『転生したらスライムだった件』に登場するスフィアは、白虎爪の異名を持つ虎の獣人です。
魔王カリオンの幹部「三獣士」の一人でもあります。
この記事では、スフィアの強さやスキルなどについて解説していきます。
白虎爪スフィアとは
スフィアは「白虎爪(ビャッコソウ)」の異名を持つ虎の獣人で、ユーラザニアの幹部「三獣士」の一人です。
スフィアは気性が荒く、喧嘩っ早い性格です。
テンペストを訪れた際には、挨拶と称して突然殴りかかろうとしました。
一方、気を許した相手にはだらしなくなります。
実際に、ユーラザニアの使者を交えた宴会では気が緩んで完全な虎の姿となり、お酒をがぶ飲みしていました。
魔王カリオンの忠実な部下でもあり、カリオンがミリムの配下になった後も忠誠を誓っています。
スフィアが忠誠を誓う元魔王カリオンの強さやスキルについては以下の記事で紹介しています。
スフィアのプロフィール
名前 | スフィア |
種族 | 虎の獣人 |
能力(スキル)、技術(アーツ) | 雷を操るスキル、「飛翔走」 |
スフィアの声優は「大地葉」さん
「大地葉」さんは、ヴィムスに所属する埼玉県出身の声優です。
高校3年生の頃、進路がなかなか決まらず焦っていた時期に、「アニメが好きだし声優を目指そう」と思い立ったことが声優になったきっかけだそうです。
代表作として、以下の作品が挙げられます。
- 『フルーツバスケット』草摩燈路
- 『ゼロから始める魔法の書』アルバス
- 『プリンセス・プリンシパル』ドロシー
スフィアの保有スキル
雷を操るスキル
スフィアは主に近接戦闘を得意とします。
作中ではシオンと一対一で戦った際、雷を纏った拳で攻撃していました。
このように、スフィアは物理攻撃に雷属性を付与するスキルを持ちます。
「飛翔走(ヒショウソウ)」
スフィアは技術(アーツ)の「飛翔走(ヒショウソウ)」を保有しています。
技術(アーツ)とは、一般的なスキルとは違い、度重なる鍛錬によって獲得した能力を指します。
スフィアの場合、この「飛翔走」を獲得したことで空を飛べるようになりました。
それにより、戦場で縦横無尽に駆け回れる機動力を獲得しました。
スフィアの強さ・能力|実力はユーラザニアでトップクラス
肉弾戦ではシオンと互角に渡り合う
暴風大妖渦(カリュブディス)騒動において、リムルは魔王カリオンに借りができたため、獣王国ユーラザニアと国交を結ぼうとしました。
『転スラ』アニメ2期の25話では、テンペストとユーラザニアが互いに使節団を送り合います。
このとき、テンペストを訪れた使節団の一人にスフィアがいました。
スフィアはわざとリムルたちを挑発。
その挑発に怒ったシオンと戦いました。
本気の殺し合いには発展しなかったものの、2人は激しく取っ組み合います。
スフィアは殴り合いでシオンと対等に戦っており、近接戦闘では力の強い鬼人族にも匹敵する実力者だと分かります。
ちなみに、スフィアがわざと相手を煽った理由は、テンペスト陣営に国交を結ぶ相手として相応しい実力者がいるかどうかを仲間に示そうとしたからです。
シオンの強さやスキルについては以下の記事で紹介しています。
スフィアがかわいい!性別は?結婚は?
転スラは誰がなんと言おうとスフィアちゃんが一番可愛かった pic.twitter.com/7CKfbqS7rq
— あっつー (@_attsuu2nd_) November 26, 2021
スフィアの可愛いシーンを紹介
スフィアのお酒を飲む姿がかわいい
漫画版の9巻では、使節団の一員としてスフィアがテンペストを訪れました。
シオンとの一騎打ちなどがありましたが、その後は仲良く宴会が行われます。
このとき、スフィアは気が緩んだことで虎の姿に変身し、お酒をぺろぺろと舐めながら飲んでいました。
猫のようにかわいいですね。
スフィアの仕草がかわいい
今週の転スラはスフィアが可愛かった pic.twitter.com/bXeCIB29JB
— 柴みん (@shibamin) August 24, 2021
アニメ版2期の44話では、スフィアのかわいい仕草が見られます。
ミッドレイとスフィアは停戦状態になりました。
ここで、ベニマルが駆け付けてきてミッドレイと対峙し、一触即発の事態になります。
ガビルはベニマルの前に立ち、「私たちはミッドレイとその配下に傷を治してもらった」と伝えました。
スフィアはガビルの言うことに同調し、目を瞑ってうんうんと頷きながらベニマルに剣を収めるよう懇願。普段は男勝りな言動が目立つスフィアも、ベニマルの説得時にはかわいい仕草を見せました。
スフィアの性別は女性
スフィアの性別は、見た目の通り女性です。
普段のスフィアの口調は一人称が「オレ」であったり、性格も男勝りなところがあったりと、「実は男なのでは」という説が囁かれていました。
ですが、アニメの描写では女性として描かれているため、性別は女性であることがわかります。
スフィアは結婚する?
『転スラ』では、ベニマルやヨウムのように結婚するキャラが登場します。スフィアと同じ三獣士の一人アルビスは、ベニマルと結婚しました。
スフィアの場合、作中で結婚についての話は今のところ出ていません。
2022年4月現在、書籍版『転スラ』は19巻まで販売されており物語は終盤に差し掛かっています。
もしかしたら、今後の展開次第では誰かと結婚するかもしれません。
三獣士の一人アルビスの強さやスキル、ベニマルとの関係性については以下の記事で紹介しています。
スフィアの登場シーン
王都生活編
王都生活編において、スフィアは使節団の一員としてテンペストを訪れました。
このとき、スフィアはわざとリムルたちを貶める発言をし、シオンと戦います。
その行動によって、ユーラザニア側の面々はテンペストが国交を結ぶのに相応しい相手だと感じ、テンペスト主催の歓迎会に参加しました。
スフィアはその歓迎会で出された蜂蜜酒を大変気に入り、蜂蜜酒に必要な果物を提供しようと提案します。
こうして、スフィアの一声がテンペストとユーラザニアの国交を結ぶきっかけになりました。
魔王誕生編
魔王誕生編では、テンペストとクレイマン軍が衝突していました。
援軍として向かったスフィアは最も強い相手の気配を感じ取り、ガビルたちのいる戦場へ急行。「竜を祀る民」ミッドレイと対峙します。
スフィアはガビルと共にミッドレイを相手取りますが、手も足も出ず終始主導権を握られていました。その後、戦況が変化して決着が付かないまま停戦となりました。
スフィアと共闘したガビルの強さやスキルについては以下の記事で紹介しています。
聖魔対立編
聖魔対立編では、ヒナタ率いる聖騎士団がテンペストに派遣されました。
そうして二度目の対決になったリムルとヒナタ。
ここで、人数合わせのためにスフィアとアルビスが聖騎士バッカス、フリッツと対決します。
スフィアとアルビスは相手を殺さないよう細心の注意を払いながら勝利しました。
領土掌握編
領土掌握編において、スフィアを含めたユーラザニアの国民はテンペストの仮設住宅にいました。
このとき、テンペストは西方諸国への宣伝も兼ねて開国祭を催します。
開国祭で行われる行事の1つに闘技場での武闘会があり、スフィアは闘技場の建設を手伝っていました。
王都騒乱編
王都騒乱編では、ヴェルダナーヴァに心酔するゼラヌスが300万の軍勢を率いて獣王国ユーラザニアに侵攻しました。
ゼラヌスはヴェルダナーヴァ復活を狙うミカエルの協力者であり、「滅界竜」イヴァラージェから生まれた存在です。
スフィアは王都騒乱編で飛獣騎士団の団長となり、ゼラヌスの軍勢と交戦しました。
ちなみに、三獣士フォビオは飛獣騎士団の副団長になりました。
フォビオの強さやスキルについては以下の記事で紹介しています。
まとめ
この記事では、スフィアの強さやスキルについて解説していきました。
スフィアは三獣士の一人であり、白虎爪と呼ばれる獣人です。
獣王国ユーラザニアの中でも高い実力を有し、特に肉弾戦では鬼人族のシオンに匹敵するほど。
スフィアの登場回数はそこまで多くないですが、その豪快な性格や立ち振る舞いが印象的で、魅力あふれるキャラです。
ぜひ、スフィアの活躍を本編で読んでみてください。
コメント
最近、見始めたのですが、もともと、獣人にあこがれていて、スフィアを見たときに、めっっっっっっちゃゃ!!!!かっこよくて、かわいいなと思いました。本気でこの世界にもこれみたいなのあったらな・・・