力と正体 | 南の勇者と共に迎えた最期(死亡)

(葬送のフリーレン第10巻 山田鐘人・アベツカサ/少年サンデーコミックス)

本編の時代では既に故人となっている全知のシュラハトですか、そんな彼の強さや能力もフリーレン達の回想シーンで垣間見えています。

 

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シュラハトの未来視の能力は南の勇者をも上回る?

シュラハトにも南の勇者と同じく未来視の能力”がありますが、シュラハトの場合は「千年も先の未来を見ることが可能」でした。

南の勇者にも「1年後の未来まで視る能力」がありましたが…
同じ未来視の能力でも1年先と千年先では桁が違いますからね。
シュラハトは自身の部下である七崩賢を全員(アウラマハトも含む)集結させた上で南の勇者に挑んでおり、人数的においてはシュラハトたち魔族側の方が圧倒的に有利だったはずです。
それでも結果的には3人もの七崩賢を倒されてしまいましたが、生き延びた他の七崩賢たちはシュラハトがもつ未来視の能力で救われていたかもしれません。

南の勇者が人類最強である理由、過去や最期(死亡)については『【葬送のフリーレン】南の勇者こそ人類最強の理由 | 能力や人気・死亡と最期について』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

【葬送のフリーレン】南の勇者こそ人類最強の理由 | 能力や人気・死亡と最期について
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遠く離れた場所にいる者との会話も可能

南の勇者にはなく、シュラハトの方だけがもっていた特殊な能力こそが“会話”であり「遠く離れた位置にいる者との会話も可能」であったことも原作89話の回想シーンで判明しています。

さらに会話するだけでなく「会話した相手の一部の記憶を消し去ることまで可能であり、シュラハトはマハトと直接会って話す中、この2人の前にはいないフリーレンとも会話していた上に彼女の記憶まで消したことまで明かしていました。

しかし、シュラハト自身ができるのはあくまでも”会話まで”であり、記憶の消去においては七崩賢の1人であった「奇跡のグラオザーム」に指示して消させていたようです。
それでも「自身の能力(会話)を上手く活かしながら部下(グラオザーム)の能力も存分に活用できた点」もまた、シュラハトの大きな強みであったと考えられますね。

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クヴァールと違い「ゾルトラーク(人間を殺す魔法)」までは習得していなかった?

原作63話の回想シーンで描かれた”南の勇者との死闘の一部”により、シュラハトは物理攻撃や攻撃魔法なども絶大であったはずです。

しかし、シュラハトの場合はクヴァールが使えていた「ゾルトラーク(人間を殺す魔法)」までは習得していなかったと考えられます。
クヴァールのゾルトラークは「人間を殺せる貫通魔法」として非常に強力なものであり、その恐ろしさは原作5話で復活したクヴァールと戦ったフェルンとフリーレンも身をもって実感しています。

仮にシュラハトもクヴァールと同様にゾルトラークを自在に使いこなせていたなら、それを放つことで生きたまま南の勇者を倒して勝利を飾っていたはずですからね…。

クヴァールの強さや魔法、過去や名前の意味については『【葬送のフリーレン】クヴァールが株上がりした理由 | 強さと魔法・名前の意味・過去について』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

【葬送のフリーレン】クヴァールが株上がりした理由 | 強さと魔法・名前の意味・過去について
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全知のシュラハトの最期 | 南の勇者との相討ちで死亡した

【葬送のフリーレン】全知のシュラハトの能力と正体 | 南の勇者と共に迎えた最期(死亡)

(葬送のフリーレン第7巻 山田鐘人・アベツカサ/少年サンデーコミックス)

全知のシュラハトは南の勇者と繰り広げた激戦の末相討ちとなって死亡した最期」を迎えました。

ここでは未来視の能力をもちながらもシュラハト自身が”南の勇者との相討ち”や“自身の最期(死亡)”を選んだ理由や真相について迫ります。

 

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シュラハトは”自身の最期(死亡)の先の未来”をまで読み取っていた

千年も先の未来を視れるのであれば、南の勇者との戦闘を避けることでシュラハト自身も本編の時代まで生き延びられたはずです。
それでも敢えて”自身の最期(死亡)”までひっくるめた上で南の勇者との戦闘を選んだこと重要であり、シュラハトは南の勇者との戦いに対して「千年後の魔族のための戦い」と称していました。

つまり「自身が死亡した後の未来のため」であり、原作63話の中の時代のうちに自分の命を犠牲にしてでも南の勇者だけは討ち取っておく必要があったのです。

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シュラハトが見た”自分の死後の未来”とは

シュラハトが南の勇者との戦闘で話していた「千年後の魔族のための戦い」とは本編の時代を指していたかもしれません。

つまり、自分が犠牲となりながら南の勇者を討ち取る代わりに、残されたヒンメル一行の討伐マハトたち七崩賢または自分たちの主である魔王に託していた可能性もあります。
しかし、それはあくまでも魔王がまだ生存していた頃の時代であり、本編の時代では魔王そのものがフリーレン達により倒された後…
つまり、シュラハトは魔王亡き後の時代で生き延びたアウラマハトたちにフリーレン達を倒してもらうことで「魔族や魔物だけの世界」築き上げてほしかったのではないでしょうか?

さらにヒンメルハイターが天命をまっとうする形で他界した後も、ゼーリエが率いる一級魔法協会から彼らに匹敵する程の強大な人間たちが出てきた上に全ての魔族を滅ぼされてしまう未来までも危惧していたかもしれません。
(実際、試験をパスして一級魔法使いに昇格したデンケンの手でマハトを倒されましたからね)

しかし、シュラハトが実際にそこまで危惧した上で自分の命を犠牲にしたのも空しく、本編の時代で七崩賢までフリーレン一行の手で全滅させられた結果は皮肉としか言えませんね。

ゼーリエの強さや魔王を倒せない理由については『【葬送のフリーレン】大魔法使いゼーリエの正体や強さ | 最強でありながら魔王は倒せない?』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

【葬送のフリーレン】大魔法使いゼーリエの正体や強さ | 声優・最強でも魔王を倒せない理由
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デンケンの強さや魔法、妻やマハトとの過去は『【葬送のフリーレン】デンケンの年齢や魔法 | 妻やマハトとの過去』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

【葬送のフリーレン】デンケンの声優・年齢や魔法 | 妻やマハトとの過去
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全知のシュラハトの正体 | ソリテールの研究結果から見えた可能性とは

【葬送のフリーレン】全知のシュラハトの能力と正体 | 南の勇者と共に迎えた最期(死亡)

(葬送のフリーレン第10巻 山田鐘人・アベツカサ/少年サンデーコミックス)

最後は、シュラハトの正体について軽く考察してみます。

シュラハトの正体や出生における正式な答えは、本編で明かされぬまま自身が墓へともっていきましたが…
それでもソリテールが続けてきた研究結果から考察することは可能です。

 

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シュラハトも魔物から人型の魔族に進化した存在?

原作88話の過去編でソリテールが長年続けてきた研究結果として得られた真実をマハトに話す場面がありました。
ソリテールやマハトのような絶大な強さや能力をもつ大魔族も、元々は異なる種族や生き物から「人間を捕食したこと」により人型の体型を得られた「人喰いの化け物」であることが告げられています。

つまり、最終的には七崩賢を束ねる程の地位に上がりつめたシュラハトも元々は人型とは程遠い形の化け物(魔物)であり、自分がたまたま見つけた”人間の魔法使い”を倒して捕食したことによって「人型の大魔族」へと進化した可能性も考えられます。

ソリテールのかわいい魅力や強さ、研究の理由や結果については『ソリテールのかわいい魅力 | 魔力や強さはフリーレンよりも上?研究の理由や結果について』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

ソリテールのかわいい魅力 | 魔力や強さはフリーレンよりも上?研究の理由や結果について
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人型の魔族に進化した後も壮絶な過去を抱えてきた?

人型の魔族に進化できただけで”魔王の腹心”になれるほどの高い地位に就けるとも考えられず、人型かつ言葉や感情まで持てるようになれたからこその「苦悩や苦痛」も抱えされられてきたはずです。

それらの苦悩や苦痛を生きたままの状態で何とか乗り越えられてきたからこそ”全知のシュラハト”として、七崩賢をも束ねられる程の存在になれたのではないでしょうか?
その辺はマハトソリテール達も同じはずであり、シュラハトが辿ってきた過去や経験も読者たちの想像以上に壮絶なものだったはずです。

 

まとめ

今回は全知のシュラハトの地位や能力、南の勇者と共に迎えた最期(死亡)について解説しました。
熱心なファンである人ほど、シュラハトも本編の時代でフリーレン達と戦う場面も見たかったはずであり、正体の真相も強く気になっているはずです。

しかし回想シーンで垣間見える登場があったからこそ、読者に対しても”考察の予知”をもたせてくれているものと捉えるべきでしょう。
アニメ2期でマハト南の勇者と一緒に登場してくれる時期が今から待ち遠しいですよね。

本作品の全巻ネタバレの詳細は「【葬送のフリーレン】原作の全巻ネタバレ解説 | 謎や伏線回収なども考察」の記事を参照ください。

 

【葬送のフリーレン】原作の全巻ネタバレ解説 | 謎や伏線回収なども考察
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この記事を書いた人

アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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